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5日目:嘉陽~宜野座漢那ビーチ

「今回の一周は試練続きだなあ」と、ショッキー隊長。
昨夜の時点で9時頃から北風が吹くとの予報。
それならば残波岬を9時までに越えたいと、4時に起床、6時には出発できたハズだった。
が、寄りによって朝から北風が吹いている。残波越えには最悪の風向きだ。
ショートカットして読谷からスタートという手もあったが、北風ならば・・・・と、思い切って初日にスタートした嘉陽まで戻り南下することに。

またしても岬越えは断念だ。
2007_014
(比)さんの職場が始業する前に荷物を撤収し、マリブの片隅に移動。
ピックアップを待って午前中は停滞、英気を養う。
北風が吹くとマリブビーチのリーフの中にも風波が立つ。そんな中でもシットオントップのカヤックを十個単位で用意するマリブのスタッフたち。
9時を過ぎるとお客さんが続々とレンタカーやタクシーでやって来る。今日って、確か平日2007okinawa_068 だよね?
所在なさげにボーッと海を眺めるわたしたちに「カヤックの方ですか?」と聞いてくるお客さんも多い。
(確かにカヤックの方ではあるけれど、わたしたちはビーチのスタッフではありません)
そんなお客さんを、施設に詳しく親切な(比)さんが正しい場所へと案内してあげている。
今日のこの風では、人気スポット「青の洞窟」まで行くのはムリ。
リーフの中で体験かサーフィンか・・・・カヤックでない人はタンクを背負ってダイビング。

その盛況ぶりにショッキー隊長はしきりに感心している。
「オレ、商売のやり方間違ったかなぁ~?」と半分マジメに悩んで?いる隊長に、
(比)さん「そんなことナイですよ。諸喜田さんのツアーは諸喜田さんにしかできないですから」
わたし「こんなビジネスをやっても諸喜田さん自身が楽しくナイと思う~」などと正直なところを述べる。
だいたい、同じカヤックとは言ってもシットオントップとリジットでは、まるで世界が違う。別の種類の遊びと考えた方がいい。
偏見に満ちた私見を言わせてもらえば、シットオンは2-3回乗ったら飽きる。どこまでも漕いでいきたいと思わない(そもそも、どこまでも漕いでいくための乗り物じゃないしね)

さて、Malibu製のゴツいカヤック(しかもダブル)でサーフィンをする(しようと試みる)様子などを、遠目に冷やかしながら待っていると、9時40分、直さんが到着。度々の針路変更に、後方支援してくれる直さんも大変だ。
カヤックと荷物一式を積み込み、お弁当の差し入れを受け取って、3人で一路北部へ。

東海岸に戻ってみると、恩納村とは別世界のベタ凪ぎ。
はやりショッキー隊長の決断は正解。車窓から見える海に「よーし、今日はこの海を漕ぐのかー!」と気持ちを切り替える。
11時過ぎに嘉陽に到着。4日前にここから出発したんだっけ、その間にもいろんなことがあったなぁ~、などと感慨に浸ってしまう。


2007okinawa_069 直さんが作ってくれたお弁当(チキンライスに豚肉のショウガ焼き、ゴーヤサラダ。おいしかった~♪)を嘉陽の家で食べて、12時12分に出発。あんまりノンビリしていると、居心地がよくて動きたくなくなっちゃうからね。
(写真左:再び嘉陽のビーチにて“気を取り直して出発~!”の図)

快調に飛ばす隊長を追い、わがダブル艇も気分よく進む。ナンダカンダ言って、やっぱり漕ぐのが楽しいのよね♪
地形によって吹き降ろしの風が前方から吹くけれど、 基本的には追い風。

2007okinawa_074嘉陽を出て30分ほどで辺野古(ヘノコ)沖を通過。ここは今、普天間基地の移転問題で大揺れに揺れている場所。今回のツアーで一番見たかった海だ。
(写真左:カヤックの向こうに見えるのがキャンプ・シュワブ)
この下の海にジュゴンが棲むという。まだカヤックでジュゴンに会った人はいないとか。今回も会うことはできなかったけど、彼らが暮らしている様子は容易に想像がつく、素晴らしい海だった。
もしかして海上で抗議行動をしている人たち(カヤック)に会えるかも・・・・と思っていたが、近くには見当たらず。やや沖のほうにいた船1隻&カヤック2艇(?)がそうだったのか。


15時30分に宜野座の漢那(カンナ)に上陸。 2007okinawa_083
漢那の湾内に入る前になって向かい風がキツクなったが、幸い潮が押してくれたので、なんとか持ちこたえた。
隊長は「がんばれば浜比嘉(ハマヒガ)まで行けるけどな・・・・」と、ちょっと迷った風だったが、「まあ、急がなくてもいいか」と、今夜はここでキャンプをすることに。
確かに、今日は午後の3時間しか漕いでないし、がんばれないことはない。でもわたしは、お尻の痛みが限界・・・・
というワケで、長くて懐も深いカンナビーチの陸に向かって一番左、堤防の近くに上陸。
時間も早いし、カヤックの上から見た水があまりにキレイだったので、15分くらい
スノーケリングを楽しむ・・・・のはいいケド、海水に浸かるとアチコチの擦り傷がますます痛む。まるで“因幡の白兎”になった気分。
ここのビーチは、サンゴや岩場ではなく砂地が続いているので、オジサンなどのヒメジ系やハゼ類がたくさん見られた。

テントを張って、いつもの通り買出しへ。 2007_026
ここは、かわいいおばぁが一人でやっているお店がナイス。
諸喜田さんは一周ツアーの時は必ずといっていいほどカンナビーチで上陸し、このおばぁに会うのが楽しみだとか。
聞くとおじぃはすでに他界してしまって、今はひとりでお店をやっているらしい。
「来年はカジマヤーだヨ」といって、カチャーシーの振りをする姿がチャーミング。
「食べ物はないヨ」というおばぁに、「いいの、いいの、オレたちビールがあれば!」

ここで隊長に勧められて飲んだ「うるまげんまい」なる飲み物が大ヒット!
島人の(比)さんも知らなかったくらい、かなりツウ好みな?この飲み物は、ショウガ味が利いていて、黒糖や三温糖でほんのり甘く、オートミールのようにドロっとした食感。
うるまげんまい・・・・今度見つけたらまとめ買いしよっと♪2007_024
「うるまげんまい」だけでなく、このお店には「うるま」、「Violet」といった沖縄県産のタバコ(写真右)も置いてある。
わたしたちがビールを飲みながらおばぁと話している間にも、「うるま」を買いに来るオジさん、飲み物を買いに来る小学生・・・・集落の人に頼られている店らしい (^-^)
おばぁ、今度また一周ツアーで寄る時も、元気な顔を見せてね!

暗くなった頃、5-6人の人がわたしたちのテントの少し上で、BBQの準備をし始めた。横には大人が立っていられるくらい大きなテントを張り、どうやらここでキャンプするらしい。
すわ、ビーチパーティーか?!
(比)さんは「ビーチパーティーだとしたら、(あの人たち)朝まで寝ないよ~」と。
備瀬での悪夢が甦るが、なんとなくパーティーという雰囲気ではない。やけに静かに黙々と作業をしているし、女性の声も聞こえない・・・・と、思ったら夜釣りをしに来たおにぃさん達だった。
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テントサイト正面の海の向こうには、平安座(ヘンザ)島の石油コンビナートの明かりが点々と光っている。
明朝は、あのコンビナートを目指してまっすぐに進むのだ。

本日の漕行距離、21キロ。
北の風、波1m。

カンナのキャンプ情報:
ビーチの上に公園があってトイレ、水道あり。ビーチには街灯も。
犬の散歩など、ご近所さんが気軽に訪れる雰囲気。
ショッキーは公園の向かいの家に一言、テントを張ることを断ってました。

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