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母へ

40年前の今日は日曜日。
お天気はどうだったか、わたしにはわからないけれど、40年前の今日、東京大田区の日赤病院で、母は何時間もかけてわたしを生んでくれた。
そのとき母は38歳になったばかり。今でこそ、その年齢で初産は珍しくないけれど、当時としては“超”がつく高齢出産だ。
切迫流産の危険があり、お正月からはずっと横になっていたという。そのせいで育ちすぎてしまったのか、予定日の3月3日より2週間も早く生まれたのに、わたしの体重は3600グラムを超えていて。
午前中に分娩室に入ったのに、わたしが生まれたのは夕方の4時半過ぎ。へその緒が首に巻きついたり・・・・とにかく非常に難産で、母子共に危険、せめてお母さんだけは救いましょう・・・・という状態だったらしい。

こういう話をわたしは母から直接聞くよりも、小さい頃から祖母(母の母)からよく聞かされていた。「だからあなたのママはあなたのことが可愛くて可愛くて仕方がないんだよ」と。
その頃はそう言われてもピンと来なかったけれど、今思い返せば、両親や祖父母には本当に愛情をかけて育ててもらった、ということがわかる。
我が家は決して裕福ではなかったけれど、何不自由なく育ててもらった。
もちろん物質面以上に、心の面で豊かにたくさんのものを注いでもらった。先の祖母の言葉だって、そこに込められた「だからあなたはこんなに大切」というメッセージは、子ども心にもちゃんと受け止めていたのだと思う(自覚はできてなかったとしても)

そして今、毎朝、心にも身体にも苦痛を感じることなく目が覚めるとき、丈夫な身体に生み、人並みに健全な精神に育ててくれた両親や祖父母に、やはりとりわけ母に、心から感謝するのです。

40年前の今日、生んでくれて、ほんとにありがとう。
与えられたいのち、大切に、せいいっぱい歩んでいくよ。
注いでもらった愛情を、わたしも大切な人々にいっぱい注ぐことができますように。

愛と尊敬をこめて

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コメント

ちーちゃん、お誕生日おめでとう!
そうですよねー、自分の誕生日はお母さんの出産記念日でもあったんですよね。大変な思いをして生んで、育ててくれたんですよね。
今ここにあることが沢山の人からの愛を受けていることに他ならないのに、普段忘れがち。。大切なことを再確認させてもらってちーちゃんとちーちゃんのブログにありがとうです。
お誕生日 今日のこの残り少ない時間 心大切にお過ごしください。

投稿: ゆ | 2007年2月19日 (月) 22時17分

 お誕生日おめでとう。男性である自分は産みの苦しみは解らない。妹が言ってたっけ、お兄ちゃん生んでもらってお母さんに感謝しなって。第1子を産んで間もない頃の一言だ。その後3人の子供を産み元気いっぱいの姪、甥は自分の子供じゃないけど、凄く可愛い。お母さんもこうして元気に素敵な大人になって生んだ甲斐があたんじゃない。母子共にこれからもお元気で、素敵な時を刻んでください。

投稿: ちゅうさん | 2007年2月20日 (火) 01時04分

(ゆ)さん、ちゅうさん、メッセージありがとう!
(ゆ)さんも、ちゅうさんも、わたしと繋がってくれている大切な人です。
ひとりでは生きていけないもんね。ホントに。
これからも、たくさんよろしく♪

投稿: (ちぃ) | 2007年2月20日 (火) 23時05分

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