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2013年7月

追分文学

先日公開されたばかりの宮崎駿の新作映画『風立ちぬ』が早くも話題になっているようですね。
好意的な感想が多いようですが。

この映画を見た人の中で、堀辰雄を読んだことがある人は果たしてどれくらいいるのだろう?
ふと、素朴な疑問が浮かびました。
わたし自身は、多感な10代(中学~高校)に、どっぷり浸かったほうですから。
正確にいえば、ソネット詩人の立原道造に、文字通り“恋して”いた時期があって、堀辰雄はその余波(?)で読み始めました。
日本橋の本屋で立原の詩集の完全復刻版を見つけて、今でも本棚の一番いい場所に並べてあります。
高校時代の部活の夏合宿が軽井沢だったこともあって、一人で軽井沢~追分に旅行に出かけて、立原の詩や堀の小説の舞台となったあたりや定宿だった油屋周辺をウロウロ彷徨ったりもしたっけ。

その頃、新幹線はまだ開通しておらず、碓氷峠を越えていく信越本線。山越えの機関車は別の物に取り換えるために横川駅での停車時間が長く、ホームに降りて“峠の釜めし”を買う時間がたっぷりあった時代。
峠を越える列車から見る風景がゆっくりと流れていた時代。
今でもわたしは浅間という山に、得も言われぬノスタルジーを覚える。

立原や堀たちが滞在した昭和初期の雰囲気は、わたしが旅した昭和の終わりごろにはすでに失われつつあっただろうけれど。
その頃よりもさらに今は、まったく空気が変わっているのだろうな、きっと。
もうすっかりご無沙汰になってしまった軽井沢に、いや信濃追分に「久しぶりに行ってみようかな」そんな気にもなったけれど、思い出はそのままにしておいたほうがよいのかもしれない。

ちなみに映画『風立ちぬ』はまだ観てないし、見る予定もありません(笑)

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i vote the future

明日は参議院選挙の投票日。
もう期日前投票や不在者投票を済ませた方も多いかもしれないが・・・・

FB経由で、ナマケモノ倶楽部の辻信一さんがパタゴニアのキャンペーン『環境に投票する』に寄せたメッセージが流れてきて、自分だけの胸に納めておくにはモッタイナイと思ったので、シェア。ブログでも紹介しておきたいと思う。

辻さんはスローライフ&ダウンシフトの提唱者。
わたしが一昨年にストローベイル(藁と土でできた壁)ワークショップに参加した戸塚の善了寺とも繋がりが深く、そのWSで建てた聞思堂でのイベントなどでお話を聴く機会も何度かあったけれど、主張するところは一貫している。
経済至上主義、大量消費社会と、もういい加減決別しようじゃないか、と。

そんな辻さんがパタゴニアに寄せた文章は、こちら ↓
http://www.thecleanestline.jp/2013/07/i-vote-the-environment.html

辻さんがおっしゃるスローライフも、
OFなどで普段わたしたちが行っている自然体験活動や環境教育も、
こと自然や環境に関する“行い”は、その答えが出るまでにかなりの時間がかかる。
一方、物価や株価や為替といった指標で示される経済活動は、目に見えやすい。たとえそれが実体のない数字の上下だけだとしても。

だけど、辻さんが上記のメッセージに書いているように、今は目先だけのことを考えていてよい時ではないのだ。ホントはもうとっくに。
今日を生きるので精一杯・・・・という人もいるだろう。
わたしだって、決して生活がラクなわけではないけれど。
それでも、やはり、百年先、孫やその孫の世代のことを考えて、選んでいくしかないのだ。
だって、わたしたちが今日を生きていられるのは、先人たちがこの環境を残してくれたおかげなのだから。

i vote the future.

明日、わたしは未来を託すに値すると思える人に1票を投じよう。

・・・・・
余談だけど。
同じ論理でいけば、マグロもウナギも大好きだけど、今は食べなくてもいい、と思う。

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週末の参院選

誰に投票するか、全国区はとっくに決まっているのだけど。
神奈川県選挙区、果たして誰に入れようか。

ここ数年は、投票日にとくに用事がなくても期日前投票をしていたのだが、今回ばかりはギリギリまで考えようと思う。
実家に戻って、投票所がけっこうな坂の上にある小学校。災害時の避難場所にもなっているところなので、散歩がてら久々に足を運ぼう。

ところで、全国区の比例制。衆議院と参議院のシステムの違いって、ご存じですか?
恥ずかしながら、わたしもつい先日知ったのですが。
比例代表制といえば、政党名で投票して、得票数に応じて議席数が政党に割り振られるもの。各政党は候補者に順位をつけて、その上位から当選が決まっていくというイメージだと思う。だから選挙区で落ちたような候補も比例で復活したり、「なんでこの候補が上位なの?」と思っても、有権者はイチャモン(笑)をつけられない。
だけど、これは衆議院のお話。

今回の選挙もそうだけど、参議院選挙の場合、比例制では政党名だけでなく、候補者の個人名でも投票ができる。そして政党名で獲得した票数と、その党の公認あるいは推薦候補が個人名で獲得した票数を合わせた数が、その政党の得票数となる。
得票数に応じて政党に議席が割り振られるのは衆議院と同じだが、各党で当選する順位は、その党が決めるのではなく、個人名で獲得した票数が多い候補から順に当選が決まるのだ。
政党名でしか投票できない比例制よりも、よっぽど面白い。

というわけで、わたしは2枚目の白い投票用紙には
緑の党
ではなく、

三宅洋平

と書きます。

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再確認

今日は毎月一度のOF指導者研修。
今月のテーマはスノーケリング。OFの数ある活動の中でも根幹をなす、一番歴史(?)が古いプログラム。
夏休みに目白押しとなる子どもプログラムの指導にあたる前に、指導や安全管理の方法を確認しました。

『自分ができる』ということと、『ほかの人に教えることができる』というのは簡単ではありません。ましてや相手が子ども達だったら?
指導の経験がある人もない人も、それぞれのレベルで自分のスキルを再確認できたのではないかと思います。

わたし自身は、今日は指導補助という立場でしたが、自分とスキルがほとんど変わらないメンバーを指導するというのも、それはそれで難しいものでありまして。
でもそうやってさまざまな参加者への指導を積み重ねていくうちに、自分の度量というか、応用力が広がっていくのではないかと・・・・思いたい(笑)

なんて、難しいことを考えるのも必要な時間ではありますが、
最後に数分間だけだったけど観察した小磯の海! 台風7号のうねりが届いていて、ここ数日ニゴニゴ状態なのですが、思っていたよりもたくさんの生き物に出会えました。
ざっと思い返すだけでも・・・・クサフグ、クロダイ、イシダイ(y)、カゴカキダイ、ソラスズメダイ(デカイ!越冬しているに違いない)、ニザダイ(y)、キュウセン、ホンベラ、ウミタナゴ、メジナ、ボラ、クロサギ、ナベカ、ヘビギンポ、イソギンポ、アサヒアナハゼ。16種類。
チラっと見えたのが幻でなければcoldsweats01、チョウチョウウオの仲間もいたような。

初期のころに比べて活動の機会が減っているスノーケリングプログラムですが、今日海に入って生き物たちと泳いでみて、

「やっぱりスノーケリングは楽しいnote
そのことを再確認できたのが、一番の成果だったのかもしれません。
これで、自信を持って、来月のキッズプログラムに臨めそうです。

今日も、葉山の海、ありがとう。

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高速道路で思うこと

運転免許を取って1年半。5月末に高速道路もデビューを果たしました。
時速100キロ前後で走っていて思うのは、交通というのはつくづくお互いの信頼の上に成り立っているんだなーということ。

わたしは一般道でも車間距離を取るほうだと思うけれど、十分な車間距離を取っていたとしても、目の前やすぐ横を走る車が突然トラブルを起こしたら、巻き添えを食うのは必至・・・・いつもそんなイメージを頭の片隅に持ちながら走っている自分に気づきます。
一般道でも、たとえば急なカーブを対向車がスピード上げて走ってくると「お願いだからちゃんとコースをキープしてくれ~。突っ込んでこないでねー」と祈ります。
お互いにクルマという箱の中に入っていて、どんな人がどんな状態で運転しているのかが見えにくい不安というものを感じるのです。

お互いが
健全な精神状態と健康な体で運転をしている。
その道を走行するのに必要な運転スキルを身につけている。
人間としての良識を持った、成熟した大人が運転をしている。

その信頼関係がないと、とても怖くて運転なんてできやしない。
そんなことを、とくに混み合った高速道路なんかを走っているときに考えたりするのです。

とはいえ、運転するのは大好きだし(かつて「バリバリ運転しそうなのに、免許持ってないなんて信じられない!」と言っていた友人たちは正しかった 笑)、長距離を運転していると“もっと遠くへ”“Fun to Drive”なーんていう自動車会社のコピーが浮かんできたりもする。
なにより、あまり深く考えずに直感で選んだ愛車フォレスターが、期待以上にいいクルマで。運転するのが楽しい♪と思わせてくれる。

(ちなみに、スバル独自の水平対向エンジンは安定性バツグンで、高速でも安心して走行できます。一緒に東北に行ったときに運転を代わってくれた(う)パも「このクルマ、スピード出しても怖くないね」と。まぁ、スピード出して怖くないのがよいことなのかどうかは別の話ですが、どんなコンディションでも落ち着いて運転ができるというのはありがたいことです。)

2年前には免許すら持たず、1年前には高速道路を嬉々として走っているところなんて想像もできなかったことを思うと、自分でもなんだか不思議。
教習所でお世話になった教官たちが今のわたしを見たらビックリするだろうな~smile
路上教習で、セカンドで走り続けるわたしに「お願いだから加速してください。か・そ・く~!」と叫んだA教官。(←最初、わたしは“加速”の意味が分からず、一生懸命アクセルを踏んでいたcoldsweats01
ノッキングする車にガコンガコン揺られながら「な~ん~で~マ~ニュ~ア~ル~なの~??(なんでマニュアル免許を取ろうとしてるの?)」とたずねたB教官。
わたしの運転適性検査の結果とハンコだらけの教習簿を見比べて、「適性は高いみたいだけどねぇ・・・・(なんで?)」と首をひねっていたC教官。
みなさまお元気かしら?

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