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尾鷲~新宮

ところで、今回の旅、とくに2日目は、見知らぬ人と言葉を交わすことが多かった。

まず馬越峠を歩いているときに、地元(後で聞いたところ鈴鹿とのこと)の中高年男女のグループ15-16人と抜きつ抜かれつ。
もう何度も同じコースを歩いているらしいその人たちのおかげで、天狗倉山の大きな岩の下がくぐれることを知り、もちろんチャレンジsign01
各地に『〇〇くぐり』といって木の洞穴や岩の洞窟をくぐるポイントはあるけれど、この天狗倉山頂の『穴倉』(と、その人たちは言っていた)は、聞かなきゃゼッタイにくぐれるなんて思わないような。友人とわたしと一度に岩の下に入ってしまったので、写真を撮らなかったのが残念sweat01

そして馬越峠を下っているときは、反対側から上ってくるオジさんと遭遇。
話好きなこのオジさんは、峠の茶屋を建てた人の子孫だそうで、毎日2回朝と午後に天狗倉山を登ってるんだって。
せっかく登ってきたのを、わざわざ途中まで引き返して、熊野が初めてなわたしたちだけでなく、他のグループの人たちにも、この道の歩き方や見所を教えてくれてました。「ここから、この角度で写真を撮ると、ポスターと同じように撮れるよ」とかcoldsweats01
もしかしたら、このルートを歩く人の中ではかなりな有名人なのカモ(笑)
でも、石畳をラクに歩く方法も教えてくれたりして、そういうご本人は手ぶらで、ひょいひょいっと身軽に登っていってしまいました。あの人ならきっと、修験道も極められるなsmile

さて、尾鷲の町に下りて民家の間の道を歩けば、焚き火をしていたオッチャンたち(ここでもどんど焼き?)に声をかけられ、向こうから豆柴を抱いたオバちゃんとも、犬を撫でながらしばし立ち話。
みんな「どこから来たの?」から始まって、旅人を放っておかない土地柄なのか。なんか沖縄の離島のようだな~。
道行く人も、年配の方はもちろん、小さいお子さんを連れたお母さんとか、子どもも、必ず挨拶するし。
知らない土地に来て、こういう交流は、ささやかでも嬉しいもの。ここなら一人旅、ぜんぜんオッケーだなconfident

尾鷲では電車が来るまでの時間がタップリ(過ぎるほど)あったので、尾鷲神社へ。
ここには、それはそれは見事なクスノキがありました。
今までクスノキの巨木はいろいろ見てきたけれど、ここのが一番迫力があるんじゃないかと思われる、夫婦の木でした。
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尾鷲から新宮までは、美しいリアス式海岸を縫うように電車が走り、飽きることなく車窓からの眺めを楽しみました。トンネルを抜けるごとに入り江があり、集落があり、必ず川が流れ込んでいて、その川の水が澄んでいることったらshine
川が美しい、ということは、当然海も美しく、(か)ちゃんと「海の中見てみたいね~note
少し沖には小さな島がいくつもあって、カヤッキングも楽しそう。
しかし、いかんせん、アクセスが不便。だからこそ、この美しさが保たれているともいえるんですけどね。

さて新宮には17時過ぎに到着。きっと暗くなってるよね・・・と、この日のうちに速玉大社に行くのは諦めてたんだけど、着いてみると「まだ明るいじゃんflair
駅からワンメーターで行ける! というので、タクシー飛ばして行っちゃいましたcardash
(初乗り580円、安いっnote

大社に着いた頃には薄暗くなり始めてたけど、灯篭に灯りがともって、それもまた情緒がありました。
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速玉大社にもナギという木の大きな夫婦木があって、この実で作ったお守りは、
ナギ(の木) = “凪ぎ”  
に通じるということで、円満な人間関係や家内安全、縁結びにご利益があるそうで、(か)ちゃんもわたしも買い求めました。Photo
いわゆる「良縁」も願いたいけれど、人生のパートナーに限らず、母や友人たちや、わたしの周りにいてくれる人たちとのご縁が、これからも長く穏やかに続くことを願って。

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