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2011年10月

マイ箸づくり

少し前のことになりますが、今月のMKではお箸づくりをしました。
いえ、本当ならば10月はカヤックで遠くまで漕ぐはずだったのですが、あいにくのお天気で断念。室内のプログラムに変更になったのです。

代替プログラムは『マイ箸を作ろう!』
子どもたちとお箸を作るのは、OFでも初めての試みです。

材料は長野県から来たスギの間伐材から取ったもの。
これにカンナと木型がセットになった箸作りキットというものがあるのです。
木型には適度な傾斜がつけた溝が掘ってあり、そこに材を入れてカンナで四面を均等に削ると、先端が細くなったお箸になるというスグレモノ。

カヤックができなくなって、ちょっぴりクサっていた子どもたち。
室内プログラムでお箸を作ると聞いたとたん、「え~~~~っ」というブーイングdown
「ヤダぁー」、「めんどくさーい」だって。なぬ~sign02
だけど、道具が出てきたとたん、みんなの目つきが変わりました。

子ども2人に大人がひとり付いて、交代しながらカンナがけ。
低学年の女の子も上手に道具を使えます。
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いや、ついつい我流(オレ流)でやりがち&チカラが入ってしまう男の子よりも、リーダーのお手本をよく見て、素直に手を動かす女の子のほうが上手だったかも(笑)

ちょっぴり時間はかかったけど、全員、世界でたったひとつの、自分が作った自分のお箸を手にすることができました。
この日のお弁当は、さっそく作りたてのお箸でいただきました。
スギ材のいい香りで、お弁当がよりいっそうおいしく感じられたのではないかな?

香りといえば、カンナの削りかすもとーってもいい香りで、子どもたちも大喜び。
自分のだけでなく、リーダーさんが削った分まで袋につめてお土産にしていました。

子どもたちが終えた後、リーダーも自分のを削らせてもらいました。
大人がやれば、一善が7、8分で完成します。
わたしのは、こんな感じ。
子どもたちは自分なりのペイントを施してましたが、わたしのは白木のまま。
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カンナで形をつけた後は、先端に紙やすりをかけて滑らかにし、丸く形を整えます。
白木のままでは汚れがしみこみやすいので、使う前に食用油を全体に薄く塗っておくとよいとのこと。
わたしは先日、気仙沼大島で購入した椿油を使いました。

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How to build a fire 2

火熾し子ども編。

素晴くんが木の道具だけで火を熾す姿を見て、自分たちも!と、板と棒を手にした子どもたち。けれど、一人ではなかなかうまくいかないみたい。火が生まれるために必要なくらいの熱を摩擦で発するには、棒をしっかり押さえつけつつ、かなりの勢いで回転させなくてはなりません。
そこで考え出したのが、この方法。

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1本の棒をみんなで回転させてみたよ。
『押さえ』が大事なので、そこは素晴くんも協力。
あと少しでつくかも?! というところまでは行けたのですが、あと一息持久力が続かず、結局この方法では火を熾すことはできませんでした。残念(涙)

そこで、文明の利器!マッチ登場。
けれど、使っていいのは、3人グループで3本まで。
燃やす材料はセミナーハウスの庭から自分たちで集めてきます。どの枝がよく燃えそうか? 葉っぱや枝の湿りぐあいは? 集めてきた材料をどう置けばいいのか? よく見て、触って、考えなくてはなりません。

そして、着火。超~シンケンなこの表情。
学校でもなかなか見られない顔なのでは?(笑)

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素晴くんからのヒントは「ひとり1本ずつ、じゃなくて、“3人で3本”と考えたほうがいいかもねwink
なるほど~、みんなの連携が重要なんですね。
1本目のマッチで火がつかなくても、そのマッチの火で葉っぱが乾いて温度が上がり、そのおかげで2本目のマッチは次のプロセスへとすぐに入っていける。
1本1本のマッチを燃やし切ることもポイントです。よく燃えるはずのマッチの軸が残っているうちに火が消えてしまってはモッタイナイのです。持てる力は使い切らなければ!

・・・・
この2日間のプログラムを通じて、素晴くんが子どもたちに一番伝えたかったこと。それは、「よく考える」ということ。
火がうまくつかないのには必ず理由がある。なぜうまくいかなかったのかを、そのたびによく考えて、じゃあどうしたらいいかを決める。
「間違ってもいいんだよ。失敗から学ぶことは多いから、失敗してもぜんぜん構わない。でも、同じ失敗を何度も繰り返さないこと」と。

燃やす材料を得るために、子どもたちは小型ナイフやナタを使って細工をすることを通じて、道具を正しく大切に扱うことも学びました。
先日のMKプログラムのカンナがけといい、子どもたちはもっともっと昔ながらの道具を使うことを覚えたほうがいい。自分の経験を振り返っても、そう痛感します。

自分で考える、自分で手を動かす、自分が持てるチカラ(知力、体力)をフルに使う。
本来、動物の一員としての人間が生きていくということは、そういうことだったハズ。
それがいつの間にか便利な世の中になり、モノに頼り、他人に頼り、自分では何も考えなくなり、何もできなくなる。そして自分が『生きている』という実感を得ることが難しくなっている、現代の日本。

『自分で火を熾す』というプログラムは、本当に学びや気づきが多いなぁ、と思いました。サポートする大人にとっても。

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How to build a fire

・・・という、ジャック・ロンドンの小説がありましたな。

さて、素晴くんの火熾しの続き、というか、いよいよ本題デス。

モノが燃えるのに必要な3つのもの。それは、
○燃える材料
○空気
○熱

ふだんわたしたち現代日本人は、いとも手軽に火を使うことができる。ライターで、ガスコンロで。マッチすら使うことは少なくなった。
けれど、昨日、素晴くんはライターもマッチも使わずに、子どもたちの目の前で火を熾してくれました。
使った道具は、木の板と、木の棒と、ロープ。
やり方はいろいろあるけれど、ここでは『弓ぎり』という方法をだけご紹介。

湾曲した木の枝を見つけて両端にロープを結び、弓を作ります。弓に使った枝は、素晴くんがセミナーハウスの庭で見つけたもの。
木の棒の周りに弓のロープを絡ませて、前後に動かすと、木の棒の先と板との摩擦で、熱が発生します。

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実は摩擦で熱が発生するだけではなく、板が削れて、細かい木クズができます。それに火がついて火種となるワケ。

これが、それ。
板の上にちょこんと黒い塊が見えますか?(素晴くんの指先の先)

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アメリカ先住民は、火を熾す道具を男と女に見立てて、それから生まれた火種のことを「ベビーファイヤー」と言って、とても大切にするそうです。
彼らは、自分が苦労して熾した火を、水をかけたりしてわざと消すようなマネはしない、と。

ベビーファイヤーの火を消さないように、その上に枯葉などの燃える材料をかぶせていきます。
そして、息(空気)を送ります。火を消さないように、息は細~~~~く、長く。

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少し煙が出てきたよ! ↓

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どんどん、どんどん、煙の量が多くなってくる。すごーい!!

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子どもだけでなく、大人も興味シンシンで周りを囲みます(笑)
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やがて・・・・

ついに・・・・


ついた!!!

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お見事♪
そこにいた全員の尊敬のまなざしをうけた素晴くんと、なにか特別なもののように崇められた火なのでした。

こうして熾した大切な火は、薪ストーブの中に入れ、小枝をくべ、やがて大きな薪へと燃え移り、みんなで汲んできた海水を入れた釜をかけ、一晩中消えないようにと交代で番をすることになったのです。

この後、子どもたちも、まずはマッチ3本で、そしてマッチを使わずに火を熾すことに挑戦したので、そうやって育てた火がいかに貴重な、いとおしいものなのか、身をもって知ることとなりました。

その顛末記は、またの続きで(笑)

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カヤッキングの目的は・・・

今日、明日は葉山に高橋素晴(すばる)くんを招いてのキッズプログラム。
『海で生きるチカラ教室』というタイトルからもわかる通り、ふだんOFで行っている海辺の活動とは一味違ったアプローチ。
海辺で遊ぶ、海のことを知る。
それだけじゃなくて、海辺で生きる。海の恵みをいただく。

素晴くんは非常にユニークな経歴の持ち主。
彼のプロフィールについては、彼自身のウェブサイトをぜひご覧ください。

http://next-create.net/profile.html

わたしが素晴くんと出会ったのは、かれこれ10年前。
OFが佐渡で行った指導者養成講座に参加したら、ちょうど彼も参加者としてその場にいて。その頃は二十歳前で、ヨットで太平洋単独横断の最年少記録を打ち立てて数年しかたっておらず、その時の体験談など面白い話をたくさん聞いたのだった。
その後も風の便りで、鹿児島で彼らしいユニークな生き方をしていることを聞いていて、再会を楽しみにしていたのだ。
今日久しぶりに会って、予想通り彼のほうではすっかりわたしのことは忘れていたけれど(笑)

さて、集まったのは13名の子どもたち。ほとんどが葉山町内の子だけれど、わたしは初めて会う子ばかり。
まず午前中はカヤックで海へ。

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天気予報ではバッチリ雨マークの今週末。
早朝に聞いた気象情報でも「大雨・雷・強風・波浪・洪水注意報。雨、朝晩は雷を伴い激しく降るところも。海上の最大風速は12メートル。波の高さは1.5のち2メートル・・・」
けれど、家を出るころにはうっすらと陽が射す気配。
そして、海は、超フラット!!
ということで、今日の子どもたちはラッキーボーイズ&ガールズだったようです。

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息を合わせて漕ぐ、漕ぐ。

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長者ケ崎と尾ケ島の中間地点でペットボトルに海水を汲み・・・・
そう、今日のカヤックの一番の目的は、この「海水汲み」なんです。

セミナーハウスに戻って、午後から薪ストーブに羽釜をセットしてその中でグラグラ。
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今夜は一晩中この火を絶やさないように、子どもたちも交代で番をするそうです。
明日には葉山の海から作った塩ができているハズ。
薪ストーブでご飯を炊いて、明日のお昼は塩おむすびを作るんだって。
どんな味がするのかなぁ~。

わたしは所要があり、明日のプログラムは不参加。
塩の出来上がりがみられないのが残念ですcrying

実は、この海水をかけている火は、素晴くんがライターもマッチも使わずに熾した火。
どんな風に火を熾したのか? 知りたいですか??
それは、長くなるので次の日記でsmile

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new machine!!

自宅PCを(ようやく!)買い換えました。
前から決めていたレッツノートS10です♪

モバイル生活、はじまる。

なーんて、コピーのようなセリフですが、自宅での接続も無線で統一。
これからは東北その他に遠征するときも連れて行くことにします。

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まずは、ブログの更新に弾みがつく!


かどうか・・・・・(笑)

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仮免ゲット!

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くふふ、ゲットです♪

1週間、2週間単位で通えない日がはさまっているため(ということにしておこう)、8月末に入校して約1ヶ月半かかって第1段階が修了しました。
当然、技能は時限オーバーですが、検定は技能も学科も、マサカの一発合格ですよ~、エッヘンhappy01

今度の日曜からはいよいよ路上へ。
世間の荒波の洗礼を受けてきます(笑)
神奈川県は高速道路も実車教習が義務。(東京などシミュレーターでOKな自治体もあるらしい)
教習所の近くには横横と首都高(湾岸線)が通ってるけど、規制が少ない湾岸を使っての教習になるそうです。
でも、事故渋滞にはまって5時間帰ってこられないとかもあるらしいsign02coldsweats02

さてさて、第2段階。
いちおう年内(できれば12月上旬)には卒業したいっsweat01 ←目標

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'Ekahi Lei

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元フラシスの(さ)が結婚することになって、やはり元フラシスで彼女と同僚の(エ)がパーティーでフラを踊るという。
(エ)から「レイはちぃちゃんに頼みたいんだけど・・・・」との依頼。
もっちろん!!

ということで、一日休みだったおととい、心をこめて編みました。
65センチの wili
UMAHANA先生に見せたら「まだまだ×」と言われそうだけど、今のわたしにできるベストは出せたつもり。
お花のカットに1時間、編むのに3時間ちょっとかかりましたsweat01

先日の台風の影響でお花が品薄で、お店をいくつも駆け回ったのも、ちょっとした苦労話。
スプレーバラ2色
スプレーマム
千日紅
ワックスフラワー
ブルーの色味が欲しかったので、デルフィニウム

(さ)のパーティーは今日。
(エ)はこれを着けて踊った後、花嫁にレイをプレゼントしてくれるそうです。
わたし自身は出席しなかったケド、いいお祝いになりました。

(さ)、末永くお幸せにheart04

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えにし

今朝ツイートしたこと、日記にも書いておこうと思います。
(少々修正アリ)

わたしは噴火前の三宅島も津波前の唐桑も知らない。
どちらへも大きなダメージの後に訪れ、それでもなお魅力を失わない自然の底力に心惹かれている。
人との結びつきがその地へとわたしをいざない、そこでまた新たな人との繋がりが生まれる…
大好きな海に囲まれた土地
深い森に覆われた土地
素敵な人たちが暮らす所。

あひみての のちのこころにくらぶれば むかしはものを おもはざりけり

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言い訳

ダイジェスト版のまま pending にしている日記や、その後も書きたいことたくさんあるのですが、しばらく前から自宅のPCがいよいよ限界・・・・

新しいPCは、レッツノートにしようかな。
各地への遠征にも持っていって、その場で発信できるように♪

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『ふくしまキッズ』報告会

福島の子どもを守ろうプロジェクト、通称『ふくしまキッズ』(という位置づけで合ってるのかな?)の夏季林間学校の活動報告会に参加してきました。

このプロジェクトは、放射能の影響を避けるために屋外で遊ぶことができない福島県の子どもたちに、せめて夏休みの間だけでも伸び伸びと、思い切りやりたいことをして過ごしてほしい・・・・という思いから立ち上がったもの。
福島県内、北海道内の自然学校、首都圏の教育支援協会などのNPOが中心となって、北海道の各地で最大33泊34日の活動が行われました。

放射能の影響についての考え方は、本当に人それぞれで、正直なところ、何がその人にとって正解なのかは、その人が決めることなのでしょう。
福島に留まることを決めた親御さんと子どもたちが、夏休みだけ別の場所で過ごすことに、どれだけの意味があることなのか。それも誰にもわかりません。
だけど、「子どもにストレスを与えないことが一番重要」という言葉は、その通りなのだと思います。
思い切り遊べた夏休みの体験は、その後の子どもたちにとってストレス軽減になる。
報告会に参加して、そう思いました。

林間学校には、当初の予定では200名募集のところ、希望者が多くて急遽追加、結局518名の子どもたちが参加したそうです。
活動報告の詳しい内容は『ふくしまキッズ』のサイトに譲ることとしたいのですが、活動の様子を映したDVDも閲覧できますよ。
最初は活動資金にするためにDVDを売ることを考えたそうですが、「売ってる場合じゃないだろう! ひとりでも多くの人に見て、知ってもらいたい」ということで、どなたでも見ることができるようになっています。いずれはyou tubeでもアップされるそうです。
短いながらも素晴らしい内容なので、ぜひご覧くださいね。

ふくしまキッズのサイトはこちら → http://fukushima-kids.org/index.html

けれど、DVDに映し出されているのは、子どもにとってはごくごく“当り前な”はずのひとコマひとコマで。それがこんな風に“特別な”ことになってしまった福島の子ども達、当り前を奪われた子ども達・・・・「福島でできないことを やりつくす!!!」という言葉に、胸を衝かれる思いがしました。
支援委員のひとりである海洋冒険家の白石康次郎さんの「小学生のときの夏休みの体験は、大人になってからでは取り戻せないものなんです!」という言葉とあいまって、自分の小学生時代の夏休みのシーンがいくつも甦ってきて。

子ども時代の、そんな大切な、かけがえのない時間を、これからも福島の子どもたちに。
プロジェクトは今後も5年間を目標に続きます。
来年の夏休みには2000名を目標に行う予定。
その前に、今年度の冬休みと春休みにも、活動の予定が組まれています。
実はOFでも受け入れ団体となるべく、計画中。短い冬休みなので、どれだけの応募があるか、どんな活動ができるのか、未知数ですが、やるしかない! そんな気持ちです。

夏の活動には小学1年生の女の子が2週間ひとりで参加したとか、障がいを持つ子どもも参加を受け入れたとか・・・・宿泊プログラムのサポートを多少なりともしたことがあれば、それがどんなに熱意とエネルギーのいることか、よくわかります。
ふだんはバラバラに、それぞれのポリシーを持って活動しているNPOが複数集まって連携する難しさ、ボランティアの研修体制、開催地による格差など、改善点も少なくなかったようですがcoldsweats01、これだけの規模のプロジェクトを短期間に実現できたのは、やはり大人たちの情熱以外の何者でもないのでしょう。

わたしがこのプロジェクトで「いいな~」と思ったのは、この活動を“(放射能からの)避難”とは捉えていないところ。そうではなくて、せっかくの機会(opportunity)だと捉えて、子どもたちにいろんな自然体験をさせてあげよう、一緒に楽しもう・・・・そんなポジティブな考え方に魅力を感じました。

この日記を読んで『ふくしまキッズ』に少しでも興味をお持ちいただけたなら、ぜひ情報をご家族やご友人にシェアしてくださいね。

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