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嵐の中の発見

ママ~、ドゥ ユー リメンバー?・・・・

かあさん、うちの登記簿 どこへいったのでしょうね。
20年前に手に入れた あの登記簿ですよ・・・・

この二日間は母の部屋の一大整理。
台風で家に篭っていたからというわけではなく、必要に迫られて。
20年前に購入した我が家の火災保険が満期を迎え、新規に契約するにあたり、家の登記簿の記載内容が必要となり。
母がどこかに仕舞いこんでいるのは確かなのだが、すぐには見つけられず。もちろん、当の本人に訊いたところで答えがかえってくるはずもなく。
保険屋さんに「月曜日中に探し出してファクスする」と約束した手前、なんとしても見つけ出さなければ!

というワケで、土曜の夕方から昨日までかかって、ようやく目的の物を発見することができました。
が、それに付随して、いろんなモノが出てくる出てくる・・・・。
古い通帳、電気やガスや水道の領収証、自治会の議事録 →これらはすべて処分!
でも処分できないものもありまして。
まず、母が几帳面につけていた家計簿。毎日のメモ欄にはその日の出来事も書き込まれており、だんだんと空白のページが増えていくのは、おそらく母の状態が悪化していったのと比例しているのだろうと思うと、切なくなる。

そして昨日は父の遺品も。お財布や免許証。そして、最後まで使っていた手帳。
この手帳にも、父が他界した日付の先まで予定が書きこまれていて、胸がキュウっとなった。その予定をこなすことなく自分がこの世を去るなんて、父には予想もつかなかったことだろう。

極め付けは、この写真。
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初めての我が子を抱く二十歳の祖母と、嬰児(みどりご)の母。
母の写真は、ほとんどが空襲で焼けてしまったはずなのに、なぜこれと数枚の写真だけがここにあるのだろう? (だけでなく、ガラスの原版まであってビックリだ)
昭和初期。わたしが生まれるずーっとずーっと以前の二人。
この時の祖母は、どんな気持ちでいたのだろうか。
今となっては知るすべもないけれど、この写真の中の二人が祝福に包まれていたことは間違いない。そう、思う。

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