読む

原作本

『魔女の宅急便』が実写映画化されるそうですね。
そのことには別に興味はないのです。アニメーションも観ていないのですから。
この作品だけでなく、実はわたくし、ジブリ作品をまともに観たことがありません。
唯一、最初から最後まで観たといえるのが『風の谷のナウシカ』
しかも、劇場ではなくテレビで。

だけど、この本は読んでみたい! そう思いました。
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昨日、親しくお付き合いをしているご夫妻を囲んでちょっとした食事会があって、その中に『魔女の宅急便』の著者である角野栄子さんをよくご存じの方がいらして。いろいろとお話をうかがっているうちに、ぜひとも手に取りたくなったのです。
いわく「女性としてのさまざまな人生経験を積んだからこそ描ける物語り」なのだそうです。

その方はまた、「小さなシーンひとつをとっても、作者のイメージしたものと読み手のイメージとは違う。そこをいろいろと想像しながら読んでいくのが楽しく、また難しい」ともおっしゃっていました。
角野さんがどんな風景を、形を、空気を想像して物語を紡いでいるのか。
わたしも、じっくりとイメージを膨らませながら読み進めてみたいと思います。それは、映像をみる時には決して味わえない、読書の醍醐味だと思うのです。

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追分文学

先日公開されたばかりの宮崎駿の新作映画『風立ちぬ』が早くも話題になっているようですね。
好意的な感想が多いようですが。

この映画を見た人の中で、堀辰雄を読んだことがある人は果たしてどれくらいいるのだろう?
ふと、素朴な疑問が浮かびました。
わたし自身は、多感な10代(中学~高校)に、どっぷり浸かったほうですから。
正確にいえば、ソネット詩人の立原道造に、文字通り“恋して”いた時期があって、堀辰雄はその余波(?)で読み始めました。
日本橋の本屋で立原の詩集の完全復刻版を見つけて、今でも本棚の一番いい場所に並べてあります。
高校時代の部活の夏合宿が軽井沢だったこともあって、一人で軽井沢~追分に旅行に出かけて、立原の詩や堀の小説の舞台となったあたりや定宿だった油屋周辺をウロウロ彷徨ったりもしたっけ。

その頃、新幹線はまだ開通しておらず、碓氷峠を越えていく信越本線。山越えの機関車は別の物に取り換えるために横川駅での停車時間が長く、ホームに降りて“峠の釜めし”を買う時間がたっぷりあった時代。
峠を越える列車から見る風景がゆっくりと流れていた時代。
今でもわたしは浅間という山に、得も言われぬノスタルジーを覚える。

立原や堀たちが滞在した昭和初期の雰囲気は、わたしが旅した昭和の終わりごろにはすでに失われつつあっただろうけれど。
その頃よりもさらに今は、まったく空気が変わっているのだろうな、きっと。
もうすっかりご無沙汰になってしまった軽井沢に、いや信濃追分に「久しぶりに行ってみようかな」そんな気にもなったけれど、思い出はそのままにしておいたほうがよいのかもしれない。

ちなみに映画『風立ちぬ』はまだ観てないし、見る予定もありません(笑)

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本まとめ買い

今年の2月に出産した友人親子を仲間と囲んでのランチ会。で、上京。
ついでに新宿で途中下車して紀伊國屋書店へ。

ストローベイル建築のことをちゃんと知識として学びたいと思って、7階の建築コーナーヘ。
想像していたようなストローベイルの専門書はなかったのだけど、ストローベイル建築を紹介した INAX出版の『草のちから、藁の家』というブックレットがあったので手に取った。

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これはINAXギャラリーで展覧会が開かれた催しに関して作られた冊子らしく、同じシリーズが棚にズラ~っと並んでいた。
ふと見ると、こんなのもflair

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『唐桑・海と森の大工』
唐桑に伝わる木造船のこと、気仙大工と呼ばれる職人集団のこと。
ページをパラパラとめくるだけで、「ああ・・・・」思わずため息が出るような写真の数々。2004年出版のこの本には、震災前の唐桑の姿がまぶしく残されている。その地に脈々と受け継がれた文化の輝きとともに。

表紙をめくれば、「唐桑漁師たちの浜の呼び名」と題して、唐桑半島の浜の地名がずらり。数えてみたら、西端の「ひなたがい」から北端の「つきぬき」まで、204!沖からの目当てになる陸上の山(?)の地名を含めるとさらに増える。
本には紹介されていないが、きっと陸上だけでなく、海中の根などにもすべて名前がつけられているのだろうと思う。漁師たちはそれらを頭に描くことができ、経験と勘をもとに漁(すなど)る。

この本のことをツイッターでつぶやいたら、唐桑関係者からいくつもレスポンスがあって。中にはソッコーでamazonに注文した方もいるようで(笑)
それをキッカケに、金沢八景で月に1回木造船を浮かべて乗船体験会をしている方のことも知り。
その船が、唐桑の船大工の第一人者であった大原造船の故岩渕棟梁が手がけた船だというのですから、感慨深いものがあります。岩渕棟梁は、畠山重篤さんの『森は海の恋人』にも登場していて憧れの存在だったのですが、今年6月にお亡くなりになったと聞き、残念に思っていたのでした。

このほか、今日入手したのは、以下の本。
○『人間住宅』INAX出版
○『天然住宅から社会を変える30の方法』田中優・相根昭典編、合同出版
○『自然の家』フランク・ロイド・ライト著/富岡義人訳、ちくま学芸文庫

こんなところに、近頃関心があるのです、はい。

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みすゞ童謡集

金子みすゞが、にわかに注目を集めているのだそうだ。
きっかけは震災後テレビやラジオからACのCMで、彼女の「こだまでしょうか」という詩が幾度となく流れたこと。
2週間くらいたったころから、彼女の本が大ヒットして手に入りにくくなっている・・・なんてニュースもあった。110406_214101

ふーん、そうなんだ。
その話題の本が、わたしの手元にある。
15年以上前に、友人が誕生日プレゼントとしてくれたものだ。

『わたしと小鳥とすずと』

久しぶりに書棚から取り出してみる。
背表紙に近い部分は日に焼けて、色が薄くなっている。

「こだまでしょうか」も、いいけれど、本を手にした当時からわたしが好きなのは、“好き”と言っては語弊があるかもしれないけど、心にズン!とくる詩(うた)は・・・・

  大漁

朝やけ小やけだ
大漁だ
大ばいわしの
大漁だ。

はまは祭りの
ようだけど
海のなかでは
何万の
いわしのとむらい
するだろう。

(金子みすゞ童謡集『わたしと小鳥とすずと』JULA出版より)

・・・・・
福島沖の海のなかでは いま なにが起きているのだろう

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旅の予習

今週末、三重の友人たちを訊ねることになった。2泊3日できることになったので、足を伸ばして熊野古道を歩いてみようかと思いガイドブックを購入。が!

よくわからん despair

熊野古道・・・・名前だけはよく聞くけど、今まで漠然としたイメージしか持ってなくて。調べてみると片や大阪から、片や伊勢から熊野本宮大社を目指すルートなのだけど、枝分かれしていたり、三山を一度に直接回れるルートはなさそうだったり、とにかくゼンゼンその全貌がつかめないsweat01

ま、今回はホンの半日で10数キロ、熊野古道のうちの伊勢路のごく一部を歩くだけ。ガイドブックで知識を得るよりも、実体験しちゃったほうが、ちょっとは解るカモシレナイ。そして多分、少し身をもって知れば、きっと何度も行きたくなるに違いナク。地図を眺めていても「このルートも歩いてみたいな~」って思うもん。「制覇してみたいな~」とかねsmile

だけど、せっかくだから、ただ歩くんじゃモッタイナイと思って、少し予備知識を入れておくことにした。特に熊野の歴史的なことは、予め知っておきたいと思って。もともとこの国の神話に110113_125401少なからず興味があるし。
で、この本を書店で見つけて、お正月休みからボチボチ読み進めて、ほぼ読了 →

原著はなんと43年前に書かれたもので、今は講談社学術文庫から復刻されている。
熊野三山の成立、小栗判官の伝説と熊野信仰の結びつき、平安貴族たちの熊野詣・・・・最初のほうは、やや文章が難しくてなかなか読み進まなかったけど、後半になって貴族の熊野詣あたりになると、がぜん熊野の風景が浮かび上がってきて「やっぱり大阪からも歩いてみたい~up」と、早くも次の旅の計画を立てたくなったりして。

とまぁ、そんなこんなで、明日から三重&熊野へ行って参りますdash
明日の今頃は、海辺の宿だhappy01

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フランスの美しい村

一番最近図書館で借りたのは、この2冊
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「美しい村」のことは、先月S村を訪れてからずっと心から離れなくて。
S村も加盟している「日本で最も美しい村連合」は、フランスの組織をモデルにしているということを聞いていて。
そうしたら、図書館にありました『フランスの「美しい村」を訪ねて』

著者の辻さんはフランスに留学経験があり、商社に勤めてフランスに赴任、そのまま住み着いてしまって写真家になったという経歴。
著者が訪ね歩いた村々の様子が、写真と短めの文章で紹介されています。村の歴史や風景、観光情報だけでなく、そこに暮らしている人を必ず取り上げているのが好もしい。

お国柄なのかどうか、美しい小さな村には必ずといっていいほどアーティストが暮らし、ギャラリーがある。人口が100人に満たない村でも!
そう、この本に紹介されている村の人口は、たいてい100人前後。
S村の人口が1000人で、村では「小さな村を守ろう」と、様々な取り組みをしているわけだけど、フランスの小さな村たちは、さらに輪をかけて「小さい」
人口70人の村がどうやって存続していけるのか、行政の仕組みとか運営の仕方とか、財政面とか・・・・日本の美しい小さな村が、本家(?)フランスの小さな村に学ぶべき点は多そうです。

・・・・
確かに、フランスの美しい村は美しく、魅力的で、なにより歴史の古さに心打たれるけれど。「住んでみたい」とは思えなかった、わたしはやっぱり根っからの日本人なのかも。石の家には住めないなぁ(笑)
ま、実際に行って見なければワカラナイけれど。

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Let's !!

今日、本屋さんでゲットした2冊

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どちらも久しぶりに手にとった。
“Tarzan”は最新号ではないケド、以前広告をチェックして「ゼッタイ買おう!」と思ってた。
ストレッチとヨガの特集ね。
もうずい分と Sytze のヨガスタジオにはご無沙汰で、でもコンスタントに通えるようになるまでには、まだ当分かかりそう・・・・
なので、自宅でできるときに身体を動かそう、というコンタンsmile

Let's ストレッチ!
Let's ヨガ!!

そしてもう1冊は、コンパクト版時刻表
月末に、これまた久々に温泉spaに行く予定~♪
踊り子号は何時かな~train

しっかし、時刻表って、眺めてると飽きない。
ページを眺めてると、どんどんどんどん想像が膨らんでくる。
別に鉄チャンでもなんでもないけど、列車の旅は元々大好きで。
飛行機airplaneも好きだけど、あ、船の旅shipも。
よーするに乗り物に乗るのが好きなのかも。
ってか、旅行のプランを考えるのが好きなのかな。

Let's Go to ONSENdash
Yeah~up

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愛読誌

愛読誌
最近よく手にする雑誌といえば、わたくし…

ハワイピープル、エバーブルー、アーバンライフメトロ…
みんなフリーマガジンじゃん!

おまけに近頃は図書館に行くことの方が多いのだけど、先日久しぶりに本屋さんをフラフラして
「そーいえば、コヨーテの最新号って面白そうだった記憶が…」と思ったら

ビンゴ☆

特集「海は学校」いまだ知られざる水の島、ハワイへ

だって♪

というワケで、かつては毎号欠かさずに買っていた“Coyote”を久しぶりに買いました。
これ、読み応えのある、いい雑誌です。
創刊当時はいつまで続くか心配になったりもしたけど、なんのなんの…当初は季刊だったのが、隔月発行になって、しかも内容は薄くならないという。

ゴールデンウィーク中ゆっくりと読もう…

ってことができるのかどうか?!

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ひょうし抜け

UMAHANAさんこと大谷先生が表紙を担当なさっている“Urban Life Metro”は偶数月の1日発行。
今月出る号はかなり前から楽しみにして「絶対にゲットするゾ!」と意気込んでいた。
というのも、去年11月のアレンジメントワークのときにUMAHANA先生から
「(2月のは)パン屋さん特集だから、知っている人に小っちゃいパンをたくさん焼いてもらって、それでリースを作るんだ」
って、聞いていたから。
へぇ~、パンのリースってどんなんだろー??と大きく膨らむ想像・・・・

だけど、このフリーマガジンはとても人気があるので、メトロの各駅各改札に置くくらいの発行部数があるにもかかわらず、2-3日ですぐになくなっちゃう。
今までもゲットしそこなったこと数え切れず・・・・
なので、今日の仕事帰りにわざわざ有楽町方面に用事を作って回り道dash

・・・・したのに!
日比谷駅、銀座駅周辺全滅。日比谷線、有楽町線、銀座線、丸の内線すべてダメsad
「やっぱり利用者が多い駅はダメなんだぁ~」とガッカリdown
楽しみにしてたのになー。無いとわかると余計に見たくなるのが人情(笑)

でも諦めるしかないか・・・・と思い2-3の買い物などを済ませて、浅草線で帰るべく東銀座駅へ。
メトロのフリーマガジンだからって、都営線の駅にも置いてくれたっていいのに!なんて、言ってもしょーもナイことを思いながら地下通路を歩いて行くと、なぜかメトロのマークが目に入り。
そっかー! 東銀座って日比谷線も通ってるんだflair
東銀座なら人通りもそんなに多くないから、ひょっとしてまだ残ってるカモsign02

心の中でダーッシュして行ってみると・・・・
あ、ありましたーーーーぁcrying
さすがちょっと外れの東銀座、まだ数十冊が山積みになってましたgood
だ、だ、だけど・・・・・

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↑ フツーの表紙ぢゃんsign03
い、いや、もちろんっ、フツーにお花で作ったリースでも、とーってもステキなんですけど・・・・
パンで作ったリースに、あまりに期待が大きかったもので
フツーの表紙に拍子抜け・・・・
sweat01sweat01sweat01
・・・と、暦上冬の最後の日に、我ながらサブいオヤジギャグgawkで締めくくった、ULM顛末記でした。
チャンチャンnote

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幸せのかたまり

先日もったいぶって紹介しなかった happy の素・本バージョンは、これ ↓
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「猫カフェめぐり 旅情篇」 逸見チエコ by エンターブレインムック(2008年9月)

このシリーズは以前に東京周辺の猫がいるカフェを特集したものがあるみたいだけど、今度のは場所を全国各地(東京~長野~福岡)に広げて、カフェだけでなく温泉宿やペンションなどなどが取り上げられている。
中身は、こんな感じ ↓
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もうね~、ページをめくる度に自分の口から出て来る意味不明の言葉にならない音声・・・・「ふにゃ~!」とか「にゃにゃ~!!」とか、これは人には聞かせられませんよ。

心得:この本はゼッタイに一人のときに見るべし。

どのコも看板猫だけあって、しっかりカメラ目線でポーズもバッチリ、愛くるしいことコノウエナイ♪
あ~、おなかグリグリして、肉球ぷにぷにして、全身ムニムニしたぁ~い!

って、本を眺めてそんなことを想像してヨロコんでる怪しい人になるだけじゃなくて、実際にこのコたちに会いにふらりとお散歩してみたくもなります。
本の付録には「猫カフェめぐりノート」というハンディサイズの小冊子がついていて、各店舗の住所、定休日、猫の名前と写真などが載っていて、訪問時の印象を書き込む部分もある。
まぁ、世の中には猫が大キライという、わたしには理解しがたい種類の人もいるので(アレルギーの人もいるしね)、食べ物屋さんや宿に堂々と猫がいるってのはどーなんだ? とも思いますが、そういう方は「ゴメンナサイ」、なんだろうなぁ。

というワケで、日々ちょっと疲れたとき、ヘコんだとき・・・・そーゆーことはあまりナイけど(笑)
この本を手にとって眺めれば、心がほぐれて温かくなること間違いない。

自身も無類の猫好きだった大仏次郎の言葉に「猫はこよなく無用のもの」というのがある。
ホントだね~。猫に絶大なる敬意を表しつつ、心から同意します。
あなたたちの存在そのものが、わたしにとって「幸せのかたまり♪」

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