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「湘南アトリエ散歩」

UMAHANAさんのブログで知った新刊。
茅ヶ崎~横須賀秋谷あたりまでの地域に拠点を構えてアーティスティックな活動をしている方たちを26人ほど、写真と文章で紹介している。
もちろん、葉山にアトリエを構える UMAHANA さんも登場しています。
入手したばかりで、UMAHANA さん他数名の方のページ以外はパラパラとしか眺めていませんが、それだけでも、ここで紹介しようと思うに十分な内容ということがわかります。
著者は、ご自身も12年前に葉山に移り住み、海辺での遊び、食、住をテーマに取材・執筆を行っているライターの久野康宏さん。

それぞれの方が仕事に対して持っている“想い”や、拠点と定めた土地(つまり相模湾沿岸東部)への“愛着”が素直に伝わってきて、その気持ちは多少なりともわたしの中にあるのと同種のものだったりする。それぞれの方の暮らしぶり(アトリエぶり?)もステキで。
そしてなにより、これはある人に言われて気づいたのだけど、「この大谷さん(UMAHANA さん)もだけど、ここに出ている人たちみんながいい表情してるんだよね~。この笑顔。力が抜けてて、とてもいい。これが、この本を書いた人のコンセプトなんだろうね。いやぁ、いい本だなぁ」って。

言われてみれば、なるほどそうなんですね。
この本を眺めていて気持ちがいいのは、そんなところにも秘密がありそう。
アトリエの主たちはみんな、“自分の場所”で自分が好きなことを、自分の思うとおりにやっている・・・・それがそのまま、彼らの幸せそうな表情に表れているのだろう。
それをそのまま写しとめる久野さんもステキです。

Photo
「湘南アトリエ散歩」~ものづくりに会いに行く(地球の歩き方Books)
久野康宏著、ダイヤモンド社(2008年3月)


この本を紐解いて、改めて、この地域ってなんて魅力的な場所なのだろうと実感。
本書にはアトリエだけでなく、“湘南リラクシング・プレイス”と題したコーナーがエリア毎に挿入されていて、カフェや美術館、はたまた遊歩道など・・・・も紹介されていて、丸ごと一冊、湘南といわれる地域の雰囲気が味わえます。


PS:登場人物たちの表情に気づかせてくれた“ある人”とは・・・・写真家の小寺卓矢さん。今お仕事で北海道から上京なさっていて、月曜日の夜に小寺ファンの写真仲間も交えて食事をしたのですが、その時にたまたま本書がカバンの中に入っていて。
小寺さんや水越武さんが北海道、森本二太郎さんは長野からこのたび岡山県へ、活動拠点としてあえて東京を選ばずに、離れて暮らすことを選んでいる意味・・・・なんて話をしていた時に、ふと、この本のことを思い出して取り出したのでした。

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