歩く(森のこと)

森戸川林道にて

今日はOFの指導者研修で、キコリ見習いの真似事をしてきました。
来月のマリンキッズは森戸川にて観察ハイキング&植樹。今日はそのための下草刈りと下見。雨が降る中でしたが、森の手入れには雨は気にならず、むしろ「やってる感」が味わえたりして(笑)
サワガニやシュレーゲルアオガエルが飛び出してきたりして、楽しく体を動かしているうちに作業終了~。

お昼を食べて午後からは、川沿いの林道を歩きました。
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“森戸川村”(森戸川流域の手入れをしたり、魅力を紹介している団体)の“村長さん”のガイドは、万葉集などの歌なども織り交ぜながら、古来日本人の生活と密接に関わってきた植物についての解説で、非常に面白い。お話をうかがっていると、わたし達の祖先はいかに自在かつ多様に森の恵みを生活の取り入れてきたのだろうと、感心します。

森戸川村のみなさんは、放置されたスギの植林地に手を入れて、生活に密着したかつての里山のような森をよみがえらせようと、伐採&植樹の活動も行っている。来月のMKでは、ちょっぴりそのお手伝いもする。
この秋、森にはドングリがいっぱい! 硬いカラを破って根を出し始めているものもあり、いくつかは拾って持ち帰り、セミナーハウスで苗を育てる予定。そしてある程度の大きさに育ったら、またこの森に返します。
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今日のお話の中で、樹木の育ち方についての解説がありました。数十メートル、ときには百メートルを超す高さまで樹木はどうやって水分を運び上げるのか。また、しっかりと立ち続けていくために、樹木はどのように幹を作り上げていくのか・・・・その時にガイドの清水さんが「たいしたもんだよな」と、愛おしそうに幹をなでていたのが印象的でした。
わたしも森を歩くたびに「木ってすごいな」と思うことが多く、清水さんの気持ちよくわかります。
そこがどんな場所であれ、種が落ちた場所で芽を出して根を張り、自己主張することもなく、周りと光を分かち合い、数十年、数百年のときを生きる。いのちが尽きればだまって倒れ、やがて土に還って次の世代を育む養分となる。
まことに、植物とは、尊敬に値する生き物だと思う。

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イソギク@峯山

昨日は台風後の海岸散歩をしたあと、峯山へ
曇り空の下でしたが、カタバミ、ノアザミ、ワスレナグサ、カラスノエンドウ、ユツクサなどなど、鮮やかな花々が咲いていて、心楽しい山道散歩となりました。

赤紫~紫~青紫と、紫系の花が多いこの季節。
ひときわ目立つ黄色いつぼみを膨らませていたのは、イソギク。
もう少しで花開きそうです。
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イソギクはその名の通り、海岸付近に育つ植物ですが、山(岡)が海岸にせまっている三浦半島では山の斜面でも見られるのですね。

海岸に多く自生し、群落を作るイソギク。海辺に行けば当り前に見ることができるように思いますが、10年くらい前には観音崎の博物館で株を増やして移植するということで、家に株を持ち帰り育てたこともあります。自然海岸が減少してきている現代、イソギクが自生しているというのは、実は貴重なことなのかもしれません。

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鹿俣山から

鹿俣山は、玉原エリアで気軽に登れるちょっとしたピークで、標高1636.7m。
とはいっても、ベースとなる玉原高原が1300mくらいの場所にあるので、標高差は300メートルちょい。登るだけなら半日ハイキングくらいの気軽さで行けるのだが、わたしは十年間も玉原に通っていたくせに、実はまだ一度も“てっぺん”まで行ったことがなく。定宿のご主人夫妻にそのことを言うと「えーっ?!そうなの?wobbly」とビックリされました。

てなワケで、出発。
ペンション・ビレッジからブナ林に分け入り、朝の散歩をしたキャンプ場をかすめて細い尾根筋を登る・・・・あ・づ・いsweat01
5月末とは思えない気温。ここ数日雨が降っていないとのことで、陽が当たる尾根は土がカラカラに乾いて土埃まであがる。
でも、途中スキーゲレンデ越しに見えた北信越の山々にはまだ雪が残っていたりして ↓
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鹿俣山へのルートには、大きくはないけれど、シャクナゲの群落もある。今年は花の数は多くはなさそうだが、いくつかは盛りを迎えていてキレイでした。これも、もう少し潤いがあれば、もっと艶やかなのだろうに。ピーカンsunがちょっぴりウラメシイ。
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花など愛でながら&写真のホンキ撮りをしながら歩いたものだから、コースタイムの2倍以上かかって、頂上。
そこから俯瞰する玉原のブナ林。 ↓
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画面中央付近に見えるのが、スキー場のレストハウス。その奥に光っているのがダム湖である玉原湖。こうして見ると、スキー場がブナの林を切り裂くように作られていることが一目。
これら人工物がなかった頃の玉原のことを想像してみる・・・・。
スキー場ができ、ペンションができたおかげで、わたし達はこうして玉原へ簡単にアクセスできるようになったわけだけれども。
自然の中に身を置く心地よさを味わい、それゆえに自然を愛おしく思う気持ち。自然の中で遊ばせてもらうことと、そのわたし達の行為が自然に与えるインパクトとのバランス。
これは語りだすと長くなりそうなので、いずれまた。

さて、鹿俣山のテッペンは狭く、先客もおり、なにより陽射しを遮るものがなにもナイので、お昼は少し下った森の中で食べ、ゆっくりとブナ平へ。
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ブナ平は玉原エリアの中でもハイライトといえる場所。
照り照りの尾根道をヒーハーいいながら歩いてきた後でブナ平に足を踏み入れたとたん、心底ホッとしました。心だけじゃなくて、体の隅々までが「助かった~」って言っているようでした。

あまりに心地よかったので、ここでしばらくお昼寝。
けれど、ほぼ5分おきにクマ・・・・ではなく、クマ鈴をつけた人々に起こされましたsad

クマ鈴もね~、つける気持ち(必要性)はわかるんだけど、もうちょっとなんというか、森歩きの楽しみ方ってあると思うんだよなー。
これも書き出すと長くなるので、またいずれ。

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おはよう、玉原!

昨晩、沼田の市街地から玉原へ向かう道は、ゲコゲコ♪カエルの大合唱。
真っ暗な山道では周りの木々は見えないけれど、木々が放つ芳しい香りが全開の窓から入ってきて、運転しながら深呼吸~。
つづら折りのカーブを曲がると、空にはぽっかりまぁるいお月さんがまばゆく光っていて・・・・なかなか心楽しいドライブでした。

今朝は5時半に起きて、森へ。
玉原は、宿のすぐ隣がブナの森。というか、ブナの森の真っただ中にスキー場と、ペンション・ビレッジが造られたのね。
朝ご飯前のお散歩は森林キャンプ場へ。だぁーれもいないキャンプ場で、おなじみの樹に挨拶。
おはよー♪ また来たよん。
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足元にはブナの子ども達がじゅうたんのように広がり、数年前の豊作を物語っています。
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でも、昨年は超不作だったみたいで、ブナの実生はひとつも見つからず・・・。こんな年もあるのですね。ま、もともとブナは7年に一度豊作の年があるってことだけど、ここ数年そのサイクルが狂いがちのようです。

今日はこれから鹿俣山まで登ってみますdash

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さんがおか散歩

OFさざ波教室、今月はハイキング。昨年10月は峰山を歩きましたが、今日は葉山の背骨(?・・・でもないか)であり、御用邸を見下ろし、芝崎に落ち込む三ケ岡がコースでした。

ここに登って北側を見れば、森戸海岸~逗子~鎌倉~富士山・・・・が見え、反対側を眺めれば御用邸~長者ケ崎~横須賀方面がず~~~っと見渡せます。
本日はお昼過ぎまでは風もなく、まるで湖のような風情の相模湾 ↓
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意外だったのですが、さざ波教室で三ケ岡を歩くのは初めてだそうで、みんな「だっこー」とか「おんぶ~」とか言わずに歩けるかな?と、ちょっぴり心配でしたが、なんのその。親御さんも「わが子がこんなに歩けるとは思っていなかった」と感想を漏らすくらい、2歳~小学生まで、みんな自分の足でよく歩きました。

葉山の広葉樹は落葉樹ばかりではないのですが、やはり冬枯れのこの季節は一番眺望もよく。かと思えば、足元にはスミレが咲いていたりして。

親御さん達はまた「初めて三ケ岡を歩いたけれど、いいコースなので、家族でもまた来たい」ともおっしゃるかたも多く。
わたしは約1年ぶりでしたが、おなじみだった木が倒れたり切られたりで無くなっていたり、歩きやすいように林道や階段が整備されていたりで、少し雰囲気が変わったように感じました。
横須賀側、よく見えるようになっちゃったもんね。 ↓

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今日はほぼ無風で、気温もこの時季にしては高めだったのですが、それでもお昼休みに「寒い~」という声も聞かれました。特に日陰は空気が冷んやりします。
三ケ岡は尾根道に登るまで、3つのどのルートをとってもケッコウな急登。200メートル級だからといってナメずに、こまめな脱ぎ着ができる装備で体温調節をする必要があります。
ブ厚いジャケットよりは、薄くても温かいダウンセーターなどがベターだし、手袋・マフラー・帽子といった小物も欠かせません。ジーンズも避けたほうがよいでしょう。

ハイキングに限らず、冬の外遊びは寒くてイヤになっちゃうのが一番モッタイナイですから。

さて、さざ波教室恒例の『今日のお絵かき』は・・・・
たーくさん落ちていた葉っぱをペタペタ貼り付けて楽しみました♪
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力作ぞろいでしたよ!

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シダる

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美しい、秋の造形。
春先の山菜として知られているゼンマイが、秋にはこんな姿になります。
・・・・ということを、先日新庄村に行ったとき、シダに詳しい友人から教えてもらいました。

森を歩いていてなぜか気になる存在、それがシダ。
コケもキノコも気になるけれど、コケもキノコも種類が多く同定が難しいけれど、シダもまたしかり。
最近は苔ガールなる呼び方もあるようですが、わたしはどちらかというと羊歯ガールかな。
あ、もはやガールぢゃないぢゃん・・・・とツッコマレそうなので、羊歯女(シダジョ?)とでもしておきましょうか。

と、そんなことはどーでもいいケド。
先日、こんな本も入手しました。 ↓
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ゲッチョ先生の新刊本。
とても面白そうなのですが、持ち歩くばかりで、まだぜんぜん読めてませんsweat01

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陣馬山ハイキング

ハイキングとトレッキングの違いってナンだろうね?

などと、友人と話しながら、歩いてきました。陣馬山。
「今日のはハイキングかね~」
「うん、ハイキングだよねー」と。
先日一緒に苗場と谷川岳に上った友人なので、日帰りは荷物は軽いし、1000メートルないし、オ・キ・ラ・ク~♪
・・・・なんて思っていたら、意外と頂上まで時間がかかりましたsweat01

でも、藤野駅からの道は、いい雰囲気の人里だったし、頂上ではこの通り!

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幾重にも連なる山々の向こうに、富士山。
ここからは360度、丹沢~奥多摩~秩父の山々、そして都心のビル群から東京湾~三浦半島~相模湾・・・・ぐるりと見渡せます。『山と高原地図』と見比べながら、雲取はあのへんかしら??などと、次に行ってみたい山を探してみたりして。

帰りは登りと違うルートをたどって陣馬の湯へ。
温泉でさっぱり汗を流して、近くにあった販売所でゆずジャムをお土産に、ゆずシャーベットを湯上りおやつに買い求めました。
陣馬周辺は『ゆずの里』と称して、ゆずを特産物として売り出しているようです。
シャーベットもジャムも美味でした♪

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PS:行きに高尾駅から乗ったのは“各駅停車松本行”
高尾から松本まで各停って・・・・ず~っと乗って行ってみたいhappy02
という気持ちを抑えるのに苦労しました。
いつかきっと行ってみよう。

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峰山さんぽ

今月のOF『さざ波教室』は、海から離れて裏山ハイキング。
葉山から横須賀方面へ延びるコースを歩いて久留和の頂上(?)グラウンドでお昼ご飯。
長者ケ崎からは海岸をお散歩しました。

まだオムツをしているような子ども達も、お父さんお母さんに抱っこしてもらう子はほとんどなく、みんな頑張って歩きましたよhappy01
これには正直言ってスタッフもびっくり!
そういえば、先日登った谷川岳でも、4-5歳の男の子と女の子が頂上まで登ってきてましたよup 彼らのお父さん、お母さん、「やるな~」と思います。

谷川岳はもちろん、葉山の裏山でも、それぞれのご近所のフィールドでも、小さいお子さんを親御さんだけで連れて楽しむのは、それなりのリスクを覚悟することが必要。
でも、そこを躊躇せず、少しずつでも自然の中での過ごし方を身に着けて、お子さんといろいろなフィールドに親しんで欲しい・・・・『さざ波教室』の存在意義は、そんなところにあります。

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峰山コースはところどころ海が臨めるポイントがあり、海を間近に感じながら木々の中を歩くことができるステキなルートです。最近は、トレイルランをする方も増えてます。海と山が近いのも、半島の魅力のひとつです♪

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水の ほとり

戸隠2日目はみどり池から森林植物園を散策。

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この池のほとりでは、この季節モリアオガエルの卵塊がたーくさん見られます。
まるでクリスマスツリーのオーナメントのように鈴なりになっている木も中にはあります。

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平和な湖水で、カモの親子もスイスイ、伸び伸び・・・・。

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ここから森林植物園の中へと入り、枝分かれしたトレイルを気の向くままに彷徨って、鏡池へ。
森の中には沢が走り、鏡池に注ぎ込みます。なんとも気持ちがよい、自然のままの流れ!

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そして、開けた鏡池の向こうには戸隠連邦に続く山塊。

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鏡池へは、お昼の時間を外していくのがオススメ。
わたしも11時20分ごろについて、この眺めを満喫していたのですが、12時直前になってバスの団体さんが到着。とても賑やかになったので、景色を彼らに譲って退散いたしました。
みんな、ここでお弁当を食べるんですね~。気持ちはわかるけれども(笑)
スキーの季節ならば、凍りついた湖面の上に自由に散らばって食べることができるけど、グリーンシーズンは、場所取りがなかなか大変デス。

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ミズバショウの、その後

戸隠は水気の多い土地柄。
森林植物園周辺も、道路をへだてた越水ケ原も、大小の沢が縦横無尽に走り、もともとは湿地だったのだろうと思わせる植生。
多くの人が好む ミズバショウ も、群生している。

とはいっても、6月ともなれば、いわゆるあの白い花(正しくはガク)の姿は見られず。
どーなっているかというと・・・・

こんな感じ ↓

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ちょっとジュラシックでしょ。
写真では大きさがわかりにくいですが、葉っぱの長さが40センチはあります。

植物園を散歩してるとき、木道に デン! と腰を下ろしてお弁当を広げていたオバちゃん二人と遭遇。
「あの~、ミズバショウがたくさん咲いてる場所は、もっと奥なのかしら?」と、たずねられた。
「そうなりますけど・・・・、もう花の時期は終わっちゃってますから・・・・」と、わたし。
「あら、そうなの?」と、オバちゃん。
「ええ・・・・、その、足元にあるの、それがミズバショウです」と、教えてあげると
「あらヤダ!そーなの?! ちっとも知らなかったわ~」と、顔を見合わせてガハガハ笑ってはりました。

ハイ、そーなんです。

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