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2007年5月

この花の季節

上空を気圧の谷が通過しようとしている空の下、アジサイの鉢植えを見つけた。 20070531_003
外出先から職場に戻る道すがら、とあるエンピツビルの入り口。
ここにはいつも季節ごとに、よく手入れされた鉢植えが置かれている。
この前まではクリスマスローズが美しく咲き誇っていたっけ。

芝公園付近のアジサイも、アパートの窓から見える株も、まだ白っぽいつぼみの状態だけど、この鉢植えは一歩季節を先取りしている。
薄暗い空気の中で、そこだけポッと明かりを灯したように鮮やかに浮かび上がって見え。

カッチリとスーツを着て、手には重い書類カバン。
心惹かれながらもいったんは行き過ぎようとしたのだけど・・・・気を取り直してデジカメを取り出し、カバンを足元に置いて撮らせてもらう。
こんなに見事に咲いているのを、今年初めて会う好きな花を、やっぱり素通りはできませんでした。

もうすぐ、この花がいっそう美しく映える、この国特有の季節が巡ってきます。

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みどり色の不思議

森の中を歩く楽しみを覚えて以来、何年も前からずっと不思議に思っていたことがある。
それは、みどり色って不思議な色だなぁ・・・・ということ。

新緑の奥入瀬&蔦の森を歩いたときも、先日の玉原の森でも、体中が緑色に染まってしまうかと思うくらい、とっぷりと様々な緑色の中に浸りつつ、今年もまたやはり同じことを考えていた。
「どうして人間は、植物の緑にこんなにも癒されるのだろうか・・・・?」と。

040331_ 多くの植物が緑色の葉をつけるのは、光合成をするために葉緑素をたくさん含んでいるからだ。それは小学校で習った。
なぜ葉緑素は緑色なのかというと、太陽光のエネルギーを最も効率よく吸収するのが緑色だからだ。
植物が緑色をしているのは、ただそれだけの理由。別に人間を癒すために緑色をしてくれているワケではない。

にもかかわらず、なぜ人は・・・・?
こんな疑問が浮かんだのはいつだったか忘れたけど、ある時「この葉っぱが違う色をしていたら、なんだか嬉しくないだろうなぁ・・・・」と思っちゃったのだ。
秋の紅葉はキレイだけど、一年中あの色だったら・・・・疲れない??
空の青、海の青は大好きだけど、森の木々が青かったら・・・・なんだか寒々しくて、あまりウキウキできない。
茶色、灰色、黒!・・・・なんて問題外。白もちょっと単調よね。
そう考えると、樹木はやっぱり緑色。

植物の生存に単に都合がいいだけの色を愛でる・・・・人間にはそういう遺0407伝子が脈々と 受け継がれているに違いない。
もしも植物が人間にとって嫌な色をしていたら、人間は今以上に植物を駆逐しようとしただろう。
そうされないために?人間にとって心地よい色をしているのは、植物たちの生き残りの戦略か、それとも人間側の防衛本能か。
だって植物がいなくなったら、わたしたち人間は生きていかれない。

どうしても「みどり色」には、人間なんかには与り知れない大いなる英知が働いているように思えてしかたない。
その英知に逆らって、ムリヤリ無視して、森を侵食し続けている現代人は、動物的本能、生存本能がマヒしているとしか思えないのだけれど、そろそろ気づいてもいいんじゃないかなぁ?

お金がいくらあったって、「みどり」がなくなれば、あなたもわたしも生きられない。
わたしたちは今日も、この瞬間も「みどり」に生かされていることを。

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玉原は花ざかり

今週末は、わたしの年中行事?のひとつとなっている、木風舎主催、(に)さん講師の玉原自然写真教室。
20075_001 さっき帰宅したばかりの今でも、耳の奥でツツドリの声が響いている。
ツツドリだけでなく、カッコウ、ウグイス、ホトトギス、センダイムシクイ、カラ類、アカゲラetc,etc...そして鳥ではないけれど、ハルゼミの声も・・・・新しい命を生み出すべく、森の生き物たちは短い季節を懸命に生きている。
そのための声が、こんなにもバラエティに富んでいるなんて、いのちとは、その形だけでなく、なんて芸術的なんだろう。

恋の季節を迎えているのは動物たちだけでなく、植物もまたしかり。
オオカメノキ(写真上)とクロモジ、ウリハダカエデは今が一番の見ごろ。トチノキやミズナラ(雄花)、ツリバナはこれから開くところ。足元を見れば、エンレイソウ、フデリンドウ(写真下)、何種類ものスミレたち、ズダヤクシュ、ミヤマシキミ、ニワトコ・・・・。ユキザサはもう少しで花が開きそう・・・・ゲレンデ脇の沢ではミズバショウもまだ開いていた!20075_028

大丈夫。玉原の森は、賑々しく、明るく、活動的で・・・・「沈黙」の二文字とは無縁のようでした。

いつもより1週間遅い日程で開催された写真教室。おかげで、ここ数年お目にかかっていなかったホオノキの柔らかい柔らかい芽吹きに出逢えた♪
春と秋の写真教室を通じて2日間とも雨に降られなかったのは、10年目にして初めてかも。少し降ってくれてしっとりとした森の表情も見ることができたら、言うことナシなのだけれど、それは欲張りというもの。
2日間、春のエネルギーいっぱいの森の中を気持ちよく歩けただけで満足しなくちゃね。
これで写真が思うとおりに撮れていたら・・・・って、それも欲張りでしょうか。


PS:そうそう、玉原の林床を覆うササにも、今年は花がついていてビックリ!
「なんだかササにいつもの勢いがないな~」なんて思いながら歩いていたら、他の参加者の方が花らしきものを見つけて「これだ!」
たしか、ササもタケと一緒で花をつけるのは何十年に一回のはず。そして花をつけた年はいっぺんに枯れるんじゃなかったっけ?
とかくジャマもの扱いされがちなブナ林のササ。かわいそうとは思うけど、枯れてスッキリしたところをちょっと見てみたい・・・・ような気もするのでした。
いずれまた勢力盛り返してくるのでしょうが。

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おとなりさん

隣の部屋に住んでいた人が3月末に引越していった。
なにもおっしゃらずに越していかれたので、空室になってから気がついたんだけど。
わたしが越してきてからの2年間で顔を合わせたのは2-3回。
海の近くを選んで住んでいるのが不思議に思えるような、色白でメガネをかけたちょっとオタクっぽい人だったっけ。

1ヶ月くらい空いたままだったお隣に誰かが越してきたのはGW前。
今度はどんな人かしら?
小さめの車・・・・2階のワンルームだし、今度は女性かな・・・・?
なんて、いろいろ想像してたけど、これまた何日たってもご挨拶には見えない。
今時って、そういうモンなの?? 
引っ越した先の隣にどんな人間が住んでいるかって気にならないのかなぁ?
って、礼儀にはちょっとウルサイおばちゃんはガッカリしていた。

今日、いつもより早めに帰宅。
着替えて食事の支度をしようとしていたら、ピンポーン♪
玄関チャイムが鳴った。
「こんばんは。隣に越してきた者ですが・・・・」男の人の声。
ドアを開けると、輪郭のくっきりした青年が小さなお菓子の包みを手に立っていた。
「ご挨拶が遅くなってスミマセン。ずっと時間が合わなくて・・・・」
人の目をまっすぐ見て話すことができる人のようだ。

思わず「どちらから?」と聞いたところ、
元々一色の向こう側にいたのだが、仕事を一端かたづけて、海の近くのここでまた始めようかと・・・・とのこと。
海に関わるお仕事だろうか、ダイビングのイントラとか。(そこまでは聞きそびれた)

玄関に並んだトレッキングシューズ、ランニングシューズ、テバサンダル、ビーサン、さっきまで履いていたパンプス・・・・を見て
「大勢いらっしゃるんですか?」
「あー、いえ、全部わたしの靴です(片付けとけばよかった~)!」
「お一人ですか?」
「ええ、そうです」
「じゃあ、何かあったらおっしゃってください」
(何か・・・・?って??)
「あ、あの、何か困った・・・・こととかあったら・・・・」
「あ、ああ!・・・・そうですね、お願いします。ありがとうございます」
普通、そーゆーセリフって、先住民が言うもんだよね・・・・わからないことあったら聞いてくださいね、って。
なかなかいい人みたい。第一印象、かなり良好。

アパートに一人で暮らしていると、ご近所、とくに同じアパートにどんな人が住んでいるのかってとても重要だけど、ああいう人が隣にいてくれるなら、安心だ。
少なくとも、以前のおとなりさんよりは、ずっと共通点が多そう。
一日の終りになって、気分のよい出来事でした♪

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援農隊メモ

・・・・というワケで、二日間でお手伝いした内容を、ざっとメモしておこうと思う。
こんな早い時期に援農隊に来たのは始めてだからね。

19日(土)・・・・11時頃(に)さん宅着、でも(に)さんは米国メイン州に撮影にお出かけでおルス。
なので、この日の作業は(か)さん、(じゅ)くんと3人で。クンクンはお家でお留守番。
お昼頃、突然の雷雨でビックリ! 大きな体のクンクンが雷鳴を怖がる様子が、みんなの笑いを誘う(本人はそれどころじゃないよね、ごめんね~、クンクン)
幸い、畑に出かけるころには雨雲は去ってくれた。

以下、作業一覧
・ジャガイモの選別 → 昨秋に収穫した男爵、キタアカリ、メークインの種芋を選ぶ。食べられそうなくらい大きいものは夕食用にとっておく。
・畑の簡易トイレ?の修理
・草取り&タンポポ退治(タンポポはスコップで根元から掘り返す!)
・豆エリアの枠を取り壊し、草を抜き、枠を支えていた石コロを除ける
・水路のセリを夕食用に少しだけ刈り取る

20日(日)・・・・9時半過ぎに日帰りメンバー到着。(く)ちゃん&(た)さん夫妻と(み)ちゃんだ。今日は総勢6人での作業。仕事がはかどりそう~。

・カモミール摘み
・トイレの補修(昨日の続き → 完成!)
・実が土に触れないように、イチゴの周りに藁を敷く(ストローベリーたる所以)
・草取り&タンポポ退治 → タマネギエリア、お花畑、道具置き場周辺・・・・結局、午前と午後とで、ほとんどくまなくキレイサッパリ!!
・土を耕し、畝を作り、種をまく → ラディッシュ&カブ、トウモロコシ、カボチャ(野菜の種類によって、畝の高さ、形などが違うのだ)
・昨日選別したジャガイモの種芋を植える(肥料は野菜よりも少なめに)
・お土産用ルバーブとセリの刈り取り

鍬を振るっての慣れない作業に、腿の裏側と背筋がダル~い感じ。案の定、翌日は軽く筋肉痛でした。
それにしても。
いつもやっていることとはいえ、もうすぐ15歳になる(じゅ)くんがサクサクと鍬を使い、土を柔らか~く耕していく姿は、なんとも頼もしく、わが子のように?目を細めて眺めてしまった(ますますファンになっちゃったなー♪)
男たるもの、畑を鍬と体ひとつで耕せなくてどーする!って感じ。
畑の作物だけでなく、彼の成長も心から楽しみに思えた、至福の週末でした。

今度はいつ来られる(会える)かしら?

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畑の中をとおる道

20075_005 自然写真を中心に撮影をなさる写真家(に)さんがお住まいの佐久平は、浅間山を背中にして、遠く信州の山々を望む手前に伸びやかな地形が広がり、そこに水田とブドウ畑が続いている。
この広大な眺めは、生まれも育ちも神奈川県のわたしにとって、とても新鮮。

日曜日の朝ごはん前に、愛犬クンクンのお散歩にお供した時に口をついて出てきたのは・・・・小学校のときに習った“おお 牧場はみどり”
実際に牧場が見えるわけじゃないんだけど、水田とブドウ畑の間を縫って続く道の端や、水田の畦に、春の草が青々と、伸び伸びと朝の光を浴びている。
そして雪解け水は、ゴウゴウと恵みの音を高く響かせて用水路を流れ下っていく。

そんなのどかな田園地帯の朝を、少年と犬の仲良い後姿を眺めながら、タンポポの種を吹き飛ばしながら、小さく歌を口ずさみながら、ときどき小走りにふたりについて行く。

家に着く頃にはおなかもぺこぺこ。今日はいいお天気の下、畑仕事ができそうだ♪

20075_007本日のおまけ:
← 露地栽培のブドウは花が終わったばかり。まだ若く小さい葉のすき間から日が射しこんで、土の上にステキなアラベスクを描き出す。

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幸せの郵便受け

ファンレターをもらった☆
メールじゃなくて、レター・・・・つまり「お手紙」♪

卒業後最初に就職した会社のかわいい後輩から。
後輩とはいっても、お子さんを二人生み育てているのだから、人生経験でいえば大先輩だ。
子育ての合間のつかの間の自由時間に、ブログをじっくり読んでくれたらしい。

彼女たちに比べたら、ちっとも地に足の着かない人生を歩んでいるわたしだけど。
そんなわたしが日々想い、考えていることを書き散らしているだけの雑文でも、共感を呼び、誰かのエネルギーになっているのだとしたら、とても嬉しいこと。

それに思い至らせてくれた(う)、ありがとね。
郵便受けから取り出して宛名の字を見て「もしかして(う)?」ってわかったよ。
電子メールじゃ、こうはいかないね。
アンパンマンの風船は、心の中にきっといくつもいくつもあるんだと思って。

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いのちの匂い

湿り気をおびた土の匂い
刈ったばかりの草の匂い
  (この二つは子どもの頃の記憶を強烈に甦らせる)20075_008
摘まれて一層ふくよかに香るカモミールの花 (写真→)
  (今、うちの食器棚の中はこの香りに満ち満ちていて、開けるたびに幸せな気分)
水路をふさぐ野生のセリを刈り取り、湯がいていただくときの、青味を帯びた爽やかな香り
ルバームジャムを煮ている鍋から立ちのぼる独特の香り
土に植えられたタイム、セージ、ラベンダー・・・・
そしておやつの笹だんご!

この週末、(に)さんのお宅におじゃまして畑のお手伝い。
二日間で気づいた匂いは、いったい何種類あっただろうか?
「うーん、い~い匂い!」って、いったい何回口にしただろう?

それらはどれも、都会では感じられなくなって久しい香り・・・・いのちの匂いだ。

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天然林を守る

先日蔦の森に連れて行ってくださった、森を愛する(大)さんから以下のようなメールが届きましたので、みなさまにもお知らせします。
このブログをご愛読くださっている方の心には、必ず響くお知らせだと思います。
賛同くださる方、どうかアクションを起こしてください。よろしくお願いします。
もちろん、わたしも署名しようと思います。

以下、(大)さんからのメールの転載です。
************************************

ブナの山旅の作者である坪田和人さんから、
天然林を保護する為、国有林の管理を現在の林野庁から環境省に
移管する請願書について、署名のお願いがありました。
--------------------------------------------------
ブナ原生林など国有林の天然林はいまでも林野庁によって
伐採が続けられています。
林野庁に国有林を管理させていると全ての森が伐採されるとの危機感から、
日本のそうそうたる有識者たちが発起人となって、国有林の管理を
林野庁から環境省に移管させようと云う運動が起きています。
先日只見に行ったときに「日本の天然林を救う全国連絡会議・事務局の方と
出会って署名活動の協力を依頼されました。
会議の主旨と署名活動用紙は下記にありますので、
ブナを愛する皆さんの積極的なご協力をお願いします。
-------------------------------------------------------
署名運動を呼びかけている「日本の天然林を救う全国連絡会議」の
HPはこちら。
http://www.geocities.co.jp/tennenrin461/
開いたサイトの文章途中にある「請願署名用紙」をクリックすると
PDFファイルの署名用紙が表示されるので、
これをプリントして、名前、住所を自筆で署名し
下記宛に郵送すればいいようです。

〒967-0004 福島県南会津郡南会津町田島字後原甲3432
 長沼 勲 様 宛

もちろん無理に署名、郵送する必要もありません。
気が向いたらで結構ですので、良かったらお願いします。

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やりきれない

また、やり場のない怒り、そしてやりきれない思いを抱かせる事件が起きてしまった。
愛知県長久手の発砲立てこもり事件。

このブログでは、世の中の出来事や話題を取り上げることを、意識して避けてきた。
それらから目を背けるつもりは毛頭ないけれど、個人的な楽しみを目的としているブログでそういったことを取り上げるのは、わたしの(ブログに対する)意に反するからだ。
それに、わたしには、自分の身の回りで起きたこと以外に、全体を客観的に見て考え、自分なりの意見を“タイムリーに”表明する力がない。
そういうのは、世の中に数多いらっしゃる他のブロガーに任せたい。

けれど、長久手の事件。
この事件の報道で知ったあることに、わたしはとてもショックを受けた。
それは、最初に撃たれた警察官が、現場に倒れたまま数時間も放置されていたということだ。
最初にネットの一報で事件のことを読んだとき、耳を(というか目を)疑った。
「ウソでしょう?」 どう考えても理解不能。
いくら警察官だからって、銃で撃たれているのに現場に倒れたまま、なんてことあっていいわけない。
しかも、撃たれたのは交番勤務の警官。町でよく見かける「お巡りさん」なんだよ。たまたまその時勤務していて、現場に駆けつけただけなのに。

家にはテレビがないので、その後の状況はわからないままだったが、今朝駅で新聞を買って、写真を見て、一層胸を衝かれる思い。
大本巡査部長が撃たれた右肩を押さえたまま倒れている写真・・・・。
「本当だったんだ・・・・信じられない」
事件の解決が最優先、事件に巻き込まれた民間人の安全確保が最重要・・・・など、警察にはいろいろな方針があるのだろうことは十分理解できる。大本巡査部長とも無線でやり取りをして、安否を確認していたそうだけれど。

されど、されど、だ。頭では理解できても、気持ちは納得がいかない。
警察官も命ある人間、家族もいれば、生涯の夢もあるひとりの人間だ。
撃たれた巡査部長のご家族は、あの数時間をどんな気持ちで過ごしたことか、家族を持つ人ならば誰にでも、容易に想像がつくだろう。
幸いにして、大本巡査部長は命を取りとめたようだけれど、彼の救出作戦中、若い警察官が撃たれて、命を落としてしまった。奥さんと、10ヶ月の赤ちゃんがいるんだそうだ。奥さんの、今の気持ちを考えると、言葉もない。

こんな事件さえ起きなければ・・・・。
以前、警察官の友人と話している時、「(4)が“ヒマでヒマでしょーがないよ”なんて言えるような世の中が来るといいんだけどね・・・・」なんて、子どもじみたことを言ったことがある。
その時、友人は「まあ、ムリだろうね・・・・歴史が証明してるからね」と笑っていたけれど。
彼だって、こういう事件にいつ巻き込まれてもおかしくないところで、いつも仕事をしているのだ。
そう考えると、今回の事件のやりきれなさが、一層身に迫ってくる。

どんな理由があるにせよ、わたしは一切の暴力行為を心から憎み、断固反対する。
それが個人のレベルであろうと、国家レベルであろうと。

亡くなった林巡査部長のご冥福を心からお祈りするとともに、大本巡査部長はじめ負傷した方々の一日も早い回復をお祈りします。
人質に取られていた女性は保護されたそうだけれど、事件が一刻も早く全面解決しますように。

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ブナが育むいで湯

今回の旅は青い森との出会いはもちろんのこと、泊まる宿もとても楽しみにしていた。

20075_035その宿は、蔦温泉旅館。「日本秘湯を守る会」にも登録されている。

“歩くるるぶ”こと(大)さんは、各地(主に東日本)の温泉にも詳しいが、その(大)さんが3本の指に入ると太鼓判を押す程の、名湯。
なんといっても、源泉の上に旅館が建っているのだ。
つまり湯船の底から温泉が湧いてくるというワケ。100%混じりけなしの源泉かけ流し。
無色透明、無味無臭の単純泉ながら、お湯の当たりがなんともやわらかくて、このうえなく気持ちがよい。

偶然にも、往きの新幹線にあった車内誌「トランヴェール」に蔦温泉の記事が載っていて。それによると・・・・源泉の温度は43-47度、湯船の底にはブナの板が敷かれ、その下に敷き詰められた玉砂利とで微妙な温度調整を行っているとか。
この湧き出てくるお湯、何十年(何百年?)も前に降った雨を周辺に広がる豊かなブナの森が地下に貯え、地球の熱が暖め、はるかな地底から上がってきたものなのだ。
お湯に浸かっていると、時折ポコッと板底の隙間から大きめの泡が上がってくる。
長い年月をかけて、あのブナの森に育まれたお湯なんだね~。
つくづく、自然の恵とはありがたいものかな。

800年前に湯治小屋から始まったという蔦温泉(これもトランヴェールの受け売り ^^;)の建物は、本館と別館、西館からなる。
本館と別館はバス・トイレ別。本館のお部屋はふすまで仕切られただけで鍵はかからない。でも、なかなか風情がある木造の建物。20075_017
西館は一番新しく、部屋にトイレと洗面所がついている。
お料理も本・別館とは違うとか で、宿泊料金も少し高め。
今回は(大)さんが気を遣ってくださって、西館に泊まったけれど、とても快適だった♪
(ちなみに、本・別館に泊まっても追加料金で西館のお料理が頼めるそうです)

20075_018
←写真は、泊まった部屋の窓から見た玄関&本館。
ステキな建物でしょう?
右手に見える建物が、時間で男女交代になる「久安の湯」
ウワサの蔦温泉は、期待に背かないお宿でした。
近いうちにまた来られることを願って。


以下、今回の旅程をざっと。
12日(土)6時56分東京発「こまち1号」-八戸着10時03分
      10時20分八戸駅西口発JRバス「おいらせ23号」-焼山着11時46分
      ここからは(大)さん号で撮影に回り、蔦温泉へ

13日(日)13時半ころに撮影を終え、少し遅いお昼を食べて、
      もう一度温泉に入る(前日宿泊なので無料)時間まであって、
      15時24分蔦温泉発JRバス(十和田湖行き)-焼山着15時40分
      15時56分焼山発JRバス「おいらせ26号」-八戸着17時25分
      18時00分八戸発「こまち30号」-東京着21時08分

こんなに豊かな森に、東京から新幹線とバスを乗り継いで行かれるんですね~。
車の運転ができないわたしにとっては、ホントに嬉しいかぎり。
今回は奥入瀬も回ったので上のプランでしたが、もしも「蔦温泉周辺の森だけでいい!」というあなたに、よりいっそう充実のプランがあります♪
この方法、(つ)さんが発見してくれました。それは・・・・。
行きは新幹線ではなく、夜行バスを使うというもの。
東京駅八重洲南口を21時30分に出る「ラフォーレ号」に乗れば、青森駅に翌朝7時着。
青森駅から7時30分発の「みずうみ2号」に乗れば、なんと蔦温泉に9時14分に着けます。
土日しか休めなくても、車の運転ができなくても、丸々二日間をあの森で過ごすことができるんです!
さあ、あなたももう行くしかないですね (^-^)

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蔦の森

二日目はいよいよ、とうとう、待ちに待った蔦の森へ。
わたしは雪のシーズンに北八甲田を4回ほど訪れたことがあるが、グリーンシーズンの八甲田は初めてだし、蔦の森はどの季節もまったく初めてだ。
この蔦の森を含む、十和田湖周辺の森を「青い森」と呼び、そこに魅せられて撮影に通い続ける(大)さんが、「青い森の芽吹きは世界一!」と豪語し?何年も前から誘ってくれていた場所。
そんな風にいうと、どんなに深々とした、人を容易に寄せつけない場所にあるのか・・・・と思ってしまうけど、その実、蔦温泉旅館の裏山に一周3キロくらいの「沼めぐりコース」と呼ばれる遊歩道が整備されていて、撮影目的でない人ももちろん入って思い思いに歩けるようになっている。
コースタイムは、のんびり歩いて1時間というところだろうか。
ふーん、けっこう人の匂いを感じる森なんだなぁ~なんて、歩き出す直前は思っていた。
ところが・・・・。

遊歩道を歩き始めてすぐに、「うわぁ・・・・・ごめんなさいっ!」20075_026
自分の認識の甘さを謝るハメになった。
水と新緑が織り成す、なんともいえないハーモニーに、その静けさに、さっそくカメラを取り出して何カットかシャッターを切った後のこと。
折りしも雨がぱらつき始め、あっという間もなく本降りに。さっきまでの青空はどこへやら。
すると・・・・どうだろう!

まわりの樹々の葉が見る見る色を変え、芽吹きの勢いに加えてさらに活き活きとし始めたではないか。
幾重にも重なった葉の色を映して、森の中の空気までもが緑色。
ブナの幹はひときわ黒く、カツラのハートは滴をまとう。
幼樹から幹周り数メートルはあろうかと思われる巨樹までがバランスよく見られ、健全に育まれているブナがぶ厚く続く・・・・蔦の森はそんな所。
そうそう、ブナの森ではおなじみのオオカメノキも元気よかった~♪

この日は13時半くらいに撮影を終えるまで、降ったり止んだり、かと思うと一瞬日が射したり・・・・その度にめまぐるしく表情を変える「青い森」
自分の周り360度、ドーム状にすっぽり新鮮な緑色に包まれて。
その緑色が・・・・実際に見た人にしかわからない、想像を絶する色(というのは(大)さんの言葉)
この世の中にこんなに美しい色、幸せな光景があるんだろうか。
「たとえこれからの自分の人生に海がなくてもかまわない・・・・」そんな血迷った錯覚に陥りそうになるほど、雨に濡れる蔦の森の新緑は素晴しかった。
そしてその新緑は、二日と同じ色ではない。この季節のブナの森は、日ごとに葉の展開が進み、今回二日間だけの滞在でも、明らかに変化がわかるほど。
とくに今週末は、通い慣れた(大)さんも驚くほど芽吹きが進んだ。夜の間にも葉が開くのだということを、わたしは今度の旅で初めて知った。

そんな森の中、意味もなく叫びだしたいくらいのこの喜びは、一人ではとても抱えきれない。
友人たちの名前を心の中で呼んでは「一緒に歩きたい!」と思いながら歩いていた。
今度の短い(だけど充実していた!)旅では、初めての「青い森」にして、最高の姿を見せてもらった。
これはきっと「これからも来なさい」という、森の神様のお告げに違いないなんて思ったりして。
さて、この次は誰と来ることになるのかな。

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キミドリ

お気に入りのアコースティックギター・デュオ“DEPAPEPE”の曲は、ドライブで聞くのにぴったり♪
夏や海をイメージした曲も多いけれど、なぜか新緑の季節によく似合うな~って、ずっと前から思っていた。若い二人が奏でるエネルギッシュな曲調が、樹々の芽吹きのエネルギーあふれる様子とぴたりとマッチしているからだろうか。
とくに、好きなアルバム「Ciao! Bravo!!」の1曲目「キミドリ」なんて、その名のとおりで。

(つ)さんと八戸からのバスを焼山で降り、夜中車を走らせてきた(大)さんと合流。
お昼を食べてから、走り出した(大)さんの車の中では“DEPAPEPE”(アルバム「Let's Go!!!」)がかかっていた。サスガ♪
空は春らしく、うっすらと雲がかかり、でも太陽の恵みはちゃんと感じられる。
風も程よく吹いていて。
そんな気持ちのよい空気の中、奥入瀬上流へと走る。

「ちーちゃんは奥入瀬初めてだから・・・・」と助手席に乗せてもらう。
車窓からも、明るい渓畔林のキミドリ、キミドリ、キミドリ~♪
そして道に沿っては、ず~っと清らかな流れ。
違う、違う。
道が流れに沿ってるんだ・・・・すごいところに道を造ったもんだねー。
「この道がなかった頃はどんな森だったのだろう?」などと思いつつ、この道路があるおかげで、今日のこの喜びがあるのだから、感謝しなくちゃね。

樹を避けるように通された道は、ゆるやかに曲がりくねり、ところどころ道幅が狭くなっていたりするのも好ましい。
どちらを向いても胸躍る光景が広がっているのだから、首を右に左に、上に下に、動かすのが忙しい。
助手席でジッとしているのがタイヘンなくらい、体の内側から嬉しさがこみ上げてくる。
ホントは「キミドリ」なんて、カンタンで人工っぽい色なんかじゃ、ぜんぜんナイんだけど、表現のしようがない。
100の言葉を並べても、わたしの拙い文章能力では伝えきれない。
ならば、写真で表現できたら・・・・と願うけれど、それはもっと無理そう・・・・(トホホ)

結局、午後は4時間ほど、渓流沿いに移動しては要所要所で車を止め、3人思い思いに撮影。
木々はようやく芽吹きが始まったところ。ピカピカのうぶ毛が生えた柔らか~いブナ、赤みを帯びたハート型の葉がリズミカルな水玉模様を浮かび上がらせるカツラ、イタヤカエデは紅葉かと見まごうばかりに赤~黄色い芽吹き&花・・・・。
樹々の下の林床には、スミレ、ニリンソウ(サンリンソウもありました)、エンレイソウ、キクザキイチゲ、コミヤマカタバミetc,etc....のスプリング・エフェメラルたちが咲き誇っている。
「これだけの群落が育つということは、よほど土壌(環境)にあっているんだね~」
20075_004 20075_015
初めて訪れた超有名な観光地、奥入瀬渓流は、想像した以上に自然度の高い場所だった。渓流沿いをのんびり歩いてみるのも楽しそう。
写真はすべて、デジカメで撮影したスナップショットです。
本気の撮影はどんな成果か・・・・は、現像してのお楽しみ!
  20075_011_1
(上の写真、流れのギリギリでカメラを構えているのは、同行した(つ)さんです。その向こうのブナのスケールがおわかりいただけるでしょうか)

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萌黄色ふたたび

みなさま、この週末のご予定は?

わたしは、今朝6時56分発のこまち1号に乗り、八戸に到着。
今、バスに乗り継ぎました。
目指すは、蔦の森。
写真仲間の(大)さんが絶賛する“青い森”の芽吹きとの出会いを想像すると、胸が高鳴ります。

東北新幹線はトンネルが多いけど、その切れ間から見える萌黄色にも「わお!わお!」でしたよ (^O^)

これからは携帯が繋りにくいエリアになるので、ご報告は帰ってから。

では、みなさまもよい週末を♪

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「タカラガイ・ブック」

木曜日の定例外出で赤坂へ行ったついでに、文教堂書店に寄る。
このお店、ビジネスパーソン向けの品揃えで、雑誌、旅関係のガイドブック、文庫本などなどが多いのだけど、実はアウトドアのコーナーが意外と侮れない。
棚の面積は決して広くないのだけど、行けば10回に8回は「おっ?!」という本が見つかる。
見つかれば、手ぶらでは帰れない・・・・というワケで、今日手に入れたのは、これ。

070510_009 「タカラガイ・ブック」 東京書籍

2007年3月6日に出たばかり。
著者のひとりは「しおさい博物館」の池田館長、写真は「湘南ちゃぶ台ライフ」の広田行正さん・・・・地元の人が関わっている本なら買わなきゃなるまい、というのは理由の何分の一かで。
パラパラめくっただけで「キレイ!」「楽しい!」⇒「欲しい!!」となったワケ。

ビーチコーマーならずとも、海岸を歩いたことがある人なら誰でも、タカラガイを見つけた時の喜びは格別だろう。
もちろん、子どもにも大人気。
なんたって、大昔(科学的じゃない表現だなぁ)は、お金として使われたんだからね。

そんな日本のタカラガイ88種類を網羅した図鑑。
1種類につき2ページ見開きが当てられ、貝殻の大きさ、分布、生息環境(深度など)、出現(拾える)頻度のデータに加えて、海の中で生きている=外套膜をかぶった状態の写真も載っている。
そして右側のページには、成長の過程がわかるよう写真が並べられている。
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ちなみに、よく見るハナマルユキのページはこんな感じ→
ね、面白いでしょ?

最後の方にはおまけ?として、代表的な種類の“磨耗の過程”も写真で紹介されている。
買ったばかりで、まだジックリ読んでいないのだけど、途中のページに挿入されたコラムも専門的かつ興味をそそる書き方で、なかなか面白い。

この本を眺めてたら、あなたも手元にあるタカラガイを調べてみたくなるだろう。
070510_007 で、うちにあるもので比較的キレイな状態なものを並べてみたら・・・・。
同定はちゃんとできてないけど、家にある種類は全部入ってると思う(自信ないケド)。
数えてみたところ、11種類。日本で拾える88種類の8分の一があることになる。
拾った場所は、葉山を中心とした三浦半島と座間味ほかの沖縄。

うーむ、これは当分この本で楽しめそう♪
だけど・・・・・お値段が、ちょっと高いんだよね~。
これだけの労作なら仕方ないとは思うけど、もう少し低く抑えた方が、手に取る人増えるのではないでしょうか(余計なお世話)。
え? おいくらかって?
3400円也

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生息地減少@ヨドバシ

新緑の撮影シーズンに向けてフィルムを買いに、上大岡のヨドバシカメラに寄る。
京急百貨店の9階、赤のエスカレータを上ってすぐの所に、フィルム売り場はあるハズだった・・・・のだが、「ナイ!」
「あれ~、どこ行っちゃったんだろ?」とキョロキョロ。
天井から下がっている表示を探しても、どこにも“フィルム”の文字はない。
「まさか、無くなっちゃったんじゃないでしょーね?!」
いや・・・・いくらデジカメ時代とは言っても、それはナイよねぇ・・・・。

しばしウロウロしてやっと見つけた売り場は、広いフロアの一番はじっこ。
なんともうら寂しい一角でした。
とうとう、こんな片隅に追いやられてしまったとは・・・・。
確かに、来る度に売り場の場所が変わっていて、その度に面積が縮小してる気がしてたケド。
フィルムカメラはもちろん、フィルムもレッドデータ(絶滅危惧種)ですな。
生息地、確実に狭まっています。

いつもより多めに買ってしまったのは、撮影に意欲的だから・・・・というだけの理由ではない。
無くなってしまうカモ!? という焦りがそうさせたのか。
石油ショックの時のトイレットペーパーみたいなモンね(年齢がバレるなぁ~)。

とまれ、よろしく頼みますよ! 富士フィルムさん!!

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100の言葉よりも

仕事帰りに、銀座のニコンサロンで開催中の、中村征夫さんの写真展「海中2万7000時間070507_004 の旅」を観る。
昨年夏、都写真美術館で同じタイトルの作品展が開催されたのを、見逃していたのだ。
今回のニコンサロンの作品展は、征夫さんが第26回土門拳賞を受賞なさったのを記念してのもの。

会場の規模も違うので、写美では150点くらい展示されたそうだが、今回は40数点?くらい。
写美展の呼び物でもあった等身大のザトウもいなかった。
けれど・・・・。

またまた生意気を言ってしまうけど・・・・写真が持つ、“見る者に訴えかける力”というものをまざまざと見せてもらった気がした。
撮影時期は1980年代から昨年まで。
場所はサンゴ礁から流氷の海まで。そして水深数十メートルから海面まで。
それぞれの写真には、簡潔にして十分なキャプションがつけられている。
キャプションと写真が一体となって、観る者に物語を語り始める。
それは作られた物語ではなく、まさにドキュメンタリー。
白化していくサンゴたち、みるみる間にヘドロに埋もれる諫早湾のタコ、荒れ狂う北の海の中で引きちぎられる海藻・・・・。
生まれたばかりの子どもを腹の下に従える母クジラの慈しみに満ちた眼差しや、撮影者自身が肉薄して収めたナポレオンフィッシュの質感! 
モノクロームの海中写真というものを初めて目にしたが、いやはやスゴイ。今回、気に入った作品はモノクロがだんぜん多かった。
一番のお気に入りは・・・・紅海のウミウチワ。撮影されたのは1980年代だが、もう今ではその個体を見ることはできないとか。
コンクリートで囲まれる前の沖ノ鳥島(北小島)も面白かった! あれって、やっぱりただの岩じゃん。

そう、撮影時期と場所と、写し出された画面とをつなげていくと・・・・胸が締め付けられるような感覚に襲われる。
もう、今ではこの光景は見られないのかもしれない・・・・。
素もぐりではあるけれど、海の中の世界を垣間見たことがあるわたしにとっても、海の中を覗いてみたことがない人にとっても、征夫さんの写真を見ることで、海中で起こっている現実を知ることができる。
そう、どれもこれも、作り物ではなく、現実。
100の言葉で語るよりも、ダイレクトに、訴えかけてくる力。

かつて文筆業でジャーナリストを目指したという(に)さんは、土門拳さんの「筑豊の子どもたち」を見て、写真が持つ力に圧倒され、写真家としての道を選んだとおっしゃっていた。
(に)さんが土門さんの作品を見て感じたのと、たぶん同じ感慨を、今日わたしも征夫さんの写真から得た。
土門拳さんの賞を受賞・・・・うなずけます。

じっくり1時間、けれど、あっという間の1時間。
最後に少しだけだけど、征夫さんとお話ができたのはラッキーだった。
写真集が切れてしまったのをしきりに恐縮なさっていて。
だから、「また来ます」と約束?した。
ブログを愛読してることを伝えたら、照れて「ブログって、あんなんでいいんですかね?」っておっしゃって。
ステキな写真を撮る方は、なんとも気さくで、ステキで、やはりチャーミングな方だった。

写真展は15日まで、連日19時まで開催(最終日は16時まで)。
来月は大阪のニコンサロンでも開催されるそうです。

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風邪をひいた(涙)

目覚めたら、頭が痛い。
熱はないケド、起きる気力が湧かない・・・・今日はMKのリーダー研修なのに、まいったな。
昨日、張り切って大掃除なんかしたからダロウカ??

無理して行かれないことはないけど、半日以上外で過ごし、磯の観察で足元を濡らす・・・・これ以上悪化したらシャレにならないし。
連休明けはボスが海外出張・・・・野放しでヤッホー♪ の反面、ゼッタイに休めないノダ。
結局、(にゃ)に電話を入れ「大事をとってお休みします」
電話する声も我ながらヘン。

夕方、頭痛も少し和らぎ、昨夜届いた宅配の野菜たちをどうにかしなきゃ・・・・と思って、台所に立つ。070505_001
といっても、元気なときのように時間がかかることはできそうもない。
ホウレンソウ、チンゲンサイ、オカヒジキをとりあえず湯がき。
キノコの当座煮、サツマイモのジュース煮、ニンジンの土佐煮・・・・とカンタンな煮物を立て続けにひとつの鍋で作る。

やれやれ、ここまでやっておけば、冷蔵庫の中で野菜がしなびていくのを心配せずにすむ。
それに、当分のおかずの友ができて、一安心。
これで明日以降体調が優れなくても、来週帰宅が遅くなっても、一から料理しなくていいもんね。
冷蔵庫の中に整然とタッパー類が並ぶのを見るのは嬉しいものだ。

大型連休も明日まで。
明日は・・・・散歩くらいには出かけられるかなぁ?

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季節外れの大掃除

今日も朝から、い~いお天気!
こんな日に出かけないのはモッタイナイ。
普通はそう考えるんだろうな・・・・などと思いながら掃除機をかける。
そう、こんな日に掃除をしないのはモッタイナイのだ。
石けん生活を実践している漫画家の赤星たみ子さん曰く、「大掃除は梅雨入り前の爽やかな季節にやるといい」のだそう。
大掃除というと年末にやるのが一般的だが、寒くてすぐに暗くなる年末よりも、5月頃の明るく暖かい季節の方がやる気が出るし、ジメジメする季節の前に家の中をサッパリさせておくのは理に適っている。

というわけで、我が家も今日は大掃除デーとなった。
別に初めからそのつもりだったわけではなく・・・・掃除機をかけた後、いつもならクイックルですませるところを「今日は雑巾がけしてみるか」となり、雑巾がけついでに「ずーーっと気になっていた窓も磨くか」となり・・・・。
洗面所、台所、寝室のマット類も全部洗濯し、水廻りもいつも以上に丁寧に磨き、家具を磨き・・・・。

狭いアパートとはいえ、2DKの部屋をくまなく雑巾で拭くとなると結構な運動=全身運動だ。
昔の人はこういうところでも体を使っていたんだな・・・・現代人が太るワケだよ。
なーんてことも考えたりしつつ、どーせやるなら一石二鳥、筋トレ効果も狙って、雑巾持つ手に力が込もる。
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そうこうして、お昼過ぎ。
部屋中キレイになり、気分もスッキリ♪
頬ずりしたくなるくらいピカピカなフローリングに寝転んで、お昼寝~。
いやぁ~、よく働いた!

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I Love My Town

この季節の葉山をルスにしてはイケナイんだった!
・・・・ということに、今日になって気がついた。
なぜかって?

だって、毎年4月中旬から5月2週目まで、葉山芸術祭が開催されるのだ。
当然今年も・・・・なのだが、3月は他のことで気もそぞろ、4月の週末は葉山を離れがちだったので、スッカリ忘れていた。
ナンテコッタイ。

今日、(た)ちゃんのワンデイハイクのお手伝いを終えて、一色海岸からバス通りへ出る小道ぞい、ごくごくフツーの塀に大きな写真パネルが展示してあるのを見て
「 ! 」
思い出したワケ。

葉山芸術祭・・・・といっても、葉山だけではなく、横須賀市内から鎌倉、江ノ島あたりまでの地域のあちこち、フツーの町角を舞台に繰り広げられている、市民が作るアートフェスティバル。
もちろんプロの方も参加しているが、みなそれぞれ、クラフト、写真、音楽、料理、映画の上映会、ビーチクリーンetc,etc....
自分の得意ワザを、自分のナワバリで披露するという、気負いのなさがなんとも心地よい。

で、今日のヒットは、これ↓
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バス通りよりひとつ海側の路地、いつもは何のヘンテツもない窓なのだが、
今はステキなギャラリーが出現している。
「犬と飼主」というタイトルのモノクロ写真たち。
半分は一色海岸で撮られたもの。
どの作品も、タイトルどおり、犬とその飼い主との関係がバランスよく表現されていて、思わず食い入るように見入ってしまった。
イヌもヒトも、ほんとうにその一瞬だけの、なんともいえない幸せな表情をしている。

来週末まで、町内を歩けば、とくに知らない路地に入ってみると・・・・なにかワクワクするような空間が広がっているカモしれない。
葉山・・・・やっぱり、この町は面白い! 
この町の人間であることに幸せを感じ、誇りに思うよ。

芸術祭のサイトはこちら ↓ 
http://www.hayama-artfes.net/

もしも湘南方面へお出かけの予定がある方、定番コースもいいけれど、今しかできない体験はいかがですか?

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