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ブナが育むいで湯

今回の旅は青い森との出会いはもちろんのこと、泊まる宿もとても楽しみにしていた。

20075_035その宿は、蔦温泉旅館。「日本秘湯を守る会」にも登録されている。

“歩くるるぶ”こと(大)さんは、各地(主に東日本)の温泉にも詳しいが、その(大)さんが3本の指に入ると太鼓判を押す程の、名湯。
なんといっても、源泉の上に旅館が建っているのだ。
つまり湯船の底から温泉が湧いてくるというワケ。100%混じりけなしの源泉かけ流し。
無色透明、無味無臭の単純泉ながら、お湯の当たりがなんともやわらかくて、このうえなく気持ちがよい。

偶然にも、往きの新幹線にあった車内誌「トランヴェール」に蔦温泉の記事が載っていて。それによると・・・・源泉の温度は43-47度、湯船の底にはブナの板が敷かれ、その下に敷き詰められた玉砂利とで微妙な温度調整を行っているとか。
この湧き出てくるお湯、何十年(何百年?)も前に降った雨を周辺に広がる豊かなブナの森が地下に貯え、地球の熱が暖め、はるかな地底から上がってきたものなのだ。
お湯に浸かっていると、時折ポコッと板底の隙間から大きめの泡が上がってくる。
長い年月をかけて、あのブナの森に育まれたお湯なんだね~。
つくづく、自然の恵とはありがたいものかな。

800年前に湯治小屋から始まったという蔦温泉(これもトランヴェールの受け売り ^^;)の建物は、本館と別館、西館からなる。
本館と別館はバス・トイレ別。本館のお部屋はふすまで仕切られただけで鍵はかからない。でも、なかなか風情がある木造の建物。20075_017
西館は一番新しく、部屋にトイレと洗面所がついている。
お料理も本・別館とは違うとか で、宿泊料金も少し高め。
今回は(大)さんが気を遣ってくださって、西館に泊まったけれど、とても快適だった♪
(ちなみに、本・別館に泊まっても追加料金で西館のお料理が頼めるそうです)

20075_018
←写真は、泊まった部屋の窓から見た玄関&本館。
ステキな建物でしょう?
右手に見える建物が、時間で男女交代になる「久安の湯」
ウワサの蔦温泉は、期待に背かないお宿でした。
近いうちにまた来られることを願って。


以下、今回の旅程をざっと。
12日(土)6時56分東京発「こまち1号」-八戸着10時03分
      10時20分八戸駅西口発JRバス「おいらせ23号」-焼山着11時46分
      ここからは(大)さん号で撮影に回り、蔦温泉へ

13日(日)13時半ころに撮影を終え、少し遅いお昼を食べて、
      もう一度温泉に入る(前日宿泊なので無料)時間まであって、
      15時24分蔦温泉発JRバス(十和田湖行き)-焼山着15時40分
      15時56分焼山発JRバス「おいらせ26号」-八戸着17時25分
      18時00分八戸発「こまち30号」-東京着21時08分

こんなに豊かな森に、東京から新幹線とバスを乗り継いで行かれるんですね~。
車の運転ができないわたしにとっては、ホントに嬉しいかぎり。
今回は奥入瀬も回ったので上のプランでしたが、もしも「蔦温泉周辺の森だけでいい!」というあなたに、よりいっそう充実のプランがあります♪
この方法、(つ)さんが発見してくれました。それは・・・・。
行きは新幹線ではなく、夜行バスを使うというもの。
東京駅八重洲南口を21時30分に出る「ラフォーレ号」に乗れば、青森駅に翌朝7時着。
青森駅から7時30分発の「みずうみ2号」に乗れば、なんと蔦温泉に9時14分に着けます。
土日しか休めなくても、車の運転ができなくても、丸々二日間をあの森で過ごすことができるんです!
さあ、あなたももう行くしかないですね (^-^)

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