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2007年10月

蔦の秋

写真仲間3人と金曜の夜行バスで青森入り、現地でさらに2人と合流して、6人で蔦の森の紅葉(黄葉)を満喫してきました。
リバーサルで本気で撮った写真は、まだ現像が上がってきませんので、とりあえずコンパクトデジカメで撮影したスナップショットで、日本一の森の秋の様子をご紹介しましょう。

Photo 青森を7時30分に出る十和田湖行きのJRバスは、途中「萱の茶屋」で休憩。
バスを降りたとたん、枯葉のいい匂いに気づきます。
なんだか子どもの頃を思い出す、なつかしい香りです。
ここで、すでにこんな紅葉に出迎えられて、いよいよ期待が高まります。


200710_009 土曜日は曇り空。
森を歩き始めると雨が降り出しました。
この雨のおかげで、森がいっそう鮮やかに色づきます。
写真は蔦沼川を蔦沼方向からのぞんだところ。
ブナが多いので紅葉というよりは、黄葉と呼ぶにふさわしい。
ド派手な華やかさはないけれど、黄色にもいろいろ・・・・いつまでもそこにたたずんでいられる落ち着きがあります。



200710_025 一転して日曜日は、ドピーカン!
絶好の行楽日和。
写真もコントラストが強すぎていまいちですが、ご勘弁を。










Photo_2
シダの森へと向かう道。
6月に訪れたときは新緑が瑞々しかった林床のシダも、透き通ったライムグリーンに。
レース細工のような美しさです。






200710_018 カエデの赤とコシアブラのクリームイエローのコントラスト。
仲間とこの樹たちを相手に撮影をしていたら、カメラを持ったハイカーが続々と集まってきて、ちょっとした撮影会みたくなったのには、笑えました。
でも、ホント、見事でした。
みなさん、いい写真撮れたかな?
わたしもポジフィルムで撮った方の出来映えやいかに・・・・?

200710_028 宿に一番近いひょうたん沼。
周囲の木々の色が映りこんで、水面まで赤く色づいてみえます。
朝ここを通ったときは、8X10(エイトバイテン)の大きなカメラを向けている人がいましたが、奥のススキの穂が輝いているのを狙っていたのでしょうか。
沼の表情は、その時よりも午後の方が魅力的に思えました。

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「さざなみCD」

今月10日に発売されたスピッツの新譜をやっと聴いた♪
しかも職場で
あ、もちろん休み時間にですけど

うーん、いつものことながら・・・・
草野さんの声とスピッツ独特のメロディライン、リズムを聴いてると、どうしてこう、幸せな気分になるんだろう
胸のあたりの体温が確実に上がる・・・・気がスル
人恋しい秋、ふとした寂しさを感じやすいこの季節に、このCDリリースはグッドタイミング

自分もこのCDに収められた歌のように、誰かを想うことができるような気がするよ♪
寒くなっていく季節にも、前向きに日々を過ごしていけるような気にもなれる
・・・・かなり、単純

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変わりそば

20071025_005 恒例の煌味家さんの会、締めはいつもの「二色もり」。
変わりそば、今は“ゆず切り”ではなく、“しそ切り”です。
ツヤツヤで鮮やかな緑色。口に含めばもちろん、紫蘇のい~い香りが広がります。
(↑肝心のお蕎麦が・・・・ out of focus 涙)
いつまで供されるのかわかりませんが、気になる方はお早めにどうぞ (^-^)

PS:今日いただいたお酒は、「鳳凰美田-純米吟醸-辛口冷やおろし」
初めて見る銘柄。栃木のお酒だそうです。なんとも華やかな飲み口で、とってもおいしゅうございました♪
でもこれからの季節は、お鍋に燗酒もいいですね~。

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オニフスベ

みなさん、ホコリタケというキノコをご存知でしょうか。
森によく生えている、形はマッシュルームに似てコロンとしていて、柄がほとんど見えないキノコ。カサカサに乾いたカサをちょんちょんとつつくと、カサに開いた穴から粉のような胞子がパフッて感じで出てくるので、その名がついた。
ちなみに若いうちに食べると、とてもおいしいとか。

2007oct_004 写真はオニフスベといって、ホコリタケの仲間。
ただし、ホコリタケのようにかわいらしい大きさではなく、ハンドボールくらいはある(写真の中に写っているクローバーと比べてみてください)
これは(に)さんの家のお庭で撮影したもの。今年になって突然、これひとつだけ生えてきたとのこと。表面の皮がパリパリになってめくれていて、指でポンポンと叩くと、やっぱりホコリ(胞子が)舞い上がる。
ひゃ~、こんなキノコ初めて見ましたよ。
面白がって胞子をバンバン飛ばしたから、来年はひとつと言わず、たくさん生えてくるかもしれませんね。

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山芋と格闘!

週末の畑のお手伝い、そんなつもりはサラサラなかったのに、山芋の収穫が一大イベントとなった。

援農隊の2日間の作業の流れはこんな感じ。
土曜日午前中:(か)さん、(じゅ)くん、(し)ちゃん、(く)ちゃん&(た)さん夫妻、わたし。
・道具置き場の枠組み解体
・トマト、ナスの支柱取り外し
・ラベンダーの周囲に土を盛る2007oct_002
・コスモスの種取り
・鉢上げ(アーモンド、クチナシ、ビワ、イスラエルイチジク、バラ、ブルーベリー)
・サツマイモ、ジャガイモ、カボチャの収穫(→)
土曜日午後:上記6名に加え、(に)さん
(に)さんは終始ひとりで畑を耕し、畝作り。その他の6人は、まずはゴボウの収穫。
・・・・ここまでは、2つくらいの作業を並行して全員で分担しながら、お互いにやっていることを確認しつつ進められていたのだが・・・・

ゴボウの次は、その横に植えてあったヤマイモの収穫。この作業は(じゅ)くんをリーダーに、わたしを含む女性3人が担当。
ヤマイモはどこにどんな形で埋まっているかわからないので、茎から少し離れたところにスコップを入れて土をどかす。そして、おイモの頭が見え始めたら、回りの土を手で掘る。焦っておイモを動かそうとすると折れてしまうから、ここは慎重に。
そうやって注意していても、「パキッ」と音がした瞬間、「あ・・・・」全員の口から小さく声が漏れ、一瞬手が止まる。
かと思うと、思いがけず大きいのを掘り当てたりすると、「うわぁーーーーー!」、「すごーい!!」いっせいに大きな声をあげるものだから、離れたところで別の作業をしている(に)さんや(か)さんがニコニコしてこちらを見る。
「ヤマイモ堀って、楽しーーーーい♪」

すっかりヤマイモ堀の面白さにハマったわたしたちは、別の場所から出ているヤマイモの元へと移動。
さっきと同じ要領で掘り進むのだが、掘っても掘っても茎ばかり。
「あれー、おかしいね。さっきはこのくらいの深さでおイモできてたよね~」
「もしかしてイモを作らないヤツ(個体)だったのかな?」
などと言いながら、時々出てくる手のひら大の石をどけつつ40センチは掘っただろうか、サクっとスコップを入れると、スパッ、土の中に真っ白い切り口が見えた。2007oct_009
「あった~!」
結局、おイモは3個あるらしいことが判明したのだけど、そこからが大変!
おイモは石が重なっている間を縫うように成長していて、土は粘土質になってくるし、水もしみ出してくる。深くなる穴の底に手が届かなくなってきて、最後には腹ばいになって上半身を穴に入れての作業。う~、頭に血が上る。
おイモを傷つけないように、ひとつずつ石をどかし、土をどかし、道具を変え、位置を変え・・・・なのにおイモはビクともしない。
だんだん薄暗くなってきて、悔しいことに日没サスペンデッド。
わたしたちの周りには、掘り出した土と石の山と、手が滑って削ってしまったおイモの破片がいくつも。
(か)さんによれば、この場所のおイモは自然に出てきたもので、しかも石が多い場所なので毎年掘り出そうとして諦め・・・・そうこうしているうちにかなり大きく成長してしまったのだろうとのこと。どうりで、最初に掘った植えたおイモより格段に手ごわかったワケだ。

わたしたち4人が脇目もふらずにヤマイモと格闘している間、(た)さんと(か)さんはいろんな葉物の収穫。気づけば一輪車にはコマツナ、ミズナ、チンゲンサイ、ルバーブ、辛味大根・・・・が山盛りに。わたしたちも決して遊んでいたワケではないけれど、(た)さん、こんなに働かせてしまってごめんなさーい。

ところで・・・・
日曜日の午後に(じゅ)くんと二人で再試合をしました。
(じゅ)くんは3個のうち比較的小さい2個を完全に堀出して「達成感~♪」とご満悦。
その横でわたしは一番の大物と、約1時間半取っ組み合い。
「こうなったら、なにがナンでも完全に掘り出したいよねー」と、意見が一致。
だいぶ全貌が明らかになって、おイモも動くようになったけれど、あと一歩。穴の壁の方へ向かっている部分がどのくらい先まで続いているのか、わからない。
最後には(じゅ)くんが穴の中にスッポリ入ってがんばったけど、帰らなければならない時間になり、またまた試合は中断。

(に)一家は月曜からしばらく遠出するので、数日後に帰宅したら続きをやるという(じゅ)くんに全権を委任して、週末助っ人は畑を後にしました。
2007oct_037大人ひとりを十分落とせるくらい大きな穴には、上に板を渡して。よくぞここまで掘ったもの。最終的な穴の中の様子を写真に撮るのを忘れましたが、(じゅ)くんが残りを無事に掘り出せたら、おイモの写真を送ってもらうことになっています。
写真左は、1時間半格闘したヤマイモの半分。半分だけでもゲットしようと思ったわけではなく、不覚にも折れてしまったもの。石を抱え込んでいたので、こんな形をしています。

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Beautiful Sunday

♪ さわやかな 日曜~ 降りそそぐ 太陽・・・・
ヘイ、ヘイ、ヘイ、イッツ ア ビューティフル デー♪

2007なーんて懐かしい歌があるけれど、今日はまさに “ビューティフル サンデー”

(に)さんの家でぐっすり眠って、スッキリ目覚めて、朝ごはん前にくんくんのお散歩に元気よく出発。
(に)さんのおうちの周辺は、特産のぶどうはほとんど収穫を終え、田んぼにはハザに掛けてイネを干す様子も。
2007oct_014 Photo_2
実がなった柿の木をながめ、「里の秋だね~」なんて言いながら、ぶどう畑の間を抜け、道を曲がったとたん、目線の先はるか遠くに、真っ白な雪を戴いた北アルプスの山並みが飛び込んできた!
Photo 

「うわぁ~! 雪だぁー!!」
いよいよ雪の季節がやってきたのだ。
夏に限らず、季節の到来を実感するって、どうしてこうワクワクするんだろう。それはいくつになっても、毎年繰り返しても、衰えることがなく。

朝ごはんの後は、ご一家が通ってらっしゃる教会へ連れて行ってもらう。岩村田教会の日曜礼拝に参加するのは、昨年の秋に続いて2回目。
木をふんだんに使いぬくもりのある教会の中は明るく、開け放たれた窓の外には、気持ちがいい秋の光があふれている。
今日は牧師さんがお留守とのことで、なんと、(に)さんがメッセージ(説教)をお話になった。そのタイトルは「ほんとは弱いのに・・・・」
(に)さんは、ご自分の体験をいろいろと交えて、「“石の心”ではなく、“肉の心”を持ちたい」というメッセージを、とてもわかりやすくお話くださった。

(に)さんが例に挙げた東京駅での体験を聞きながら、自分が毎日乗っている、人間性を失ったかのような人たちで溢れかえる通勤電車のことを思い浮かべた。自分もその「人間性を失った」ような、同じ顔をしたひとりになってはいけない。
隣の人は単にジャマな塊ではなく、自分と同じく血が通い、感情を持った生々しい存在なのだということを忘れずにいられる“肉の心”を。

(に)さんはまた、機械を持つことによって、つい自分が力を持ったかのように錯覚してしまうけれど、チェーンソーにしろ、自動車にしろ、仕事をしているのは自分ではなく機械。自分という生身の人間が歩ける距離、持てる重さ・・・・自分の力がどれほどのものかを思い知るのは、長期間山に入って撮影している時というお話も、わたし自身、先月の沖縄一周ツアーを思い起こせば、大きくうなずける。
己が本当は弱い存在であることを心において、さらに肉の心を持つ・・・・そうできる人は真の意味で強い人なのではないか。
(に)さんの穏やかな声を聞きながら、さまざまなことを考えた日曜の朝だった。

教会の帰りは、車の中でお留守番をしていたくんくんへのご褒美として、近くの牧場へ。
家畜改良センター長野牧場は、広々とした気持ちがいい場所で、まるで北海道のよう。
Photo_3
広い敷地にウサギやヤギ、ウマなどが放牧されているのだが、中でもヤギは何種類もい2007oct_021て、明るく居心地がよさそうな囲いの中で草を食べている。
人が近づくと、慣れているヤギは寄ってきておねだりをするので、柵のこちら側に生えているクローバーなどを摘んで口先に持っていくと上手に食べる。
中に1匹、とってもおしゃべり&大きな声のヤギがいて(121番という番号札を首から下げていたっけ)、メェェェェェ~というヤギらしい鳴き声だけでなく、んんんんんん・・・・とノドを鳴らすようなヘンな声も出すのがおかしくて、おかしくて。コヤツ食欲も旺盛で、あげた草をあっという間に食べてしまい、次のを摘んでいる間中「んべぇぇぇ~~~!! んめえぇぇぇぇっ!!!」と催促してくる。
「うるさいなぁ、ちょっと待ってなさいよ」などと言いつつ、せっせと草を集めるわたしは、まんまとヤツの術中にハマったのだった・・・・ヤギって、気が強いクセに愛嬌のあるカワイイ生き物だったのね。

・・・・・・・
牧場の敷地内にはカラマツやシラカバ、サクラの並木道がいく筋もある。
その道を親しい人たちと、愛しいくんくんと、歩く幸せ。
「こうして外でのんびりしていられるのも、あと少しね。もうしばらくすると寒くてコートなしではいられないわよ~」と(か)さん。
小春日和の空の下、心穏やかに過ごすことができた、美しい休日に感謝。

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わんこにも、お・み・や☆

バスを途中で降り、町内の洋菓子店に寄る。目指すのは、わんこ用クッキー。007
明日、久しぶりに(に)さんの愛犬くんくんに会うので、彼にもお土産♪
前回おじゃましたときにも持っていったのだが、好評だったので再び。

わんこ用とヒト用と何が違うのか・・・・?
お店の方に聞いてみたところ「ヒトも食べられるんですが、(ヒト用に比べると)味が全体的に薄くなってます」との答え。甘みはハチミツでつけているそう。
骨の形をした堅めのクッキーは、全粒粉というか、いろいろな種類の穀物がミックスされているようで、おいしそう&健康的。

前回持っていった時、(か)さんと(じゅ)くんはくんくんにあげる前にまず味見をしていたのが印象的だった。愛しいくんくんにヘタなものは食べさせられないもんね (^-^)
で、ふたりそろって「これ、おいしい!!」とお墨付きをもらい、当のくんくんはもちろんソッコー完食。
明日はきっと、前回はおルスだった(に)さんが味見をするに違いない。
「くんくん、僕にもちょっとちょうだい」とかなんとか言って・・・・
うん、間違いナイ(様子が目に浮かぶ)

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終わりのかたち

森の時間、樹木の生命は、人間のそれよりもずっとずっとスパンが長い。
実生を見つけると同時にいつも思うのは、種から生まれたばかりのこの生命が運よく成長できたとして、一人前の大木になるのを、わたしは見届けることができない・・・・ということだ。
めまぐるしく変わる人間の世の中とは別の時間が、森の中には流れている。

けれど、10年も同じ森に足を運んでいると、少しずつの変化に気づくことがある。
往々にしてそれは、若い生命の成長に対するよりも、老いた生命の衰退に対する気づきであったりする。
「このあたりの木々・・・・勢いがなくなってきたかな」とか
「ああ、あの樹、とうとう葉を茂らせなくなっちゃった・・・・」とか。
そして今日・・・・

玉原の銅金沢ルートを歩いていくと、先を歩いていた仲間が数人立ち止まって何かを取り囲み、思い思いにカメラを向けている。写真教室で誰かが何か興味を引くものを見つけた200710_038 ときには、よく見られる光景だ。
今度は何だろう・・・・と思って近づいてみると。
ルートマップにも「先が折れたブナ」として載っているほど、このルートの目印になり“顔”でもあった立ち枯れのブナが、根元をほんの少し残した状態で倒れているのが、目に入った。
一瞬、胸を衝かれる思い。

200710_023 この樹はわたしが初めて玉原を訪れたときにはすでに「先が折れたブナ」としてそこにあった。その時の高さは7-8mあったろうか、立ち枯れて折れたてっぺんには他の樹種の幼樹が育っていたりした。
数年前にはさらに上半分が崩れ、残った部分にはサルノコシカケや他のキノコがたくさん生え、キツツキ類につつかれた穴が無数に開いていて、誰もが一度はカメラを向けたことと思う。それくらい存在感がある樹だった。
それが、地面に身を横たえている。ガイドの橋谷さんによれば「7月に来たときはまだ立っていたはず」というから、倒れたのはここ3ヶ月の間ということになる。

たいていの倒木は、倒れてもほぼ元の樹の形を保っているが、この樹は細かくあちこちで折れている。おそらく倒れるときにすぐ側の若いブナにぶつかったと思われるのに、その若い樹には傷一つ付いていない。ボロボロに砕けて、見事な大往生。
(に)さんが「こんなに(ボロボロに)なるまで立っていたんだね」と、しみじみとつぶやいた。
来るたびに、立ちながらにしてだんだんと朽ちていく姿を見るにつけ、いつかこの日が来ることは心のどこかで予感していたハズなのに・・・・
なんとも感慨深く、しばらくその側でたたずみ、立ち去ることができませんでした。
なんだか、ひとつの時代が終わったような気がして。

倒れた木肌を撫でながら、この樹は何年ここで生きたのだろう・・・・という思いにふと、とらわれて。
生まれたての実生の行く末を見届けることはできないけれど、何十年、何百年前に生まれた生命の終りに立ち会うことができたのだ。いのちとの出会いの不思議。
「森は死にゆくいのちがたくさん・・・・」という小寺さんの言葉も思い出される。命を終え、土に還りゆく存在たちへの哀悼の気持ちを込めて、ご自身の作品展の会場にレクイエムを流していた小寺さんだったら、この場面をどんな風に作品にするのだろうか。

ちょっとセンチメンタルになってしまったけれど、冷静に考えてみれば、これは森の中の当たり前な出来事。淡々と、途切れることなく続けられてきた悠久の営みなのだ。200710_026
目の前に横たわるこの樹にしたって、人間の感情とはなにも関係なく、ただ土に還り、これからまた他の生き物たちにいのちをつなぐだけなのだ。
折れた部分にはもう、びっしりとキノコたちが群生し、森の時間はつながっていきます。

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実りの玉原

この週末は群馬県の玉原高原へ。
いつもの年より1週間早い日程で写真教室が開催された。
今年は紅葉の進みが遅れていることもあり、森はまだまだ緑色が半分くらいを占めていて「紅葉の撮影」を目的に来たならばガッカリすることろ。けれどもわたしたちは、どのタイミングで行っても、その時なりの森全体を楽しんじゃおう!という撮影スタイル。
そして実際に楽しめちゃうノダ。
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この週末も、錦秋というワケにはいかなかったけど、ツタウルシ(写真上右)は鮮やかに色づいていたし、日当たりのよいところではカエデの類もチラホラ。
そしてなにより、赤い実やキノコ、どんぐり・・・・実りの秋を満喫できた。
とくに赤い実はマルバフユイチゴ(写真下左)、ツリバナ、コマユミ、ナナカマド、ユキザサ、オオカメノキ、ツルリンドウ・・・・と、ひとくちに赤といっても様々な色合いや質感を楽しむことができた。これらは、いつもの時期だと終わってしまっていて、会えないことが多いのだ。
200710_004 200710_008 200710_016
また、意外にもブナの実(写真上中)が結構たくさん落ちていた。しかも大きく、虫にも喰われていない。この春はさほど花をつけているように思えなかったのに、これは嬉しい誤算。
ブナはそのまま食べられるので、拾って皮をむいてポイっと口に放り込む。ちょっとしたおやつ=行動食。学校にお勤めの人は「子どもたちに」といって、職場(やはり学校)でハムスターを飼っている人は「ハムスターってブナ食べるかな?」と言いつつ拾って帰っていた。ブナの実をもらうなんてゼイタクなハムスターだよね。

ブナだけでなく、ミズナラのどんぐり、トチノキの大きな実(写真上右)もゴロゴロ落ちていて、参加者はみな申し合わせたようにひとり一つは拾っていて、大きさなどを比べっこしているのが面白かった。こちらはブナと違って、食べるにはアクを抜かなくちゃならない。加熱して水にさらして・・・・を繰り返し、食べられるようになるまでには20日くらいかかるとか。
見た目はクリにそっくりだけど、間違っても拾ってすぐにかじってはいけません。

これだけ木の実がたくさんなっていれば、去年のようにクマたちがおなかを空かせて里に下りてくることも多くないだろうと思うと、それが一番ホッとしたりして。

普段、海辺で暮らしていると、高原の森の、とくに秋の森の空気・・・・匂いと透明感とカラリと軽い爽やかさが新鮮で、その反面懐かしく。
通い始めて10年になる玉原は、写真仲間の言葉どおり、わたしにとっても「帰ってきた」と思える場所のひとつ。
今秋も、ただいま。

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「れんしゅっ!」

新しいことを覚えて、少しずつでもそれができるようになるというのは嬉しいものだ。

フラのレッスンを受けてきた夜は、夢に現(うつつ)に一晩中頭から離れない。
イプヘケのリズムとKeisuke先生の歌声が頭の中をぐるぐる廻り、それに合わせて、覚えてきた動きを繰り返そうと・・・・端から見たら、うなされてるように思うカモ。

そんな感じで今のところ熱を入れて取り組んでいるおかげか、昨日はわたしの後ろで踊っていた仲間の一人が「家で練習してる(でしょ)?ヘラがすごくキレイになったよ」と、誉めてくれた。
この“誉められる”というのがまた、モチベーションのためには有効なワケで。
Keisuke先生の誉め言葉は簡潔に一言、「キレィっ」
大ゲサに「いいね~」とか「素晴らしいぃ~」とか言われるよりも、短く「OK、キレイ」って言葉を貰うとミョーに嬉しいノダ。
このあたり、教え上手だなぁと思います。
こういう姿勢は、自分が誰かに何かを教える時にもとても参考になる。

もうひとつKeisuke先生がよく口にするのが、「練習!」
これには・・・・練習しましょう、練習してきてください、休んでないで練習しろーぃ?などの気持ちが込められている(ようだ)

先生の歌声だけでなく、この「れんしゅっ」の声を思い出しつつ、次のレッスンまでに覚えたことをマスターしよっと。
「OK、キレ(ィ)っ」をたくさん聞けるように、ね♪

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記事更新のお知らせ

沖縄一周ツアー1日目の「出発:嘉陽~安田」、2日目の「行って戻って、川遊び」、3日目の「宜名真~備瀬」、4日目「備瀬~マリブビーチ」、5日目「嘉陽~宜野座漢那ビーチ」、6日目「漢那~奥武島」の記事を詳しく更新しました。
ツアーから1ヶ月たってもなおポツポツと・・・・でも、ようやくあと残り一日分となりました。
興味がある方はお読みになってみてください。キャンプ情報なども、ご参考になれば。

本文中、茶色の部分が現地からケイタイで送信したオリジナル?文章。
黒文字は追加分です。

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かーちばいの後は南欧料理

ビーチクリーンの後、あまりに暑くて喉が渇いたので、(ま)さんと「元町のカキ氷食べに行こう!」と思い立つ。
が、行ってみるとさすがに氷の季節は終わっていた・・・・だよね、もう10月だもんね。
ああ、今年は大正屋さんの氷食べ損ねた(涙)
来年までオアズケだ。

お昼近くになりおなかも空いた。
先日元町の住宅街をフラフラと散歩をしていたら、新しいイタリアンの店を発見。
「こんなところにイタリアンなんてあったかな~?」と思って、よくよく周辺をみれば・・・・「なんだ、ここ、“かーちばい”があった場所だー」
雰囲気がよい空間でおいしい沖縄料理が食べられた“かーちばい”は、みんなに人気の20071007_004_2 お店だったのに、今年のGW明けになぜか閉店してしまったのだが、その後にこのお店ができたらしい。
というわけで、その時は入らなかったその店へ行ってみた。

お店の看板は「フレンチ&イタリアン」となっている。
門の脇に出ていたメニューでお値段を確認して、中に入る。
お客さんは3人と4人の二組。どちらも年配の方ばかりで、キチンとした格好をしている。わたしはポロシャツにビーサン、(ま)さんはちゃんと靴は履いているけどTシャツ・・・・一瞬「来る店を間違えたかしら?」と思ったけど、お店の女性は嫌な顔ひとつせず、席に案内してくれた。「ビーサン禁止したら、葉山の人は来ないよ」と(ま)さん。そうカモね。

店内は“かーちばい”だったころと内装は変えておらず、テーブル&イスだけが入れ替わっていた。席数は店内20、テラス8だったかな。
テラス席にいた人たちは、わんこを連れていたので、外の席はペット可のよう。テラスの前に広がるお庭の様子も、前のまま。

さて、ランチメニューは3コース。一番手ごろな1,550円のAコースを頼む。コースの内容は・・・・
3種類のメインからひとつを選び、それにグリーンサラダ、パン、デザート、ドリンクがついている。  20071007_003_2
今日のメインにはトマトと自家製生ハムの冷製パスタを注文(→)
生ハムの塩加減がほどよく、いいお味でした。もちろん、パスタの茹で加減は文句なし。
メインだけでなく、出てくるものはどれもおいしく、「この内容でこのお値段は、お得だね」ということで、(ま)さんと意見が一致。
デザートはコース料理にありがちな“おまけ”のプチデザートではなく、アラカルトとしても注文できそうな6品の中から選べるし、ドリンクもコーヒー、紅茶だけでなく、ウーロン茶やぶどうジュースなどがある。

ここに来る前は、群馬県の桐生でお店を出していたそう。
聞けば6月27日にオープンしたとのこと。チェックが遅れてました。
葉山には他にもイタリアンのお店がいくつもあるけれど、他のお店ほどカジュアルではなく、かといってカチコチに堅苦しいわけではない、このお店。適度に改まった感じの路線は、他のお店とうまく住み分けできそうな気がします。大事なデートにもおススメですよ。

「サラマンジェ葉山」
葉山町堀内562 tel/046-813-0145
ランチ 11:30~15:00、ディナー 17:30~21:00
月曜定休(祝日の場合は翌火曜休み)

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うねり高し

久しぶりにOFのビーチクリーンに参加。
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昨日、今日と、相模湾には大きなうねりが入ってきていて、波バカたちは大喜び。
沖縄あたりをゆっくり進んでいる台風15号の影響だ。
江ノ島のショップでサーフィンを教えている(ロ)によれば、昨日がベストコンディション、今日は「クローズ」だそうだ。
今日も安全なポイントでお客さんを楽しませたあとは、オレ達の時間!・・・・って、体がふやける程海に浸かるのだろうなぁ。

その言葉のとおり、今日も天気はよくて風もほとんどないのに、大浜海岸には次々と高い波が押し寄せている。
思えば、1ヶ月前は沖縄にいて、小笠原にいた台風のうねりに悩まされていたんだっけ。

さて、ビ-チクリーンの方はといえば・・・・昨日、御用邸に両陛下がおいでになったおかげで、海岸には清掃が入ってしまい?、ゴミはほとんど見当たりませんでした。

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TACO パーティー

リーダー仲間の(た)ちゃんが来宅。071007_20140001
夕食にと、職場の友人のアメリカ土産というタコスの素と、お肉&トルティーヤを買って来てくれた。

アメリカらしくおおざっぱな作り方の説明書きを読みながら、二人で共同作業。
レシピに“try with chicken”と書いてあったので「牛ひき肉と鶏胸肉、両方買って来てみた」と(た)ちゃん。
袋の中身をだいたい半分にわけて、オーソドックスな牛そぼろ?と、チャレンジングな?鶏肉を作ってみた。
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出来上がりはこのとおり♪
とーってもウマウマでしたよ。
鶏肉で作ってみたの、大正解でした。
夜ご飯にトルティーヤで食べてもまだまたお肉が残ったので、明日のリーダー研修に持っていくのはタコライス弁当です♪

(た)ちゃん、どうもご馳走さまでした☆

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ふんわり名人

今の密かなマイ・ブーム、それは「ふんわり名人」 001

新潟県小千谷市の越後製菓から発売されている、お米を原料としたお菓子です。
先日、OFのプログラムに参加したお客さんが持ってきてくれて、その存在を知りました。

002 玉子ポーロをずっとずっとずっとずっと大きくした感じのまぁるいお菓子はとっても軽くて、それをぽいっと口に入れると・・・・「お?!」
誰もがほぼ同じ表情をするのが面白い。
口に入れた瞬間に溶けてなくなり、香ばしいお米の香りとキナコのほんのりした甘さが広がります。
どこか、昔懐かしいポン菓子(って、わかります?)を思い出させる味。
今までありそうでなかった・・・・これはまさに、その名の通り名人芸かも。

お腹の足しにはならないので、アウトドアのお供には向きませんが、仲間がワイワイ集まった時の話題作りにおススメです♪
持ってきてくれた方は「生協で買った」と教えてくれましたが、職場近くのローソンで発見!
思ったよりも市民権を得ているのかもしれません。

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知らなかったよ・・・・

三宅島から無事に帰ったことを報告に、実家に電話。
すると、
母「ねぇ、そういえば三宅島ってクサヤがおいしいんだっけ?」
わたし「うん、おいしいよ。なんで?」
「やっぱり・・・・じゃあ買って来てって頼めばよかったわ。よっぽど頼もうかと思ったんだけど・・・・」(とても残念そうな声)
「言ってくれればよかったのに。一緒に行った人がおいしいお店にわざわざ買いに行ってたんだよ」
「あらぁ、そうなの?・・・・頼めばよかった。わたしクサヤ大好きなのよ」
「そうだったの?? 知らなかったよ。じゃあ今度行ったら買って来てあげる」
「また行くの?!」
「うん、いつかわからないケド・・・・」

そう、今まで何十年と母と付き合ってきて、母がクサヤが大好きだなんてこと、わたしはちっとも知らなかった。
少なくとも我が家の食卓にクサヤが上った記憶はない。きっと父が嫌いだったのだろう。

クサヤが好き・・・・なんていうのは、ほんの小さなことだけど、ごくごく近くにいる人のことをよくわかってるつもりで知らないって、けっこうあるのかもしれない。
なんか、ちょっとしたオドロキ。というか、少なからずショック。
いや、多くをわかっているツモリになっている方が間違いなのかもしれないな。

かくいう娘の方も、つい先日沖縄に行ったことは話してあるが、カヤックで一周してきたことは話してない。
心配させまいと思ってそうしたことだけど、事後報告もしていない。
もし言ったら「そんなことしてるから、ますます縁遠くなるのよ」などと嘆きそうな気がするから(笑)
そういう、わざと知らせないことはともかく、そうでないのに知らないこと。
きっときっとたくさんある。きっと、他界した父との間にもたくさん。

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