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歴史ある島

スノーケリングの練習をしたプールは、羽茂(はもち)という場所にある。
佐渡には歴史を感じさせるような、味のある地名が多い。
宿根木(しゅくねぎ)、新穂(にいぼ)、赤泊(あかどまり)、素浜(そばま)、椿尾(つばきお)、片野尾(かたのお)、静平(しずだいら)、両津湊(りょうつみなと)・・・・サマースクール中に訪れるだけでもざっとこんな感じ。

060815_042 また、佐渡を初めて訪れたときからずっと、毎年目にする度に「いいなぁ~」と感心するのが瓦屋根。町中であるなしにかかわらず、圧倒的に瓦屋根の建物が多い。家や蔵はもちろんのこと、納屋や海辺の掘っ立て小屋?と思われる建物にまで瓦が乗っているのだ。
それもほとんどすべて能登瓦と呼ばれる黒い瓦なので、重厚な雰囲気というか、とにかく美しい。屋根ひとつとってみても豊かな島であることがうかがわれる。北国の割には雪が少ないのも、瓦屋根が発達した理由のひとつのようだ。

佐渡は金山のおかげで江戸時代は天領であったため、他国よりも人々の暮らしは裕福であったという。天然の良港が多いために北前船の中継地点としても発展し、人や物品が交流し、民謡などの芸能も伝わった。有名な「佐渡おけさ」も九州地方がルーツだ。
それに加えて、さらに昔は都から政治犯的な貴族たちが流された場所でもあるので、雅な文化が伝えられ、能などの伝統芸能が盛んであった。今でも島内各地の神社の境内などに能舞台が30ほど残っている。多いときは300もあったというから、驚きだ。
佐渡在住の篠笛奏者の狩野さんの話によると、そこらで畑仕事をしているフツーのおじいちゃんが、素晴しい舞の名手だったり、笛の奏者だったりするとか。

5年前、行くまではイメージがはっきりしなかった佐渡。行けば行くほど奥深い、魅力的な島です。

060815_043 本日のおまけ:佐渡はトキが最後までいた場所としても有名。今、保護センターには98羽まで増えたトキがいるという。再びトキが自由に舞う空を目指して、農業に携わる人々が環境を第一に考えた取り組みをしている。農薬の使用を極力避けた田んぼには、タニシやドジョウ、アマガエルが棲み、クモがあちこちに巣を張り・・・・子どもたちの興味はつきない。

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