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雨の日の海の上で

今日は月1回のマリンキッズの日。
典型的な梅雨空の下、子どもたちとカヤックを出しました。
遠くの水平線は、ぼんやりと靄にかすみ、海岸も海の上も無人。
海面は驚くほどフラットで。
夏のシーズンに向けた海の家の建設も、今日はお休み。
静かな静かな長者ケ崎海岸でした。

海に出ている時間は、けっこうな本降りで、鏡のような海面に落ちる雨粒の模様が美しく。
カヤックの周りのあちこちに広がる水玉の輪。
跳ね返る、まん丸の雫のひとつひとつ。
水面に生まれる波紋は、次から次へと、途切れることなく、いっときとして同じではなく。

そんなのを眺めていたら、ふと、これまでの記憶がよみがえり。
沖縄やユーコンで、雨降り(ドシャ降り)の中を漕いだ記憶。
今日もそうだけど、特に海で漕いでいると、

雨って、真水なんだ・・・・

という、ごく当たり前のことが、とても新鮮に感じられる。
味がない、甘くさえ感じられる雨水が、海水でしょっぱくなった顔を洗い流してくれる。
この季節の、あたたかい、やさしい雨。

・・・・・
雨がキライ

という人は、かなりの数に上ると思うけど、わたしは
キライじゃない。
そう思えるようになったのは、森や海で過ごすことを覚えてから。
森を歩くときなんか、雨降りウェルカム♪な場合も多い。

すべての命にとって、雨の恵みは必要だから・・・・そんなリクツではなく、
雨降りの日ならではの、フィールドの美しさが好きだから。
雨の中に身を置く心地よさが好きだから。

だけど。
そんなわたしでも、濡れたら困る服を着て、アスファルトの上を歩くときは、雨を恨めしく思う。
雨降りがキライな人はきっと、そんな体験しかしたことがナイんだと思う。


今日の体験は、子ども達の中に、どんな記憶として残っていくのだろう?

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