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雲上の宿

20070217_013今日泊まるのは、浅間山の中腹にある一軒宿“高峰温泉”。「日本秘湯を守る会」に登録されている宿のひとつだ。

かつてはランプの宿だったので、今でもランプがシンボルマークに20070217_019なっている。今でこそランプの形をした電灯になってしまったが、それがお風呂場をはじめ、館内あちこちに置かれていて、木を使った建物にマッチして、あたたかな雰囲気。

あたたかなのは建物だけでなく、従業員の方もみんなにこやかで親切で、もてなしの心がちっとも押し付けがましくなくって、たちまちに「お気に入りの宿」にランクイン!

山の中にある一軒宿だから、山小屋風な設備を想像してきたのだけど・・・・案内されたお部屋は旅館そのもの。明るくて清潔な部屋には、コタツの上に茶菓が用意され、浴用タオル&バスタオル、浴衣、丹前も備え付けてある。小さいけれど、卓上の鏡も。
窓の外を見れば、雪の上になにやら動物の足跡が。テンかな?

食事は朝夕とも2階にある食堂でいただく。本日のメニューは下のとおり。
どれひとつとっても、他ではちょっと食べられないような一品。食べきれないほどの量で、少し残してしまったのが悔やまれるけど、どれもおいしくいただきました。
そうそう、翌日のお昼におにぎりのお弁当を頼んだのだけど、これがまたオドロキで。雪の森の中で、先に包みを開いた(に)さんが「このお弁当、ホカロンが入ってるよ!」と声を上げている。どれどれ?・・・と見てみれば、ホントだ。おにぎりとおかずを包んだ紙と外側の包装紙の間に使い捨てカイロがはさんである。寒い野外で冷たいおにぎりを食べなくてすむように・・・との心遣い、いやぁ~、参りました!
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人気の宿だけあって、食堂は満員。みんな、いかにも“山好き”って雰囲気で、やや年齢層は高めかな。まぁ登山は中高年にブームだからね(お前も立派な中年だ、って? ハイその通りデス)。中には日本語でない言葉を話す家族連れもいる。人づてに聞けば台湾からのお客さんだそう。なんてインターナショナル! それにしても台湾からわざわざ高峰に、しかもこの時季に来るなんて「通」ですな。

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お風呂は1階に小さめの「ランプの湯」、2階に大き目なのがそれぞれ男女別にある。泉質は、含硫黄-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉。源泉の温度は26-27℃。それを加温してのかけ流しだが、1階、2階ともに浴槽がふたつずつあって、ひとつはぬるめのお湯になっている。「ランプの湯」の小さい浴槽は、ほとんど水風呂って感じ。
ちなみに、お風呂場には石けん、シャンプーの類は置いてない。大自然に囲まれた宿ならば、当然といえば当然のこと。
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その代わりに?「創生水」と呼ばれる 水を使っているとのこと。浴場はもちろん、洗面室 の蛇口から出るのもこの「創生水」(→)
創生水っていったい何なのか、どうやって作るのか、普通の水とどう違うのか・・・・よくわからないけど、洗剤を使わなくてもキレイになるとのことで、お化粧した顔も、髪も、歯磨きも、蛇口から出る水だけで洗った。郷に入っては郷に従え、だ。
右の写真を撮っていたら、フロントにいた方が「創生水のパンフレットありますよ」とおっしゃるので、1冊いただいてきて、ざっと読んでみたけど・・・・やっぱりよくワカラナイ f(^^;)

さて、食堂の下は休憩所になっていて、クマザサ茶やそば茶が自由に飲めるようになっているのだが、そのスペースの窓のすぐ外に、エサ台が設置してあり、野鳥やリスが入れ替わり立ち代わりやってきては、エサを食べている。その姿を見ていると、飽きない、飽きない。まるで、「とりぱん」の世界。
早朝は、カケスやホシガラスなどの大きな鳥がまずやってきて、わたしたちが朝食を終える頃には小さいカラ類に交代。シジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラ、ヒガラ、カワラヒワにアカゲラ、そして、エナガ! 穀物系のエサだけではなく、「とりぱん」同様、脂身もネットに入れて置いてある。リスのヤツ、体は小さくても哺乳類、リスが来ると鳥たちはササッと退散する。中でもなぜかアカゲラがリスの標的になっていて、エサ場じゃない木の枝に止まっていても、リスが「そこで何してんだよ、どけどけ~っ」って感じで追い払っちゃって。
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そんな生き物たちの様子を見ていると、いくら時間があっても足りない。おかげで、少し鳥の見分けがつくようになったゾ。

20070217_018 本日のおまけ:看板犬の「ダイ」ちゃん
手白澤温泉のクロを思い出させるような、黒柴。
人懐っこくて、超ラブリー♪ 
ちょっと噛みグセがあるようです。が、許せちゃいます!
カメラを向けると、しっかりカメラ目線でキチンとお座りしてくれました。
足がちょっとばかりチベタそうね。
ダイちゃん、また会いに行くからねっ☆

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» 栃木・手白澤温泉   07.02.17〜18 [地図が読めない女のハイキング日記]
奥鬼怒温泉郷にある、手白澤温泉。 新緑も、紅葉もすばらしいけれど、雪の季節はまた格別。 女夫渕バス停から宿まで、歩くこと約2時間半。 雪の穴にハマったり、すべったりしながら、遊歩道を行く。 久しぶりに雪を踏みしめたせいか、 キュッキュッという感触が新鮮で、楽しかった。 ●コース概要 所要時間 2時間30分 女夫渕バス停12:30−八丁の湯14:05−休憩14:15−手白澤温泉15:00 2日めは雪。 朝起きたら、一面に�... [続きを読む]

受信: 2007年3月 6日 (火) 00時09分

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