つばさにて

山形へ向かっています。
田んぼも色づき始めてキレイ…
だけど、ちょっと雨もよいです。
撮影には少しの雨ならむしろ歓迎なのですが…
雷は来ないといいなぁ
これから月山に登り、今夜は頂上小屋に泊まります。
さてさて、どんな出会いが待っているのでしょうか♪

山形へ向かっています。
田んぼも色づき始めてキレイ…
だけど、ちょっと雨もよいです。
撮影には少しの雨ならむしろ歓迎なのですが…
雷は来ないといいなぁ
これから月山に登り、今夜は頂上小屋に泊まります。
さてさて、どんな出会いが待っているのでしょうか♪
タイトスケジュールだった金曜日が終わり、週末はといえば・・・・
やはりケッコウ忙しくて(笑)
土曜日1泊で、友人二人と伊豆の温泉に行ってきました![]()
そして日曜の夜には鎌倉に戻り、チームレッスン![]()
台風11号の針路と、近頃多い地震のことがちょっぴり心配でしたが、自分のレジャー運の強さを信じて![]()
今回の宿は中伊豆の船原温泉にある「山あいの宿うえだ」
元気がいい女将さん
3人ではもったいない、使いこなせない(笑)くらい広いお部屋
トイレと洗面台が2つずつあってビックリ![]()
おいしいお料理といいお湯で、夏の疲れがほぐれていきます。
かけ流しのお湯は無色透明、かすか~に硫黄っぽい匂いがするくらい。でもとっても柔らかいお湯で、家に帰ってからもお肌がスベスベしてましたよ![]()
明るい空の下、セミの声を聞こえたり、トンボが飛んできたりする大きな露天風呂で、周りの木々を眺めながら適温のお湯に浸かっていると・・・・幸せ~
日本人に生まれてよかった~、と思う瞬間(笑)
今年はホントに温泉から遠ざかっていて、なんと去年10月の蔦温泉以来。
近くにもたくさんいいところがあるんだから、もっと来なくちゃダメだな~と思いました。
いいお宿でグッスリ眠って、翌日曜日は電車とバスを乗り継いで伊豆半島の西側へ。
三津シーパラダイスでイルカやアシカのショーを楽しんできました![]()
一生懸命パフォーマンスをするイルカたちは、とっても可愛かったけど、彼らを見ていると、やっぱり無性に野生のイルカたちに会いに行きたくなりました。
来年は久しぶりに御蔵島行こうかな。
今回の旅友は、森仲間の(く)ちゃん&(み)ちゃん。
二人とは撮影がらみの温泉ツアーには何度も行っているけど、まったくの観光で温泉に出かけたのは初めて。出会ってから10年近くたっているのにね。
電車の中、宿の部屋やお風呂で、食事中・・・・とりとめもなくいろんな話がいっぱいできて楽しかった![]()
(く)ちゃんは今月末にはロシアへ旅立ってしまうけど、ぜひまた
行きましょう。
一時帰国のときは連絡ちょうだいねっ。
それにしても、地震にも合わず、たいした雨にも降られず・・・・やっぱりレジャー運最強かも![]()
![]()
水族館は大好きな場所のひとつ。1日中いても飽きないところ。
最近はちっとも行かれてなかったんだけど、今日は鳥羽水族館に行ってきました![]()
せっかく三重県まで来たのですから、「とばすい」はハズせません。
お伊勢さんも、ミキモト真珠もスルー
して、今回は水族館に集中![]()
9時半くらいから13時近くまで、館内を一通り見て周り、ラッコのお食事タイムやアシカのショー、ペリカン&ペンギンのお散歩までバッチリ楽しむことができました![]()
鳥羽水族館はジュゴンの飼育記録を更新中で、水族館のキャラクターにもなっているのだけど、ジュゴンだけでなく、他の哺乳類も充実しています。
中でもヒットなのはこの笑顔でしょう・・・・![]()
スナメリです。
もう、超~~~ラブリー
で、同行した友人と二人で水槽の前に釘付けになりました。
スナメリの方も、こちらが舞い上がってるのを知ってか知らずか、スィ~っと近づいてきて、笑顔と流し目(?)で目の前を何度も横切ってくれて。
くーっ
一緒に泳ぎたいっっっ![]()
哺乳類のほかには、やはり地元の海のコーナーが充実していて面白かったです。
こうして見ると、やっぱり日本近海には「うまそーな」魚が多いことがよくわかります![]()
水族館を出たあとは、お約束のイセエビを食べて、大きな店構えの赤福の支店で「お薄と
赤福」をいただき、心もお腹も大満足~![]()
な、二日間の三重の旅を終えたのでした。
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整理券がある電車。
ローカル線とはいっても、運賃表には名古屋、大阪、京都…の文字。
知らない土地を旅するのって楽し~い♪
三重県(の、どこだろう?笑)より
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各方面(海、写真、フラ)の仲間には、海想(かいそう)オリジナルの手ぬぐい or 手作り石けんを。
海想は、海をコンセプトにしたT-シャツやアクセサリー、小物などのオリジナル製品を扱っているお店。他にはない洗練された感じがウケているのだろう。那覇市内に4店舗、恩納など市外にも店舗を広げている。
(う)パパみたいによく沖縄に行く人も、海想のT-シャツを何枚も持っていて「お、いいデザインのシャツ着てるじゃん」と思ってよく見ると「そっか、海想か」
T-シャツは最近になってやっとオーガニックコットン製品も扱うようになったみたいで、よい傾向。手ぬぐいも、以前はプリントだったりしたのだけど、今回お店に並んでいたのは、注染という伝統手法で染められたものだった(だから、買った)
わたしが他に気に入っているお店は、国際通りでいうと、「バニヤン」と「波の音」
「バニヤン」は琉球各地の布を使った小物(巾着やブックカバーなど)がおススメ。オリジナルのT-シャツもあるけど、初期の頃の方がデザインがよかったみたい。以前は、かりゆしウェアも買ったことあるけど、最近はここではシャツ系は買っていない。
「波の音」は琉球の藍染を中心とした製品を扱っている。T-シャツ、ブラウス、帽子、前掛けなどなど・・・・藍染製品なので手軽なお土産にはならないけど、今回も自分用にブラウスを購入。だけどすっかり涼しくなってしまったので、袖を通すのは来年の夏までお預けかな。
あとは、今週末会う海仲間と来週のレッスンで会うフラ仲間に甘いおやつを。
特に考えたワケではないけど、気づけば3種類とも黒糖味。
写真上の「黒糖ドーナツ棒」は、去年に続き今回も那覇でお世話になったゲストハウス「宿や 潮水(うすみじ)」のスタッフさんが勧めてくれたもの。去年買って行って大好評だったので、今年も。
下の2品は瀬底で購入。左下は伊江島特産の黒糖ピーナッツ。
そして右下は「タンナファクルー」。これは内地でいうと玉子ボーロに近いのだろうか。小麦粉と黒糖と玉子で作った素朴なお菓子。
不思議な名前は「玉那覇さん(タンナファさん)黒い(クルー)」というワケで、このお菓子を最初に作った人のあだ名から由来している。
ショッキー隊長の奥さんである直さんがスーパーで買い物するのについて行ったとき、たまたまお彼岸のお菓子コーナーというのがあって、いろいろと興味深いものが並んでいたんだけど、中でも目を引いたのがタンナファクルー。で、それを手にしてレジに行ったら、直さんが「それよりこっちがいいわよ」と教えてくれたのが、これ。
同じタンナファクルーでも、わたしが最初に手にとったのは「キレイすぎる」のだそうで、「もっと素朴で昔ながらのがコレ!」
以前はヤカックのワンデイツアーのおやつに持って行ったそうだ。
ってことは、別にお彼岸の時期だけのお菓子じゃないんだ。まあ、いいか。
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さっき羽田に着きました。
台風14号はわたしがいる間沖縄を避けて通り、15号はわたしがいなくなった沖縄に向かっています。
やっぱり今回もレジャー運はよかったようです。
だけど、今度の15号は猛烈な威力のようで、沖縄でお世話になった人々の顔が浮かび、心配です。
しかし…1週間留守にした間に東京はすっかり秋ですね。
空気も違うけど、なにより人々の装いがシックになっていて、なんだか浦島太郎な気分です。
真っ白なポロシャツと素足にビーサンなんて誰もいないぢゃん!
しかもこの焦げた肌…明日どんなカッコして出勤しましょうか。
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といっても、キレイなセットが来るのを待つわけではなく。
波がおさまってくれるのを、ひたすら待つのだ。
今朝も(比)さんを頼って、嘉陽からさらに北部の安田(あだ)まで送ってもらう。去年のツアーで辺戸越えを断念した場所だ。
今日もまだリーフの縁には白波が立ち、厳しい海況。お天気は今までになく安定した夏空なのに…
小さなポイントの向こう側の様子がわからないので「とりあえず出てみよう」
再び(比)さんに「今度こそ!祈ってますよ!」と握手とともに見送られ、9時50分に出艇。
リーフの切れ目から沖に出てみても、はるか先まで白波が幾重にも続く。
で、去年も停滞&川遊びをした無人のビーチに上陸。
砂浜には人知れずグンバイヒルガオの大群落が広がり、濃い緑と白い砂に鮮やかな彩を添えていて、見事! 去年も川遊びなどしながらヒマツブシ(?)をしたけれど、ここで停滞ならば、少しは心楽しく過ごせそう。
写真下左は「遠くリーフを見やる」の図。
ショッキー隊長が岸伝いにポイントの向こう側の様子を見に行っている間、わたしは波打ち際まで寄ってくるシマイサキ(?のように見えたけれど、似た別の種類かも)を眺めつつ、しばらく波に目をやる。やがて隊長が戻ってきた頃、暑くなってきたので海水で身体を冷やして日陰に退散。行動食をお腹に入れ、「あと1時間くらい待ってダメだったら戻ろう」ということになり、木陰で昼寝。
結局、上陸後2時間半ほど波待ちをして13時過ぎ、もう一度リーフを出て見るも…「ダメだな」
浜から見ると朝よりは大分おとなしくなっているのだが、近づくとまだまだパワーは衰えていない。
停滞した浜は陸からはアクセスできないし携帯も圏外なので、結局出発地点まで戻ることに。
「ここを何往復したかなぁ」とショッキー隊長。
「明日に賭けよう。無理は禁物。大事な命を預かってるんだからな…」半分自分に言い聞かせているような隊長の言葉。
そう、無理せず行きましょう。
わたしとしても、万一なことがあってカヤッキングが危険な遊びだと思われたり、今後カヤッキングを楽しむ人の自由を奪うことにでもなったら申し訳ないと思う。
停滞中、波打ち際に腰を下ろして遠くの波を飽きることなく眺めているときに考えたこと。
カヤッキングのような、しかもお散歩ではなくツーリングのような遊びをしていると…自然の懐の中で、あるいは手のひらの上で遊ばせていただいているんだ、ということがよくわかる。人の力なんていかに取るに足りないものか。
海が「行くな」と言うのなら、ここは素直に従うしかないのだ。
今日のキャンプ地は伊部集落の海岸。
タープとテントを設営するも、まだまだ陽が高いので、目の前の海でスノーケリング。護岸工事がされているせいか、海底には動くものの気配がなく、朽ちた木の葉が積もっている。けれど、少し沖へ出てみると、ようやくサンゴの塊がポツポツ見え始め、その周りにはヒメジ系多数、色とりどりのベラやスズメダイたち、ツノダシ、モンガラ、ツバメウオ!、ガーラなどの比較的大きなアジ類・・・・「おお、沖縄だ!」っていう種類がちゃんといて一安心。
しばらく遊んだ後は、隊長お約束のビールを求めに集落の売店
へ。わたしはコーヒー牛乳を買ってもらう。売店の前には道路をはさんで大きなアカギの木があり、その下にベンチが置いてある。その木陰がいかにも誘っているようで、飲み物を手にベンチに向かう。500mlの牛乳を一気に飲み、ベンチに寝転んで本日2度目の昼寝(写真右)
鳥たちの高い声、けだるいセミの声を聞きながら、時折通り過ぎる心地よい風を感じて目を閉じていると、思うように漕げないことなんか、どーでもよくなってくる・・・・
テーブルの向こう側では、隊長が推理小説を読んでいるようだ。さすがの“旅人”なのである。
さて夕方、気象情報をチェックした隊長が「よし!明日は風が南西に変わるぞっ!!」
遠くリーフに目をやれば、波も“フツー”にサイズダウンしている。
よっしゃぁー、明日は張り切って漕ぐぞー♪
自分が持てる最善を尽くしますから、
海の神様、どうか無事に辺戸を越えさせてください。
長いPS:日が暮れる頃、ステキなゲストがキャンプサイトにやって来た。
沖縄市内に住む(た)さん。何でも手作りしてしまうという(た)さんに、ショッキー隊長は瀬底の新居を改築する際、大いに手伝ってもらったとか。(た)さんは、わたしの愛艇のお兄さん格ともいえるスパルタン・ナイトを所有している。ナロウタイプのパドルは手作り!
ビール好きな(た)さんと焚き火を囲み、わたしは泡盛をいただきながら、隊長と(た)さんの話に耳を傾ける。ショッキーと出会う前に何人かのカヤッカーと知り合っている(た)さんは、今のところどちらかというとショートツーリングを楽しんでいるらしく、でもスキルアップに関してもとても勉強熱心な様子。
そんな(た)さんに向かってショッキーはしきりに「シーカヤックはやっぱりね、距離を漕がなくちゃダメなんだよ」と説いている。時折、「そうだよね、(て)さん?」などと、こちらにフッてくるので「そうですね、距離を漕ぐのは楽しいですね・・・・」などと無難に相槌をうつ。ホントは大変でもあるけどね。
そうして夜は更け、22時近くにテントにもぐりこむ。明日もお仕事の(た)さんは5時半に発つというし、わたしたちも6時には出艇したいので、早起きしなくちゃ。
見上げれば、頭上には天の川がかかって無数の星が静かにまたたき・・・・明日もよいお天気になりそうだ。
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嘉陽ワンデイツアー
東京方面からいらした2人組みのお客さんと沖縄県内の男性、そしてショッキー&直さんと嘉陽の海岸から北へ針路を取る。写真下右でもわかるように、相変わらずリーフには白い波が大きくくだけている。サングラス&手ぬぐい覆面は、わたしのカヤッキング「沖縄スタイル」・・・・怪しくたってなんだって、真っ黒コゲになるよりはマシです。
わたしは今日はシングル艇を漕がせてもらう。外洋は荒れていても、リーフの内側はごらんのとおり静か。
ワンデイは往復5kmほどのお散歩コースだけれど、行った先での楽しみが盛りだくさん。
まずは当然スノーケリング
「あの岩の周りが面白いよ」と隊長に言われて岸近くの岩に向かうも、潮流れがめちゃくちゃ速いっっ!!
フィンがないので、岩の窪みにシッカリ指先をかけて、できれば足首も使って三点保持。それでジリジリと潮に逆らって進む。まるで海中フリークライミング。垂直ではなく、水平移動だけど。
そうやって眺めた海の中はとーっても面白かった!
ミヤコキセン、ルリスズメ、ミスジリュウキュウスズメ、シチセン、ツノダシ、オジサン、巨大なシマス…名前がわからない、初めて見る種類もいくつも。
隊長いわく「台風の影響で、水がすごくキレイだね」
やっぱり? なんか去年の時よりキレイだなぁと思ってたんだ。台風のせいでカヤッキングはままならないけど、台風のおかげで素晴らしいスノーケリングが楽しめました。
お昼の後はジャングル探検。川を遡上してヤンバルの森の中へ。
とても色合いが美しく、蝶のようにヒラヒラと舞うリュウキュウハグロトンボというトンボ(写真下)がたくさん飛んでいたし、ヒカゲヘゴの木陰でなんともいい声で鳴く鳥たちに「亜熱帯だなぁ~」

↑写真はルートの途中にある滝。
ここも三点保持でよじ登り、さらに奥まで。
おそらく誰も来ないと思われるその場所には、光と清らかな水が溢れていました。
海だけが沖縄の魅力ではないと思った瞬間。
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明日から漕ぐのでアルコールは控えよう…とは思ったんだけど…これが出てきちゃあね…
隊長おススメの「珊瑚礁」は本部の泡盛
お庭に成っているシークヮーサーをギュッと絞ると…まろやか~カクテルのようで水や氷はいりましぇん♪
こちら、超おススメ泡盛の「まるた」 →
大宜味村のお酒です。
「珊瑚礁」もイケてるけど、こちらはもっとまろやかで、泡盛のピリピリ感がまったくない。クセがなくて物足りない人もいるかな?ってくらい。
この銘柄は北部でしか見かけないようだ。お土産にしたかったケド、どのお店も一升瓶しか置いてありませんでした(笑)
みなさんも北部に行く機会があったら、ぜひお試しあれ!
…
台風の進路は外れたけど、明日はうねりが大きくなりそう。東からの風が強くなりそうなので、明日は辺戸ではなく、残波越えになる予定。
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着陸時はにわか雨のため少し気温が下がっていたものの、てぃーだ出てきて“らしく”なってきましたよ~。
こうでなくっちゃ!
こちとら「夏休み」なんですから♪
これから高速バスで名護へ。そこから更に、1日2本の路線バスに乗り継いで嘉陽に向かいます。
沖縄上空には積乱雲があったものの、飛行機の窓からは本島の大地が見渡せ。
金武湾から平安座、浜比嘉、津堅、久高の島々…と、去年漕いだルートを空から眺めるというのも、格別な思いがわいてきます。
海面は縮緬のようで台風からのうねりもさほど入ってなさそうでしたが、高度が下がるとリーフには白波が続々と押し寄せているのが見えました。
さあ、明日からのカヤッキングはどうなるでしょうか?
まずは辺戸越えかな??
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というわけで、明日から沖縄行ってきます!
1年前の本島一周カヤックツアーで漕げなかった部分のリベンジが一番の目的。
一周約300kmのうち、去年漕げたのは2/3ほど。
去年のツアーではコロコロ変わる風向きと、小笠原に停滞していた台風からのうねりの影響で、岬にことごとくはばまれ・・・・北端の辺戸(へど)、南端の喜屋武(きゃん)、そして西側の残波(ざんぱ)と3つの岬越えが残されています。
(去年のツアーの様子にご興味がある方は、月別アーカイブで2007年9月をご覧ください)
13号が行過ぎたと思ったら、昨夜14号がフィリピン沖で発生。
13号と同じようなルートをたどりそうで、ちょっと気がかりではありますが、この時期の沖縄に台風はつきもの。
来たら来た、その時はその時で、1週間の滞在で3ヶ所のうちひとつでも漕げれば「上等」でしょう。
去年の教訓を生かして、ドラッグストアにて必需品を物色。
防水バンソウコウ、テーピングテープ、日焼け止めあれこれ、オロナインH軟膏・・・・
あ、バンテリンは去年使いかけを持っていった、その更に残りね。
あと必要なのは・・・・体力と気力
今夜は早く寝よう!
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やっぱりこの島はいい。
7年前に訪れるまでは、トキの島…くらいしかイメージが湧かなかったけれど。
これだけ魅力的なのに、その魅力をこれほど認知されていない場所というのも、珍しいのではないかな。
ふとした瞬間にノスタルジックな思いにとらわれる…そんな週末を佐渡で過ごした。
この島との関わりも、今年である意味ひと区切りになる。
今回はたった2日半だったけど、佐渡のあちらこちらをしっかりと心に刻みつけながらの滞在となった。
なじみのあれこれに別れを告げ、でも新たにステキな出会いもあり。
good-bye and many thanks 佐渡!
今度来る時は、いつ、どんな形でになるのかな。
あー、だけど、ジェットフォイルはつまらん!!
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青森駅前から八甲田山系の温泉地をめぐりつつ傘松峠を越えて、奥入瀬、十和田湖まで
結んでいるJRバスみずうみ号。
青森市街から山中へ入ってしばらくすると、萱の茶屋で休憩のために止まります。
ここには「長寿の茶」として有名?なお茶があり。
いわく・・・・「1杯飲めば3年長生き、2杯飲めば6年長生き、3杯飲めばなんと死ぬまで長生きするという」
物珍しげに「へぇ~おもしろーい!」なんて口にしている写真仲間とともに、わたしも1杯。
仲間いわく「6年長生きくらいがちょうどいいよね~」と。
今日は、この地方の人も「この季節にしては寒い!」と言うくらい冷え込んでいるので、温かいお茶は体にしみわたります。ごちそうさまでした。
ちなみに、この長寿のお茶の正体は・・・・麦茶・・・・なのですが、ちょっと変わった風味がします。なんでだろう?
この休憩所が嬉しいのは長寿のお茶があるから・・・・というよりは、まるで牧場のように広び~ろした草地に、のびのびと枝を伸ばした美しい形の木々が点在するその眺め。
いつもここに来て木々の様子を眺め、これから向かう蔦の森への期待を膨らませるのです。
ここは、青い森への序章ともいえる場所。
今日は曇り空なので写真の色はいまいちですが・・・・芽吹きのエネルギーに満ちた萌黄色が、清々しく目に飛びんできましたよ♪
さて、これから向かう蔦の森は、いったいどんなことになっているのでしょうか。
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この連休は、青森の蔦温泉で過ごしました。
去年の5月に初めて訪れて以来、6月、10月に続いて4回目。
“青い森”に通い続け、蔦温泉にも立ち寄りを含めて100回は入っているという(大)さんのおかげで、仲居さんたちともすっかり顔なじみになり、ますます居心地がよい宿になりつつあります。
冬の間は傘松峠が通行止めになってしまうため、蔦温泉には八戸からしかアクセスができません。
なので今回も東京6時56分発の始発新幹線で八戸に10時ちょっと過ぎに到着。そこから10時20分発の十和田湖行きのJRバスにて蔦温泉まで。このバス、この冬から蔦温泉まで直通するようになり、とても便利。お昼前には蔦温泉に着くことができます。
蔦温泉旅館は、昨シーズンまでは冬の間は本館と西館の営業となり別館だけがお休みだったのですが、今シーズンからは本館もお休みとなり、泊まれるのは西館だけとなりました。原油高騰の影響でしょうか? 古い建物である本館を暖めておくのは、非常にエネルギーを使うと思われます。
温かく居心地のよい部屋から眺める雪景色、とくに静かに静かに空から雪のひとひらひとひらが舞い降りてくる様や、猛吹雪?の様子は、なんとも気分が落ち着くものです。
居心地よし、仲居さんよし、お食事よし、もちろんお湯よし!の蔦温泉ですが、2泊もすると・・・・体重計に乗るのがオソロシイですよ。お正月節制&運動してなんとか1キロ増で抑え、先週の体調不良で少し減ったのに、元の木阿弥ではないカト。
PS:金曜の夜は実家に帰り(始発の新幹線には葉山からでは間に合わないため)、蔦で2泊。3日間も身体を動かさないのは不安だし、それよりも動きたくてウズウズして・・・・誰もいないときを見計らって、なんと脱衣場でフラの練習をしちゃいましたよ、あハハハ♪
脱衣場って板の間だし広いし、練習にちょうどよいのですよね~。
先日教えてもらった新しい曲のサワリの動きの確認&ベーシックステップなど、ストレス&不安解消になりました。
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OFにとても縁が深い、というより、その“ルーツ”と言うのが正しい、伊豆諸島・三宅島。
今まで5年以上OFと親しく付き合ってきたのだが、わたしはその地を踏んだことがなかった。
(う)パパなどは、わたしが「三宅島には行ったことがない」と何度言っても信じてくれず、というかすぐに忘れちゃって、「ちぃちゃんは、この前はいつ三宅に行ったんだっけ?」とか「初めて三宅に来たのはいつだっけ?」などと聞いてくる。
普段OFで大きな顔をしているので、そんな誤解?を生むワケだけど、わたしがOFを知り、関わるようになったのは、2001年の噴火後のことだ。
その三宅島に、今、わたしは立っている。
故モイヤー先生がこよなく愛した島に。
昨夜、かめりあ丸で竹芝桟橋から出航。同行者は海&リーダー仲間の(ま)さんと、(う)パパ&(せ)だ。
一応、(ま)さんとわたしが今回の「三宅島ネイチャースクール」の参加者、(う)パパと(せ)がガイドさんという役回り?なのだが、気心が知れまくりの間柄、何の遠慮がいるものか?!
おまけに三宅に着けば、一日早く島に入っている(う)ママと(ハ)も合流する。
わたしにとって初の三宅島訪問は、島に詳しい友人と和気藹々訪れる、個人旅行のように楽しいものとなった。
今朝5時に錆ヶ浜に着岸、近くの民宿「蔵王荘」で仮眠を取った後で朝食をいただき、午前中は車で島内を周る。
車を降りると、硫化水素ガスが空気に混じっているのが感じられる。いわゆる“温泉の匂い”だ。「温泉の匂い~」なんて言っていられるうちはいいのだけど、風向きや場所によっ
ては濃度が高く、鼻や喉や目に刺激を感じて頭が痛くなってくる。そんな時のために、ひと りにひとつ簡易マスクが渡された(写真右)。「三宅島火山ガス用」とあるのがリアルでしょ。
結局使わずに済んだのだけど、使用期限が10月末までということもあり、お土産にもらってきました。
阿古と坪田の一部はいまでも高濃度地区に指定され、人は住めない。その地区を車で通り抜けるのはOKだが、車から降りたり、自転車やバイクで走るのは禁止されている。
錆ヶ浜から反時計回りにまずは富賀(とが)へ。
写真左上は富賀神社。島復興のシンボルとして寄付が集まり、現在修復中だ。立ち枯れた白い幹はすべてシイやタブの常緑広葉樹。シイやタブは、生きていくのにたくさんの水分を必要とするために、ガスだけでなく、噴火によって土から水分が奪われたことで枯死してしまったとの(う)パパ
の解説。これらが生きていた頃の様子は、どんなにか素晴らしかっただろう。
一方、ツバキやサカキはガスにも強く、ツヤツヤの緑色の葉を茂らせている。
富賀神社から歩いて数分のところにあるという、モイヤー先生の旧居は高濃度地区の中。
午後のスノーケリングの候補地として富賀浜をチェックするが、ガスがキツイ。振り返れば、山の方から薄青い色をしたガスが降りてくるのが見える。
南から来た黒潮が島の東西へと分岐する富賀浜は良いダイビングポイント。今日もスクーバの人たちが数名入っているが、タンクの空気を吸うスクーバと違い、スノーケリングではもろにガス交じりの空気を吸うことになる。さすがの(う)パパでも?頭が痛くなるそうだ。
なので、今日は富賀浜はパス。
高濃度地区を車で抜けて、大路池(たいろいけ)へ。 
ここはガスの影響は受けておらず、車を降りてみんな思わず深呼吸。「う~ん、いい匂い!」(って、匂いはナイんだけど)
大路池は伊豆諸島で最大の湖。周囲には、ずい分疎らになってしまったとは言っても、シイ・タブ林が残されており、野鳥の声もたくさん聞こえる・・・・オーストンヤマガラ、コゲラ、シチトウメジロ、シジュウカラ。ミサゴやコガモの姿も見かけた。
写真左は「迷子椎(まいごしい)」。推定樹齢400年?
木の下に立ってくれた(ハ)は身長約150センチ。スケールがおわかりになるでしょうか。
うっそうとした林の中で道を見失っても、この樹を目印にすれば迷子にならない・・・・と、この名がついたとか。また、古くから火山の神様を鎮める御神木でもあったという。
ぐるりと島内一周していると、2001年の噴火だけではなく、昭和15年、37年、58年・・・・と、
あちこちに溶岩流の痕が黒々と残っている。数十年おきに火やガスを噴く山と、その時々で島民の人たちは上手につきあってきたのだ。
2001年の噴火は全島に被害が及ぶ大規模なもので、数年間の全島避難という結果をもたらしたので、全国的に強い記憶となったが、それ以前にもこの島の人々は、島の自然の営みとその都度折り合いをつけ、祈り、生き延びる知恵を培ってきたのだ。
写真左は阿古の小中学校跡。
昭和58年の噴火で流れ出した溶岩がここまで降りてきて、学校によって堰きとめられた場所。体育館や校舎だった建物跡が見える。
その溶岩の上にはパイオニアツリーであるオオバヤシャブシ(写真下左)やハチジョウイタドリ(同右)が、しっかりと根を張っている。やがて、これらのパッチが大きくなっていき、土が作られ、黒い溶岩全体を緑が覆う日がやってくるだろう。
2001年の噴火前の豊かな自然あふれる三宅島をわたしは知らない。
それをずっと、とても残念なことと思ってきた。後悔しても遅いのだけど。
(せ)は「初めて来る三宅がこの姿っていうのも、笑っちゃうね」なんていうけれど。
ホント、笑っちゃう。
けれど、知らなかったおかげで、失われたものの大きさを嘆かなくてすむ、とも言えるのではないか。
これからも機会があれば訪れて、人々の生活や自然が回復していく一方の三宅島を見つめていくことにしよう。
そんな風に思えた、今回の旅でした。
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今回の沖縄一周ツアーに参加するまで、40-50kmの距離を連日漕ぐなんて体験はしたことがなかった。
で、今回多少なりとも「長距離カヤッキング」という世界を垣間見たので、そこで得た経験を記しておこうと思う。
まずパドルは当然アンフェザード。
わたしは普段フェザードに慣れているので、はじめのうちは戸惑ったけど、手首への負担がゼンゼン違うのだ。なにしろ何万回と漕ぐわけだから。
あと水をキャッチしすぎるパドルも不向きなんだって(疲れすぎるそうだ)。
今回一番後悔したのが、マイ・パドルを持参しなかったこと。ショッキー隊長にも「持ってくればよかったのに。オレ、(て)さんがパドル持ってるの知らなかったからさぁ、言わなかったんだよね」と。よし、次回は(って、いつだ?)絶対持って行くゾ!
わたしの場合、次に欲しかったのがパドリングパンツ!
今回とにかく難儀したのが、ウエスト~ヒップにかけての擦り傷。同じ姿勢で漕ぎ続けることによってできる擦り傷が痛むと、同じ姿勢で漕ぎ続けることができないノダ(当たり前)。
短パンのウエストベルトが擦れるのは、ベルトをゆるゆるにしたりして凌いだけど、お尻の方はバンソーコー&オロナインH軟膏(これも必携!)でなんとか誤魔化した。
お尻にクッションが入ったパドリングパンツは必需品です!
あと、水着の下はビキニタイプよりも、腿まで長さがあるタイプがおススメ。
(ちなみに男性の場合・・・・わきの下の毛が擦れる人もいるとか。あと、真夏はアセモにも悩まされるとか・・・・経験しないとわかりませんなぁ)
エネルギー源となるエライ食べ物、それはバナナと黒糖!
目の前のデッキに水が入ったボトルをセットするのはもちろん、その横には黒糖のカケラを入れたジップロック。数時間漕ぎ続ける間、これを舐めつつ血糖値をキープするのです。黒糖はミネラルも豊富だし・・・・旅の途中、何度「お前はエライ!」と見直したことでしょうか。手が痺れたときも黒糖を舐めればテキメンに回復します。
バナナも貴重なスタミナ源でした。それもやっぱり島バナナ。海上でも食べやすいし、一日に3-4本は食べてましたよ。
水分補給について。
キャンプ中のお茶も含めて1日に3リットルは水分を摂っていました。
パドリング中一番いいのは、やはり真水。
ポカリスエットやアクエリアスなどは味が濃すぎて、途中で飲みたくなくなります(飲めなくなる)。スポーツドリンクは2-3倍に薄めるのがよいでしょう。
さんぴん茶などもたまには喉に嬉しいですが、「飲み続け過ぎると胃がおかしくなる」とはショッキー隊長談。
それから筋肉のケアにはバンテリン。
こういうものを普段は使わないわたし。数年前に買った使いかけを持っていきましたが、見事に効きましたね~(使い慣れないから効いたのか?!)。新品だったらもっと効果があったカモ。
あとはやはり毎日のストレッチ。漕ぐ前後&海上でも手首、肩、首、背中のストレッチは欠かせません。
それとショッキー隊長のマジックフット(?!)。4日目まで毎晩、背中をまんべんなく踏んでもらいました。背骨や肩甲骨が、自分でも恐ろしくなるくらいボキボキと鳴り、凝っているツボに入ると痛気持ちよさがジ~~ンと・・・・ツボを探り当てて凝りをほぐす技術は、ヘタな人の手よりも器用な隊長の足のおかげで、毎日体中がバリバリになりながらも、翌朝には回復して漕ぎ続けることができたのでした。
あとは・・・・当然の日焼け対策。
シャツは長袖&ハイネック。サングラス&鼻から下を覆う手ぬぐい。
ツバが広い帽子(麦わらorクバ笠が涼しくてよいそうです)
グローブは手の平のマメ対策というよりは、手の甲の日焼け対策に必要でしょう。
でないと、こーなります(→)
はい、お見苦しい写真でスミマセン。でも、これも記念だと思って。
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ツアーが予定より短く終わってしまったので、ポッカリ空いた1日。那覇市外へ行こうと決める。
が、さてどこへ?
もう一度久高島へ、今度は船で渡ってみようか。
それとも平和学習をしに糸満方面へ行こうか。
まだ行ったことがない読谷村というところにも心惹かれる。
成り行きまかせでバスターミナルに向ったら、ちょうど読谷行きのバスが出るところで。
約1時間半で到着。
運転手さんが教えてくれた道を、座喜味城趾へ向かう。
一番高い石垣の上に登れば360度海と琉球の大地と離れた島々が見渡せ、500年前の城主が目にした風景に思いを馳せる。
城趾に併設されている読谷村立博物館で読谷山花織(ゆんたんざはなうい)を観る。芸術作品として織られたものではなく、かつて人が袖を通し、繕い、大切に着てきた着物。元の持ち主の汗の匂いや肌の温度までもが感じられるような、生活着たちは魅力的だった。
このあたりはまた、やちむん(焼き物)の里としても知られ、通りにはこのように焼き物で飾られた街灯がさりげなく並んでいる。(写真左)
その後向かった残波岬。
5日前、北風に阻まれて越えられなかった場所。
歩くとかなりの距離なのだが、その海をぜひともこの目で見たい、という気持ちだけで太陽の下、真っ直ぐな道を歩を進める。
途中、残波ビーチを過ぎて、海を臨む木蔭で休んでいると、グラスボートの船長をやっているというおじぃが自転車で通りかかり、話かけてくれた。沖縄は旅人をひとりにさせてはおかない土地なのだ。
今までおじぃが会ってきたいろいろなお客さんのこと、近所の様子、冬の読谷の海の美しさ、こちらからはカヤックの旅のこと・・・・20分ほどは話していただろうか。
いいかげん歩きつかれて、足にはマメもできているし、岬へは行かなくてもいいか・・・・と思い始めていたところへ、おじぃが「(残波岬は)遠くないよ。せっかくだから灯台まで行ってくるといいさぁ」と。
その一言に腰を上げ、「またおいで」の声に送られて再び歩き出す。
おじぃ、ありがとね。
また来ます。今度はおじぃお勧めの冬に、かな?
ようやく着いた岬は、今日も北からの風が強く。
岬には白波が叩きつけ、岬を越えてもリーフには延々と長く尾を引く波が止むことなく続いている。
あの日もそうだったに違いない。
だとすれば、岬を遠回りしてもリーフ内に入ることはかなり難しく、難儀したであろうことが予想される。
やっぱり、あの日の残波越えはムリだったんだな・・・・。
水平線上には、あの日漕ぎ出した伊江島が浮かんでいる。
「この海を漕いだんだ・・・・」という感慨がまた湧き起こる。
この岬をカヤックで越えるのは、いつになるのだろうか。
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今日は海の神様が味方をしてくれた。
追い風と潮に乗ってisland hoppingな1日。
4時起床。
5時過ぎに女性がふたりやってきて、普段着のままでまだ暗い海に浸かってゆんたくしている。そのごくごく自然なふるまいに、日課にしているのだろうと想像がつく。こういう風景ひとつとっても、なんだかやっぱり沖縄って、すごい。
テントサイトの撤収もだんだんと手馴れてきて、5時40分に出発。
真正面に輝いている平安座島のコンビナートの灯りを目指して、金武湾を横断する。
カヤックは滑らかな海面をすべるように進み、パドリングのパチャパチャという音しか聞こえない。日の出前の海は無風で、どこまでも静かだ。
ところが、この金武湾はサメがよく出るという。わたしたちより少し前に単独で沖縄一周を試みた(カ)君(大学生の彼は8月にショッキーを頼って宮崎からやってきて、そのまま1ヶ月間居ついていたそうで、わたしたちが出発するのを手伝ってくれ、翌日の飛行機で宮崎に帰って行った・・・・ハズ)が「僕、金武湾でほんとにサメに囲まれましたよ~」と言っていたのを思い出す。
こんなに穏かな海面から三角形の背ビレがスーッと現れたら、どうしよう・・・・ドキドキしつつ、サメが寝坊していてくれることを祈る。
30分ほど漕いだころ、左手の水平線から太陽が昇ってきた。
美しい一日の始まりだ。
カヤックを漕ぎながら海の上で日の出を迎えるのは、初めての体験。心もシンと静まり返る。
(写真撮影:諸喜田政勝氏)
7時15分、平安座島の水路を通過(→)
8時25分浜比嘉で小休止。キチンと手入れが行き届いたいい集落だ。海も美しい。
いつもの通り、何かお腹に入れるものを求めて売店へ。ここのお店は、おじぃとおばぁがふたり並んでいた。見回すと食べ物はパンの類しかない。
「パンか・・・・もうパンは食いたくないな・・・・」とショッキーが独り言のようにつぶやき、わたしたちもうなずく。毎日、行動食として散々パンを食べているので、ご飯粒が食べたかったのだ。
見ればレジ台の片隅に、島どうふがあるではないか! 内地の豆腐の3丁分はありそうな、しっかりとした島どうふがビニール袋に入って3つほど並んでいる。
「このトーフ、今朝作ったヤツ?」と聞く隊長に、
おばぁ「そうだよ、アチコーコー(できたてほやほや)だヨ」
その豆腐と飲み物を買い求めながら沖縄をカヤックで一周していることを話していると、奥に引っ込んでいたおばぁがジューシーを持って現れた。1パックにちょうど3つ入っている。昨日お孫さんのために買ったけど、食べなかったから・・・・と、くださるというのだ。
うわぁーい、やったぁ、ご飯だ!!
それだけじゃなく、クッキーなどのお菓子も差し入れてくださり、遠慮なくいただく。
浜に戻って島どうふ(お塩や醤油がなくても十分おいしい!)とジューシーをいただき、9時10分に浜比嘉を出発。
次のツアーでは、ここにキャンプでもいいな。ただし、海にはハブクラゲがいるとのことで、売店のおじぃが「気をつけた方がいいよ」と教えてくれた。
浜比嘉から約1時間で津堅島をかすめて、その先の神の島久高島へ。 
とうふパワーか、ジューシーのおかげか、元気がもりもり沸いてくる気がする。
久高島に近づくと潮の流れが速くなると、隊長は言っていたけれど、覚悟したほどではない。
風は追い風・・・・ということは、進むカヤックの上にいるとほとんど風を感じることなく、非常に暑い。波がないのをいいことに、スプレーをはずして漕ぐけれど、海に飛び込みたい衝動に駆られる。
若干の向かい風のありがたさというものを、初めて思い知る。
津堅島から漕ぐこと2時間、12時10分に久高島に上陸。
ハイスピードで漕いできてヘロヘロになり、港のスロープで滑って“降り沈”
5年前(だっけかな?)に来た時よりも、港周辺が整備されてしまって、ひなびた良さが少々失われていたのには、ちょっとがっかり。斎場(せーふぁ)御嶽が世界遺産に登録されて、久高島にも観光客が増えたのだろう。
まずは食堂でボリュームたっぷりのゴーヤちゃんぷるでお腹を満たす。その後、場所を移して船のキップ売り場でぜんざいを頼むが、これがどーしよーもなくマズイ。マズイという言葉は嫌いなので、なるべく使いたくないけれど、このぜんざいを形容する言葉はそれしかない。だって氷はザラザラだし、小豆も甘くない・・・・久高島へ行くみなさん、キップ売り場でぜんざいを食べてはイケマセン。
久高島を13時30分に出発、そこからは一路、今夜のキャンプ地である奥武島を目指す。
長丁場な一日もここまで来れば、あとは楽勝♪
コマカ島の内側を通り、新原(みーばる)ビーチ近くの宮本亜門邸を横目にみながら順調に漕ぎ進み、15時25分上陸。
奥武島周辺、そこは・・・・とんでもなく都会だった。
人が多い、車も多い、店が“並んで”いる!
今までの上陸地→集落でたった一軒の商店=食料は缶詰と菓子パンが少々・・・・との違いったら。
うーん、どうやら6日間の洋上ホームレス寸前?のキャンプ生活で、文明社会を眩しく感じる体質に変わってしまったらしい。
奥武島でこうなんだから、トーキョーのコンビニに溢れる品物のことを思い出すと、頭がクラクラするようだ。品物が溢れているだけでなく、消費期限がちょっとでも過ぎたら捨てちゃうなんて、まったくもってクレイジーだ。
奥武島周辺にはカヤックがちらほら。沖縄を漕いできて、シットオンではなくリジットに出会ったのは初めてだ。こんなにいい海があるのに、もったいないこと。三浦半島の方が、よっぽどカヤック人口密度高いよ。
カヤックに限らず沖縄の人があまり海で遊ばないというのはホントウなのだ。
奥武島はまた、ダイビングの講習によく使われるらしい。この日も何組か来ていたけれど、カヤックもダイバーも夕方にはいなくなり、キャンプをしているのはわたしたちだけ。
本日の漕行距離は約53キロ。
筋肉は慣れてきたが、体中の傷は痛い。塩水のせいで治りが遅いのだ。
明日は南端のキャン岬を越えて再び西海岸に出る予定だけど、天気予報は雨&南風。
果たして停滞せずに出発できるでしょうか。
20時にテントに戻って就寝。夜中、かなりまとまった雨が降る。
奥武島のキャンプ情報:
浜から階段を上がった道路を少しいくと、トイレ、水道あり。
ただし水道は飲み水用蛇口のみ。トイレの水道は蛇口と洗面ボウルの間の距離が短く、2リットルのペットボトルに水を汲むのは至難。
シャワーも道路沿いの売店に併設されていますが、ルスなことが多そう(わたしたちもアテにしていたのですが、使わせてもらえませんでした)
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「今回の一周は試練続きだなあ」と、ショッキー隊長。
昨夜の時点で9時頃から北風が吹くとの予報。
それならば残波岬を9時までに越えたいと、4時に起床、6時には出発できたハズだった。
が、寄りによって朝から北風が吹いている。残波越えには最悪の風向きだ。
ショートカットして読谷からスタートという手もあったが、北風ならば・・・・と、思い切って初日にスタートした嘉陽まで戻り南下することに。
またしても岬越えは断念だ。
(比)さんの職場が始業する前に荷物を撤収し、マリブの片隅に移動。
ピックアップを待って午前中は停滞、英気を養う。
北風が吹くとマリブビーチのリーフの中にも風波が立つ。そんな中でもシットオントップのカヤックを十個単位で用意するマリブのスタッフたち。
9時を過ぎるとお客さんが続々とレンタカーやタクシーでやって来る。今日って、確か平日
だよね?
所在なさげにボーッと海を眺めるわたしたちに「カヤックの方ですか?」と聞いてくるお客さんも多い。
(確かにカヤックの方ではあるけれど、わたしたちはビーチのスタッフではありません)
そんなお客さんを、施設に詳しく親切な(比)さんが正しい場所へと案内してあげている。
今日のこの風では、人気スポット「青の洞窟」まで行くのはムリ。
リーフの中で体験かサーフィンか・・・・カヤックでない人はタンクを背負ってダイビング。
その盛況ぶりにショッキー隊長はしきりに感心している。
「オレ、商売のやり方間違ったかなぁ~?」と半分マジメに悩んで?いる隊長に、
(比)さん「そんなことナイですよ。諸喜田さんのツアーは諸喜田さんにしかできないですから」
わたし「こんなビジネスをやっても諸喜田さん自身が楽しくナイと思う~」などと正直なところを述べる。
だいたい、同じカヤックとは言ってもシットオントップとリジットでは、まるで世界が違う。別の種類の遊びと考えた方がいい。
偏見に満ちた私見を言わせてもらえば、シットオンは2-3回乗ったら飽きる。どこまでも漕いでいきたいと思わない(そもそも、どこまでも漕いでいくための乗り物じゃないしね)
さて、Malibu製のゴツいカヤック(しかもダブル)でサーフィンをする(しようと試みる)様子などを、遠目に冷やかしながら待っていると、9時40分、直さんが到着。度々の針路変更に、後方支援してくれる直さんも大変だ。
カヤックと荷物一式を積み込み、お弁当の差し入れを受け取って、3人で一路北部へ。
東海岸に戻ってみると、恩納村とは別世界のベタ凪ぎ。
はやりショッキー隊長の決断は正解。車窓から見える海に「よーし、今日はこの海を漕ぐのかー!」と気持ちを切り替える。
11時過ぎに嘉陽に到着。4日前にここから出発したんだっけ、その間にもいろんなことがあったなぁ~、などと感慨に浸ってしまう。
直さんが作ってくれたお弁当(チキンライスに豚肉のショウガ焼き、ゴーヤサラダ。おいしかった~♪)を嘉陽の家で食べて、12時12分に出発。あんまりノンビリしていると、居心地がよくて動きたくなくなっちゃうからね。
(写真左:再び嘉陽のビーチにて“気を取り直して出発~!”の図)
快調に飛ばす隊長を追い、わがダブル艇も気分よく進む。ナンダカンダ言って、やっぱり漕ぐのが楽しいのよね♪
地形によって吹き降ろしの風が前方から吹くけれど、 基本的には追い風。
嘉陽を出て30分ほどで辺野古(ヘノコ)沖を通過。ここは今、普天間基地の移転問題で大揺れに揺れている場所。今回のツアーで一番見たかった海だ。
(写真左:カヤックの向こうに見えるのがキャンプ・シュワブ)
この下の海にジュゴンが棲むという。まだカヤックでジュゴンに会った人はいないとか。今回も会うことはできなかったけど、彼らが暮らしている様子は容易に想像がつく、素晴らしい海だった。
もしかして海上で抗議行動をしている人たち(カヤック)に会えるかも・・・・と思っていたが、近くには見当たらず。やや沖のほうにいた船1隻&カヤック2艇(?)がそうだったのか。
15時30分に宜野座の漢那(カンナ)に上陸。 
漢那の湾内に入る前になって向かい風がキツクなったが、幸い潮が押してくれたので、なんとか持ちこたえた。
隊長は「がんばれば浜比嘉(ハマヒガ)まで行けるけどな・・・・」と、ちょっと迷った風だったが、「まあ、急がなくてもいいか」と、今夜はここでキャンプをすることに。
確かに、今日は午後の3時間しか漕いでないし、がんばれないことはない。でもわたしは、お尻の痛みが限界・・・・
というワケで、長くて懐も深いカンナビーチの陸に向かって一番左、堤防の近くに上陸。
時間も早いし、カヤックの上から見た水があまりにキレイだったので、15分くらいスノーケリングを楽しむ・・・・のはいいケド、海水に浸かるとアチコチの擦り傷がますます痛む。まるで“因幡の白兎”になった気分。
ここのビーチは、サンゴや岩場ではなく砂地が続いているので、オジサンなどのヒメジ系やハゼ類がたくさん見られた。
テントを張って、いつもの通り買出しへ。
ここは、かわいいおばぁが一人でやっているお店がナイス。
諸喜田さんは一周ツアーの時は必ずといっていいほどカンナビーチで上陸し、このおばぁに会うのが楽しみだとか。
聞くとおじぃはすでに他界してしまって、今はひとりでお店をやっているらしい。
「来年はカジマヤーだヨ」といって、カチャーシーの振りをする姿がチャーミング。
「食べ物はないヨ」というおばぁに、「いいの、いいの、オレたちビールがあれば!」
ここで隊長に勧められて飲んだ「うるまげんまい」なる飲み物が大ヒット!
島人の(比)さんも知らなかったくらい、かなりツウ好みな?この飲み物は、ショウガ味が利いていて、黒糖や三温糖でほんのり甘く、オートミールのようにドロっとした食感。
うるまげんまい・・・・今度見つけたらまとめ買いしよっと♪
「うるまげんまい」だけでなく、このお店には「うるま」、「Violet」といった沖縄県産のタバコ(写真右)も置いてある。
わたしたちがビールを飲みながらおばぁと話している間にも、「うるま」を買いに来るオジさん、飲み物を買いに来る小学生・・・・集落の人に頼られている店らしい (^-^)
おばぁ、今度また一周ツアーで寄る時も、元気な顔を見せてね!
暗くなった頃、5-6人の人がわたしたちのテントの少し上で、BBQの準備をし始めた。横には大人が立っていられるくらい大きなテントを張り、どうやらここでキャンプするらしい。
すわ、ビーチパーティーか?!
(比)さんは「ビーチパーティーだとしたら、(あの人たち)朝まで寝ないよ~」と。
備瀬での悪夢が甦るが、なんとなくパーティーという雰囲気ではない。やけに静かに黙々と作業をしているし、女性の声も聞こえない・・・・と、思ったら夜釣りをしに来たおにぃさん達だった。
テントサイト正面の海の向こうには、平安座(ヘンザ)島の石油コンビナートの明かりが点々と光っている。
明朝は、あのコンビナートを目指してまっすぐに進むのだ。
本日の漕行距離、21キロ。
北の風、波1m。
カンナのキャンプ情報:
ビーチの上に公園があってトイレ、水道あり。ビーチには街灯も。
犬の散歩など、ご近所さんが気軽に訪れる雰囲気。
ショッキーは公園の向かいの家に一言、テントを張ることを断ってました。
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台風が来ないのはありがたいのだけど、天気が不安定なので、沿岸を行かざるをえず距離がかせげない。
残波岬を目指すも、届かず。
体も今日が一番キツイ。手のひらが腫れてグーができないし、水着が擦れてお尻に水ぶくれ。
やってみなければわからないことがたくさんあるものだ。
明日も無事に漕げますように。
*****************************************
今日の目標ゴールは、残波岬を越えた読谷村だ。
4時40分に起床、昨夜の“賑わい”のおかげで睡眠時間は4時間ほどだろうか、体が重い。
行動食を摂り、昨日に続いて6時30分に出発。
積乱雲があちこちに見られ、気象情報では雷注意の文字も。雷はゴメンだぞ。
海況さえよければ備瀬から万座あたりまで一気にショートカットするところだけど、今日は本部半島の南側海岸線をなぞるように沿岸を漕ぐ。
ショッキー艇も様子見をしながらなのだろうか、昨日の勢いはまるでなく、後ろから見ていると手を休める姿が多い気がする。
1時間で瀬底島(セゾコジマ)にかかる橋の下を通過。
その後も、商工業地域、工事現場・・・・騒音と白茶けた景色の中をパドリング。水もキレイではなく、何より臭い。
右手の海原の向こうに見える万座あたりへ直線で漕いでいかれれば早いのに、片や左手に続く沿岸はどう見ても長い・・・・「これを漕ぐ分を直線にしたら、ずい分行かれるのになぁ」と、心の中でグチりたくなる。
そんな心理状態で漕いでいると、これがまた、ちっとも進まないノダ。
おまけに今日は4日目で、筋肉疲労もピーク。
沿岸を漕ぎ続けて9時を過ぎた頃、ようやく隊長が「ここから部瀬名(ブセナ)まで横切るよ」と号令。
アイアイサー! 待ってました、その言葉。
ショートカットできるとなったとたん、どうだろう、ウソのように気持ちが前向きになり、カヤックがぐんぐん進むようになった。
自転車で地球を半周したツナくんが「どんなに平らな道でも、追い風が吹いていても、心がしぼむような出来事があると、ぜんぜん漕げないんです」と言っていたのはこのことだったのか、と思い当たる。
ところが・・・・
針路変更して部瀬名への中間くらいに来た頃・・・・エネルギー切れがわたしを襲った。
毎回漕ぎ始めてしばらくは必ずといっていいほど右手が痺れる。漕いでいるうちにいつの間にか回復しているのだけど、それがここへ来て復活。パドルに力が入らない。
水を飲んでも黒糖を舐めても治らない、どころか悪化する一方。
パドルを水にさしても、グニャ・・・・って感じでちっとも水をキャッチできないし、体が左右に揺れるのが自分でもわかる。脱水症状のマラソン選手みたい。
これがマラソンだったら・・・・リタイアしていたかもしれない。でも海の上では、しかもこんな沖に出ていては、止めたくても止められない。
「あそこまで行くんだ。諸喜田さんのところまで行くんだ・・・・」ぶつぶつと自分を励ましながら、休んでは(比)さんに悪いと思い、一応パドルは動かすものの、ハッキリ言って何の役にも立ってなかっただろう。
その間(比)さんは後ろで何も言わず、ひたすらがんばってくれた(感謝です!)
10時に部瀬名岬沖を通過、待っていた隊長にやっと追いついたところで、初日から今まで泣き言やグチを口に出さなかった(比)さんが一言、「諸喜田さん、ハラ減りました!」
「オレもだよ!」ということで、10時20分に部瀬名を少し過ぎた名嘉真(ナカマ)に上陸。
砂浜には投網を片付けているおじぃの姿。赤とオレンジのチェックの短パンに白いTシャツがとってもよく似合い、風景に溶け込んでいたのに、疲れすぎてカメラを取り出す気力もなく。
国道を越えた売店で、ジューシー(炊き込みご飯おにぎり)と魚肉ソーセージ、男性はビール、わたしはコーヒー牛乳を手に入れ、浜に戻って朝食。コーヒー牛乳なんて久しぶりに飲むけれど、なんて甘くておいしいことか! 500mlをあっと言う間に飲み干す。
お腹を満たしたあと30分ほど昼寝をしたら、元気回復、体も軽くなったようだ。
11時25分、名嘉真を出発し万座を目指す。
万座沖は白波が高く、サザンやピンクレディー、なつかしのアニメソングなどを次から次へと脈絡もなく唄い、気を紛らわせながら漕ぎ進んだ。ちなみに、今日のパドリングには「ひょっこりひょうたん島」が一番ぴったりでした。
それにしても、西海岸リゾート地帯の海岸線のこの荒れ様はどうだろう。
濁っているのは砂のせい? そうじゃないことは、北部の砂浜を見てきてわかっている。
ニゴニゴでも一見エメラルドグリーンに見えてしまう沖縄の海。何も知らない多くの観光客はこの海を見て「キレーな沖縄の海!」と思い、自然を満喫した気分になって帰ってゆくのだろう。
「海が美しいからとリゾートホテルが建ち、ホテルができたとたんその前の海はダメになる」(ショッキー談)とは、何とも皮肉な話ではない?
波は高いけど追い風を受けて、カヤックは順調に進む。
万座の少し手前から、遠くの岬に白い灯台がポツンとそびえているのが見え、「あれが残波岬だよ」と(比)さんが教えてくれる。「そうか、今日はあそこまで行くのか~」と思っていると・・・・万座を回り込んだところで隊長は「今日は残波越えはムリだな。時間は早いけど、手前でキャンプしよう」と決断。
どうやら風向きがお気に召さないらしい。
14時~14時30分、谷茶(タンチャ)に上陸して水&バナナ、泡盛などを買出して休憩。
リーフ内に入るのも、白波が次々と寄せているので観察が必要。切れ目ができるポイントに目をつけて、切れた瞬間に全力で漕いで通り抜けなければならない。
15時50分、真栄田(マエダ)岬手前のマリブビーチに上陸。
ここはプライベートビーチなのだけど、すぐ近くに職場があってマリブに顔が利く?(比)さんのおかげで、翌朝まで浜にカヤックを置かせてもらえることに。
テントは、道路をはさんで向かいにある(比)さんの職場の作業場に張らせてもらう。トタン屋根の下に、旅館の大広間くらいの広さがある。谷茶から(比)さんが連絡をしておいてくれたので、職場の方が待っていてくださった。
だけでなく、房になった島バナナ(メチャクチャ美味っ♪)を差し入れてくれたり、ぜんざいをご馳走になったり。
だけでなく、三絃を聞かせてもらったり。(テ)さんは三絃の大会で優勝した腕前。お仕事中とのことで、短い時間だったけど、長いパドリング後にゆる~い島時間を味わうことができた。
今宵は蛍光灯の下、扇風機あり、強力ガスコンロ&流し台、テーブル&イス、清潔なトイレという近代文明の恩恵をふんだんに受けたキャンプ。
ところがわたしは手のひらがぱんぱんに腫れて、指もマメだらけ。新しいペットボトルのフタは開けられないし、料理を手伝おうにも包丁がうまく握れない、テントを張るにも力が入らずテンションがかけられない・・・・海でも陸でも男性2人に甘えっぱなしの一日だった。
本日の漕行距離、47キロ。
北西→北の風、波は1.5→2m。
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3日ぶりにシャワーを浴びた。文明って素晴らしい!
ってことはどうでもよくて。
今日はボクネンさんの世界を漕いだ。
前半、透明度30メートルは下らない素晴らしいリーフ。
そして、今夜のキャンプは福木並木の備瀬集落。
約50キロの行程でした。
**************************
朝4時30分に起床。暗い中、黙々とテントを撤収する。
朝食というよりは行動食としてクラッカーとグレープフルーツ、コーヒーをお腹に入れて、明るくなり始めた空の下、6時30分に宜名真漁港を出発。海は穏やか。
海岸線に沿ってやんばるを南下する。島の西側を漕いでいるので、太陽はまだ山陰だ。
やんばるとはいえ東海岸とは違って、海岸線に沿って国道58号線が走っている。
30分ほど漕いで最初の集落を通過した後は、次々と集落が現れ、時には毎朝定刻に流れるのであろう音楽が元気良くスピーカーから聞こえたりする。
右側を見れば、やや後方の水平線上に伊是名や伊平屋の島々が浮かんでいる。遠くにいくつか積乱雲があり、その下で雨が降っているのが遠目にもわかる。
昨日「明日は100キロ漕ぐぞー」と奮起していた隊長は、今朝はいつにも増して快調なペース。ほとんど手を休めないノダ。
まさか100キロのつもりはないだろうケド、「行けるところまで行こう」という意気込みが、どんどん遠ざかる背中から伝わってくる。
後ろで(比)さんも「今日は飛ばしてるなぁ~」と。
まぁどーせ追いつけっこナイんだから、わたしは「いいよ、マイペースで行きましょう」と言いつつ、隊長の姿を見失わないように目を凝らす。
山が低くなった場所からは朝日が射し込んできて、先を行くショッキー艇を照らしている。
数分後に、わがダブル艇も光の中を通過。
朝日が当たり始めると、ますます隊長の姿が見づらくなるが、パドルが動きに合わせてキラリキラリと光るのが目印だ。
そんな風に2時間くらい行くと、前方で隊長が止まっている。来年には宜野湾を引き払って新しい家に移るのだそうだが、その新居がどうやらこの辺の集落にあるらしいのだ。
「オレの新しい家、見に行く?」
「行く行く!」
そうして8時45分、伊地(イジ)に上陸。東側にくらべて格段に品物が多い共同売店で朝食用のパン、黒糖の補充分、飲み水などを購入。
隊長の新居は国道からちょっと入った角地で、庭が広くカヤックの出し入れもしやすそう。窓から中を覗けば、広~いリビング。う~ん、いいカヤックハウスになりそうですよ (^-^)
買ってきたパンと積んできたバナナを食べ、9時15分に伊地を出発。
すっかり太陽が上ってきて、海面を明るく照らしている。その海面下の世界が!
見事なサンゴ礁なのだ。しかも透明度がバツグン。
リーフとはいっても深さ2-3メートルで続いているわけではなく、ところどころ10-20メートル、時にはもっと落ち込んでいる場所もあり、スクーバでも楽しめそう。
海岸線にも真っ白な砂浜が点在し(写真左:ショッキー撮影)、「あそこでキャンプしたいな~」、「この海潜りたいなぁ」、「今度ぜったい海仲間と来よう」などと考えながら、口からはヒャ~、きゃぁ~、うわぁ~お、キレー・・・・だのの感嘆詞しか出てこない。
この海は・・・・ケラマ以上かもしれませんよ~。この海は、このまま守らなければイケナイと沖縄を愛するナイチャーは思います。
9時45分赤丸岬通過。
岬を回りこんだところに、サバニが1艘。船体を塗装したものではなく、白木のまま・・・・カッコいい。
男性がひとり乗って、箱メガネを使って漁をしている。
“遊びでない”サバニを初めて見た。あんなにも姿形が美しい船だとは・・・・。(写真がないのがホントに残念!この時に限ってハッチにしまいこんでいたのです、トホホ)
海面は鏡のように滑らかで、青空を映し、水の中ははるか下にいる魚の姿がハッキリと見える。そこに漁をするサバニ・・・・まさにボクネンさんの版画の世界。彼の版画が想像上のものではないことを、改めて実感する。ボクネンズワールドはこの世に存在するのだ。それがなんとも嬉しい。
赤丸岬からしばらくそのまま漕ぎ、大宜味沖あたりから古宇利島(コウリジマ)へと直線的に目指す。今までのペースならば1時間くらいで着くはず。「古宇利島でそばを食べよう!」を合言葉にパドルにも力が入る。が・・・・。
そこからが潮の流れがキツく、漕いでも漕いでも島が近づかない、積乱雲も気になる・・・・永遠に着かないかと思ったけれど、なんとか12時05分古宇利島に上陸。ここは憧れの場所で、今回のツアーで楽しみにしていたポイントのひとつだったのだが・・・・午前中のあの海を見てきた後では、“フツー”って感じだった。多分、橋ができてから変わってしまったのだろうと思う。
気持ちはともかく、お腹の方は念願のそばを食べ、ブルーシールアイスも買ってもらって大満足。
13時40分に古宇利島を出発、午後からは風向きが北に変わり、本部半島の北側には白波が立ち始めた。
ずっと沿岸のリーフ内を漕いで行く。が、ところどころリーフの幅が狭くなり、神経を使う。右斜め背後から寄せる波をかわしつつ、左側に迫る岩にカヤックが近づきすぎないよう、右に左に目配りが忙しい。(比)さんの適切な舵取りに心の中で感謝しつつ、バウは一生懸命漕ぐだけ。
隊長もこんな時にはやや前方を行き進路を見極めつつ、こちらを力づけながら漕いでくれる。海が穏やかなときは、見えなくなるほどオイテケボリにするクセに、いざとなると全幅の信頼がおける(当たり前)。
そんなタフな海を3時間漕ぎ、備瀬(ビセ)に到着。
備瀬岬を回りこんで、カヤックの周りに波がなくなった時は、ほんとうにホッとした。
16時45分上陸。正面には伊江島(イエジマ)の特徴的な姿。
(写真右は、伊江島に沈む夕日をテントサイトから)
近くの水路ではたくさんの人がスノーケリングをしている。ショッキーと(比)さんがビールを買いに行っている間、わたしもしばし海の中を楽しむ。やっと3点セットの出番。4メートルくらいの水深があり、確かにたくさんのサカナたちが群れてはいたが、餌付けをしているのがバレバレな様子。
「(海の中)どうだった?」と聞く二人に、「ここは自然じゃない」と、わたし。ショッキーによると「沖縄はどこでもそうだよ」と。
さて、昨日隊長に「備瀬に行けばシャワーがあるよ」と聞かされ、「じゃあ明日は、それを楽しみにがんばりますっ」
その通り、3日ぶりのシャワー(水だけど。細い水が四方八方に飛び散っちゃうようなシャワーだったけど)を浴び、石鹸とシャンプーまで使って全身サッパリ~♪
ところが、そこで初めて腰とお尻の擦り傷に気づく。ひゃぁ~、水ぶくれになってるじゃん。
なんとなく、座るときに痛いなーと思っていたら、こんなことになっているとは。
気づくと痛みが増すのが人情。傷に洋服の縫い目が触らないよう、動きがぎこちなくなる。
「シャンプーがこんなにいい匂いだったとはなぁ。ああ、シャバに戻った気分だな」とゴキゲンの隊長。意気揚々と集落の食堂へと繰り出したのだが・・・・。
着いてみるとオカミさんが「営業は18時半まで」という、時計を見れば18時50分。むむ、どうする?
われらがショッキー、ここで「そうですか」と食い下がるワケもなく。
「オレたちハラが減ってるんですよ。何でもいいから食べさせてくれませんか?」無理を言うと、あっさりOK。オヤジさんも厨房の中からニコニコしている(いいお店だ)
おまけに、メニューにあるもの何でもできると言ってくれるので(いいお店だ!)、トンカツ定食を3つ頼む。「やっぱり肉を食わなくちゃな~」
食後テントサイトに戻り、お約束の泡盛&コーヒーで乾杯をしていると、頭上を米軍の飛行機が低空で飛んでいく。それも一度や二度ではない。まったく、人がいい気分でキャンプ&お酒を楽しんでいるというのに・・・・「うるさいー! あっち行けー、人殺しー!!」叫ぶわたしの横で島人ふたりは黙ってカップを傾けていました。
22時前にテントに入ったものの、流れ星を見に来たギャルたちの黄色い声やロケット花火に24時過ぎまで寝付かれず。
これが翌日の辛さの原因のひとつとなったのでした。
本日の漕行距離47キロ。
風:南西→北西、波:1.5→2m
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今朝は5時起床。
「辺戸岬越えに備えてスタミナがつくように」と、ショッキー隊長は朝からパスタを作ってくれた。
(比)さんとわたしも、今日はガンガン漕ぐぞー!と気合いを入れてご飯をモリモリ食べる。朝食時、キャンプサイトに訪問者。東京の大学で教えているという年配の男性で、昨日は安座真でサバニのイベント(13艇出たそうな)があったのだとか。カヤックで沖縄一周を企んでいることを話すとシキリに感心してくれた。
それにしても・・・・ナイチャーで、やんばるのこんな小さな集落に滞在しているとは・・・・タダ者ぢゃないな。
7時25分に安田を出発。
しかし小笠原にいる台風のうねりで今日も波高し。リーフの内側を縫うように1時間漕いで、二つ先の集落である我地(ガジ)まで行くも、それ以上進めず。リーフの外へ出たら再度入るのが困難と予想され、かといってリーフ内側もカヤックが通れるほどの波間はない。
という訳で、今日は停滞&やんばるのキレイな川で体中の潮抜き。
我地のビーチは断崖に囲まれていて道は通じていない。ついでに言うと携帯電話も通じない(ショッキーのドコモは圏外、(比)さんとわたしのauは、アンテナゼロ本)。
崖の上には「沖縄スタイル」に出てきそうな広いテラスのある家が一軒建っているが、人の気配はない。セカンドハウスかな?
砂浜には幅広く川が流れていて、火照った体に冷たい水が気持ちいい。
10時まで様子をみようということになり、隊長を先頭に川を遡る。
奥へ進むにつれてヒカゲヘゴや大きなシダ類が覆いかぶさるように迫ってきて、ジャングル探検の気分。
途中の淵やプール状になった深みで、水浴び&洗髪? 川の水はビックリするくらいキレイだ。5センチくらいのサカナたちが、巨大生物の突然の出現に右往左往している。
沖縄北部には酪農場などが多く、うっかり川に入ることはできないのだが、この川の上流にはそういった施設はないとのことで、安心して思う存分真水を楽しんだ。
10時近くになっても波は収まる気配がなく。
とあるポイントでは、まったく平らに見える海面が突然盛り上がり、6メートルはあろうかと思われる(台風時のヒデキ以上)大波が立ち上がり、キレイにチューブを巻いている。それが数分間隔で続くかと思うと、しばらくお休みしてまた突如現れる・・・・という具合。何も知らずにあの近くを漕いでいて、突然あの波が現れたらパニックは必至。
隊長は今日はこれ以上先には進めないと判断。10:30、安田へ引き返すことにする。
しかし今朝の出発点までは戻らずに、途中の伊部(イブ)に上陸。
タープを張り、カヤックも上まで引き上げて停滞。湿ったテント&フライを干す。
(←写真タイトル:晴天なのに・・・・停滞)
このビーチも海岸幅いっぱいに護岸が施され、防砂のためのアダンが植えられている。
このビーチにはトイレ有り。
一段落して出かけた売店は、これまた風情がある佇まい(→)
男性2人がビールを呑んでいる間にもにわか雨が通り過ぎ。
積乱雲が次々にやってきて天気は不安定だ。
結局、辺戸岬は今回パスすることに。直さんに電話をしてピックアップをお願いする。
ショートカットして明日は西海岸を漕ぎます。
迎えを待つ間、伊部の集落を流れる川をカヤックで溯上したり、ビーチコーミングをしたり、にわか雨に打たれたりして遊んだ。
車で向かった先は西側の最北にある宜名真(ギナマ)。
途中、高いところを走る道路から辺戸岬を見る。ここはほとんどいつも波立っていて、4メートルくらいにもなるという。時には三角波も立ち、沖縄一周の中でも一、ニを争う難所だそう。そこが・・・・。
今日は見事に凪いでいる。その手前でわたしたちを阻んだあの白波は何だったのか。台風9号め!
それを見たショッキー隊長、「なんで(今日に限って)こんなに穏やかなんだよー! ぬおぉ~~、オジさんは怒ったゾー!! 明日は100キロ漕いでやる!!!」と運転席でメラメラしている。
(100キロって・・・・リベンジは一人で漕いでるときにしてね・・・・ピヨピヨ)と内心思っていると、「(て)さん、(比)くん、明日は今日の分取り返すからね!」と。心中、読まれたか?!
宜名真に着いてみると1軒ある売店は定休日で食堂もない。
車で辺戸まで戻り、水と行動食、泡盛、コーヒー(ジョージア××)を仕入れる。
辺戸でドシャブリに合ったので心配して戻ってみると、宜名真は道路が乾いている。(比)さんが「沖縄ではこういうのをカタブイ(片降り)って言うんだよ」と教えてくれる。
今夜のキャンプは宜名真漁港で。
トンネル脇にある駐車場の外れにトイレがあるが、電灯はないのでヘッドランプは必携。水道は無し。
そして夕食は、「野菜たっぷりトマト風味バッチリ効いてますカレー」、要するに、昨日と同じ材料を少し煮詰めてカレー粉が入ったシロモノなのだが、キャンプ料理というのはどうしてこうおいしいのだろうか? (「オレが作るのだから、当たり前!」とショッキー隊長に言われそう)
今日はそんなに(っていうか、ほとんど)運動してないハズなんだけど・・・・朝も目いっぱい食べたし、完全に摂取カロリーオーバーだ。明日は消費しなくちゃね。
その後雨に降られることもなく、キレイな星空。泡盛タイムには天の川までハッキリ見えて、流れ星もいくつか見ることができた。
テントの下のコンクリートが昼間の熱を保ち、寝苦しい。
手首のハリが気になる。腱鞘炎にだけはならないように、バンテリンを大量に擦り込む。
夜中、酔払った人がやってきて缶か何かを投げる音がする。それから暴走族もブイブイ通る。
昨夜の静けさとは大違いで、見知らぬ人の気配にやや緊張しつつ眠りにつく。
本日の漕行距離・・・・6キロ。
南西の風、波1m、うねり大。にわか雨頻発。
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カヤック修行の旅、今朝8時25分に嘉陽を出発。
昨晩遅く、那覇から嘉陽に入る。嘉陽は沖縄北部の東海岸、カヌチャベイの少し東寄りに位置する小さな集落で、今回お世話になるテラワークスさんのカヤックハウスがある。(この家については別の記事で詳しく書く予定)
今朝7時に、今回のもうひとりの参加者である県内在住の(比)さんが到着。
彼はつい2-3日前(?)にフラリと嘉陽の家に来て「夏休みが1週間くらい取れるのだけど、何かいいツアーありますか?」と尋ねたところ、「一周ツアーに行こう!」と取り込まれてしまった可哀想な?人。
今回の旅でわたしとダブル艇を漕ぐことになった。よろしくお願いします。
天気は晴れ! 風も穏やかだ。
海の神様にこれからの航海の無事をお祈りし(写真撮影:ホサカカズキ氏)、隊長の奥さんである直さんがカヤックに塩を盛ってくれた。
いざ出発!
しばらくはリーフの内側を行く(撮影:諸喜田政勝氏)
漕ぎ始めてわずかな時間でウミガメを見ることができた。これは幸先がいい。静かに進むカヤックの旅では、いろいろな生き物に出逢えるのも大きな魅力だ。
1時間ほど漕いで天仁屋崎(テニヤザキ)通過。
晴天で風もないに等しいのに、ここまで来ると波が高く、サーファーが数名波間に漂っている。小笠原に停滞している台風9号のうねりがここまで入っているのだ。
本来ならばこのあたりで難なくリーフの外へ出るそうだが、波が高いので様子を見つつ進む。やっと波が切れているポイントが見つかりリーフの外へ。一気に海の色が深くなる。
そこからギナン崎を目指し有銘湾、平良湾沖を直線的に横切る。
途中3ヶ所ほど潮の流れがキツく、漕いでも漕いでも景色が変わらないポイントがあった。
特に11:30に海上でバナナを食べた後13:00までの間は、非常に辛かった。
おまけにこの間の海は、山から赤土が流出していて「湘南か?!」と思うくらいの濁り。はるか先に見える青緑色の海に出たい一心でパドルを動かした。
出発からずっと気温が高く、時折帽子で海水をすくい頭からかぶりつつ漕ぐ。
「上陸したら海に入れる!」それだけをひたすら楽しみに前へ。
美しい海の上に浮かんでいるというのに、水面にこんなに近いのに、海に入れない・・・・カヤッキングにはそんなジレンマがあることに今回初めて気がついた。このジレンマにはこの後もたびたび苦しめられることになる。
出発から約5時間半も漕ぎ通し、ようやく13時50分に安波(アハ)でランチ。
安波のビーチへとリーフ内に入る頃には風も強まり、波は相変わらず高く。おまけに湾奥の方から積乱雲が近づいている。積乱雲の下は突風が吹き、時に竜巻も起きるとのことで、隊長は今回の旅の間中ずっと積乱雲の動きには非常に神経を使っていた。
そんなこともあり、強い横風と追い波を受けて、隊長から「漕げ、漕げ、漕げ!!!」のゲキが飛んだ。自分史上最長パドリング記録でヘロヘロになっているというのに・・・・・。
上陸したゴホウビとして、カヤックから降りて海に直行!
仰向けにプカプカ浮かんで漕ぎ疲れた体を水に委ねた。気持ちいーい!!
ランチには直さんが特大ポーク卵おにぎりをひとりに2個作ってくれたのだが、食欲がなく3口くらいしか食べられない。お茶とバナナとグレープフルーツだけお腹に入れて昼寝。
それにしても漂着ゴミが多いビーチだ。「ここでキャンプはしたくない」と意見が一致して、もう少し先の安田(アダ)までは行こうということになる。
風と波の様子 見をして15時20分に発つ。波立つリーフの向こうに通り道はあるのか?!
1時間きっかりで安田に到着。
安波からの行く手にはあんなに波が高く続いていたというのに、安田漁港の長い堤防を回り込んでみれば、この静けさ(→)。
思い切って安波を出てきて正解だった。
安田のビーチは安波に比べてキレイで、人気もない。
(この後、集落へ買出しに行く途中には、ヤンバルクイナを観察する数名の人たちと会いました)
湾内に入るとカヤックの上からでもソラスズメダイ(ルリスズメかも?)の群れが見えた。
正面には安田ヶ島(アダカジマ)が見え、慶良間のムカラク島を思い出させる。
ここならキャンプも気持ちよさそう!
ただし細かい砂浜に消波ブロックが延々と続いている様子には、非常に違和感を覚えた。隊長と口をそろえて「この消波ブロックは必要ないよね~」と。
結局、今日は40キロ弱漕いだ。
上陸地でスノーケリングでもできるといいな・・・・と思い、3点セットを積んできたが、遊んでいる余裕なし!
初日からこんなにクタクタで、辛いパドリングになろうとは。 
元々さほどなかった自信は吹き飛んだ。
ホントに一周できるのか!?
明日は難関の辺戸岬(沖縄最北端)越えだ。
夕食はボリューム満点、ショッキー特製野菜たっぷりトマトスープかけご飯。
その後、心地よい海風に吹かれながらの泡盛タイム。これまでの沖縄一周ツアーのこと、ホクレア号のことなどを語り合い、わたしは21時半頃ひとあしお先にテントへ引っ込む。
夜中にトイレに起きてみれば、遅く上がってきた月が煌々と砂浜を照らし、美しく明るい夢のような夜。ヘッドランプもいらないくらい。
遠くリーフに打ち寄せる波の音は、ドーンドーンと一晩中聞こえていた。
(キャンプサイトの写真→ 撮影:ショッキー隊長)
本日の風:西→南西、波1m
安田のキャンプ情報:ビーチから5分ほど歩いた集落には売店が1つ。食堂はランチ営業のみ。コーヒーはUCC!(笑)
水道、トイレは無し。
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那覇はまだまだ夏です!
木々の緑、赤い花、空の青に真っ白な雲・・・・なんて鮮やかなのでしょうか。
昨日は着いてみたら夕立。
今朝は近くの公園からなんともトロピカルな鳥の声。
今日はこれから、街をのんびりお散歩です。
お目当てだった県立博物館は休館中で残念だけど、気を取り直して出発~♪
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来週からの夏休みに向けて「沖縄離島情報」をゲット!
本島、離島問わず沖縄に行く時には必ず買う旅の友だ。
「るるぶ沖縄」なんかよりコンパクトで、欲しい情報満載、使いやすくて、そしてなにより旅情を盛り上げる!
いやぁ~、2年ぶりに手にします♪
パラパラめくってみると、2年行かないうちに国際通り周辺もけっこう変わっている様子。
行ったことがあるところ、ないところ・・・・どのページを見ても「おぉ~、ここ歩いてみたい」
今回はツアーの前後に那覇で過ごすけれど、一日は博物館で織りと染めを見ることにしている。あとはお目当てのお店でお土産など物色して終りかな。
あー、ツアーなどの予定はなーんにも入れず、暮らすようにゆっくり旅してみたいなぁ、沖縄。
これを読んでると、そんな思いがふつふつと湧いてきちゃう。
でもでも、来週の今頃は沖縄の海を漕いでますよ~(どこでどうしていることやら?)
本島一周ツアーったって、一体どこから出発するのだろう??
こーゆー、てーげーなところがショッキー隊長の味なのだけど・・・・
基本的にキャンプ泊なので、ケイタイの電池を気にしながらになりますが、その日の行程くらいは、リアルタイムでブログにアップしたいと思ってます。
ので、お楽しみに~♪
台風、来ないでねー!!
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2度目の蔦温泉は別館を予約。
ひとり旅なので広い部屋は必要ないし、洗面所&トイレ共同も問題ナイ。
回数重ねて来るためには、1回のコストをなるべく抑えたい。というわけで、今回は一番低料金の1泊10,650円のお部屋だ。
どの棟に泊まっても、あのお風呂には入れるわけだしね。
ところがこの別館には“名物”があって・・・・それが、この階段。
約60段あって、慣れてるハズの仲居さんも息を切らすという。常連の(大)さんも「撮影に出ようとして、下りてから忘れ物に気づくと大変だよ」と。
数えてみたら2階までで53段+その手前に本館の15段(写真には写っていません)。3階へはさらに上がる。
そんなキョーフの?(ってホドでもないか)階段を上がって通された2階のお部屋は、新しくこそないものの清潔で、小さな鏡台まで備えてあった。普段生活しているスペースと同じ6畳間だからか、ミョーに居心地がよくて落ち着く。
おまけに窓のすぐ外、もうそこは蔦の森!
(別館は旅館の中で森に一番近い棟なのでした)
電灯を消していると、部屋の中まで緑色に染まってみえる。
開け放した窓からは野鳥の声が何種類も聞こえ(しかも間近で!)、まだ薄明るい頃に食べ始めた夕食も、鳥たちの声を聞きながら・・・・なんともゼイタク♪
(大)さんから「もしかしたらそろそろホタルが見られるかも」と事前情報をいただいてたので、夕食を下げに来た仲居さんに聞いてみると「まだ本格的じゃないですが、ちらほら出てますよ」とのこと。
星空が観えるようだったらミニツアーがあるらしく「9時頃に館内放送があるかもしれませんから・・・・」と教えてくれた。昨夜も星観察ツアーついでにホタルが見られたそうだ。
う~ん、9時過ぎか・・・・翌朝は超早起きの予定だから、その時間には寝たいんだけど、どうしよう・・・・と思いつつ、8時半にはもぞもぞと布団に入り、いつの間にか眠っていて、館内放送はあったのだか、なかったのだか??
PS:というワケで、ひとりキャンドルナイト@蔦温泉は、時間を前倒しして始め・・・・8時半には消灯いたしました。森の空気を感じる窓辺でひとつだけキャンドルを灯す。ちょっぴりキャンプ気分でもありました。ホントのキャンプもしたいなぁ!
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今回の旅は青い森との出会いはもちろんのこと、泊まる宿もとても楽しみにしていた。
その宿は、蔦温泉旅館。「日本秘湯を守る会」にも登録されている。
“歩くるるぶ”こと(大)さんは、各地(主に東日本)の温泉にも詳しいが、その(大)さんが3本の指に入ると太鼓判を押す程の、名湯。
なんといっても、源泉の上に旅館が建っているのだ。
つまり湯船の底から温泉が湧いてくるというワケ。100%混じりけなしの源泉かけ流し。
無色透明、無味無臭の単純泉ながら、お湯の当たりがなんともやわらかくて、このうえなく気持ちがよい。
偶然にも、往きの新幹線にあった車内誌「トランヴェール」に蔦温泉の記事が載っていて。それによると・・・・源泉の温度は43-47度、湯船の底にはブナの板が敷かれ、その下に敷き詰められた玉砂利とで微妙な温度調整を行っているとか。
この湧き出てくるお湯、何十年(何百年?)も前に降った雨を周辺に広がる豊かなブナの森が地下に貯え、地球の熱が暖め、はるかな地底から上がってきたものなのだ。
お湯に浸かっていると、時折ポコッと板底の隙間から大きめの泡が上がってくる。
長い年月をかけて、あのブナの森に育まれたお湯なんだね~。
つくづく、自然の恵とはありがたいものかな。
800年前に湯治小屋から始まったという蔦温泉(これもトランヴェールの受け売り ^^;)の建物は、本館と別館、西館からなる。
本館と別館はバス・トイレ別。本館のお部屋はふすまで仕切られただけで鍵はかからない。でも、なかなか風情がある木造の建物。
西館は一番新しく、部屋にトイレと洗面所がついている。
お料理も本・別館とは違うとか で、宿泊料金も少し高め。
今回は(大)さんが気を遣ってくださって、西館に泊まったけれど、とても快適だった♪
(ちなみに、本・別館に泊まっても追加料金で西館のお料理が頼めるそうです)
←写真は、泊まった部屋の窓から見た玄関&本館。
ステキな建物でしょう?
右手に見える建物が、時間で男女交代になる「久安の湯」
ウワサの蔦温泉は、期待に背かないお宿でした。
近いうちにまた来られることを願って。
以下、今回の旅程をざっと。
12日(土)6時56分東京発「こまち1号」-八戸着10時03分
10時20分八戸駅西口発JRバス「おいらせ23号」-焼山着11時46分
ここからは(大)さん号で撮影に回り、蔦温泉へ
13日(日)13時半ころに撮影を終え、少し遅いお昼を食べて、
もう一度温泉に入る(前日宿泊なので無料)時間まであって、
15時24分蔦温泉発JRバス(十和田湖行き)-焼山着15時40分
15時56分焼山発JRバス「おいらせ26号」-八戸着17時25分
18時00分八戸発「こまち30号」-東京着21時08分
こんなに豊かな森に、東京から新幹線とバスを乗り継いで行かれるんですね~。
車の運転ができないわたしにとっては、ホントに嬉しいかぎり。
今回は奥入瀬も回ったので上のプランでしたが、もしも「蔦温泉周辺の森だけでいい!」というあなたに、よりいっそう充実のプランがあります♪
この方法、(つ)さんが発見してくれました。それは・・・・。
行きは新幹線ではなく、夜行バスを使うというもの。
東京駅八重洲南口を21時30分に出る「ラフォーレ号」に乗れば、青森駅に翌朝7時着。
青森駅から7時30分発の「みずうみ2号」に乗れば、なんと蔦温泉に9時14分に着けます。
土日しか休めなくても、車の運転ができなくても、丸々二日間をあの森で過ごすことができるんです!
さあ、あなたももう行くしかないですね (^-^)
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みなさま、この週末のご予定は?
わたしは、今朝6時56分発のこまち1号に乗り、八戸に到着。
今、バスに乗り継ぎました。
目指すは、蔦の森。
写真仲間の(大)さんが絶賛する“青い森”の芽吹きとの出会いを想像すると、胸が高鳴ります。
東北新幹線はトンネルが多いけど、その切れ間から見える萌黄色にも「わお!わお!」でしたよ (^O^)
これからは携帯が繋りにくいエリアになるので、ご報告は帰ってから。
では、みなさまもよい週末を♪
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今日泊まるのは、浅間山の中腹にある一軒宿“高峰温泉”。「日本秘湯を守る会」に登録されている宿のひとつだ。
かつてはランプの宿だったので、今でもランプがシンボルマークに
なっている。今でこそランプの形をした電灯になってしまったが、それがお風呂場をはじめ、館内あちこちに置かれていて、木を使った建物にマッチして、あたたかな雰囲気。
あたたかなのは建物だけでなく、従業員の方もみんなにこやかで親切で、もてなしの心がちっとも押し付けがましくなくって、たちまちに「お気に入りの宿」にランクイン!
山の中にある一軒宿だから、山小屋風な設備を想像してきたのだけど・・・・案内されたお部屋は旅館そのもの。明るくて清潔な部屋には、コタツの上に茶菓が用意され、浴用タオル&バスタオル、浴衣、丹前も備え付けてある。小さいけれど、卓上の鏡も。
窓の外を見れば、雪の上になにやら動物の足跡が。テンかな?
食事は朝夕とも2階にある食堂でいただく。本日のメニューは下のとおり。
どれひとつとっても、他ではちょっと食べられないような一品。食べきれないほどの量で、少し残してしまったのが悔やまれるけど、どれもおいしくいただきました。
そうそう、翌日のお昼におにぎりのお弁当を頼んだのだけど、これがまたオドロキで。雪の森の中で、先に包みを開いた(に)さんが「このお弁当、ホカロンが入ってるよ!」と声を上げている。どれどれ?・・・と見てみれば、ホントだ。おにぎりとおかずを包んだ紙と外側の包装紙の間に使い捨てカイロがはさんである。寒い野外で冷たいおにぎりを食べなくてすむように・・・との心遣い、いやぁ~、参りました!
人気の宿だけあって、食堂は満員。みんな、いかにも“山好き”って雰囲気で、やや年齢層は高めかな。まぁ登山は中高年にブームだからね(お前も立派な中年だ、って? ハイその通りデス)。中には日本語でない言葉を話す家族連れもいる。人づてに聞けば台湾からのお客さんだそう。なんてインターナショナル! それにしても台湾からわざわざ高峰に、しかもこの時季に来るなんて「通」ですな。
お風呂は1階に小さめの「ランプの湯」、2階に大き目なのがそれぞれ男女別にある。泉質は、含硫黄-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉。源泉の温度は26-27℃。それを加温してのかけ流しだが、1階、2階ともに浴槽がふたつずつあって、ひとつはぬるめのお湯になっている。「ランプの湯」の小さい浴槽は、ほとんど水風呂って感じ。
ちなみに、お風呂場には石けん、シャンプーの類は置いてない。大自然に囲まれた宿ならば、当然といえば当然のこと。
その代わりに?「創生水」と呼ばれる 水を使っているとのこと。浴場はもちろん、洗面室 の蛇口から出るのもこの「創生水」(→)
創生水っていったい何なのか、どうやって作るのか、普通の水とどう違うのか・・・・よくわからないけど、洗剤を使わなくてもキレイになるとのことで、お化粧した顔も、髪も、歯磨きも、蛇口から出る水だけで洗った。郷に入っては郷に従え、だ。
右の写真を撮っていたら、フロントにいた方が「創生水のパンフレットありますよ」とおっしゃるので、1冊いただいてきて、ざっと読んでみたけど・・・・やっぱりよくワカラナイ f(^^;)
さて、食堂の下は休憩所になっていて、クマザサ茶やそば茶が自由に飲めるようになっているのだが、そのスペースの窓のすぐ外に、エサ台が設置してあり、野鳥やリスが入れ替わり立ち代わりやってきては、エサを食べている。その姿を見ていると、飽きない、飽きない。まるで、「とりぱん」の世界。
早朝は、カケスやホシガラスなどの大きな鳥がまずやってきて、わたしたちが朝食を終える頃には小さいカラ類に交代。シジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラ、ヒガラ、カワラヒワにアカゲラ、そして、エナガ! 穀物系のエサだけではなく、「とりぱん」同様、脂身もネットに入れて置いてある。リスのヤツ、体は小さくても哺乳類、リスが来ると鳥たちはササッと退散する。中でもなぜかアカゲラがリスの標的になっていて、エサ場じゃない木の枝に止まっていても、リスが「そこで何してんだよ、どけどけ~っ」って感じで追い払っちゃって。
そんな生き物たちの様子を見ていると、いくら時間があっても足りない。おかげで、少し鳥の見分けがつくようになったゾ。
本日のおまけ:看板犬の「ダイ」ちゃん
手白澤温泉のクロを思い出させるような、黒柴。
人懐っこくて、超ラブリー♪
ちょっと噛みグセがあるようです。が、許せちゃいます!
カメラを向けると、しっかりカメラ目線でキチンとお座りしてくれました。
足がちょっとばかりチベタそうね。
ダイちゃん、また会いに行くからねっ☆
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今週末は、久しぶりの雪の森へ。
写真家の森本二太郎さん(以下、いつもどおり(に)さんと書きます)主催の写真塾。
宿泊は浅間の中腹にある一軒宿、高峰温泉だ。ずーっと来たいと思っていた、憧れの宿のひとつなので、行く前から楽しみで楽しみで。
9時に代々木で待ち合わせ。(大)さんの車に乗せてもらって、途中荻窪で(フ)さんご夫妻をピックアップ、軽快な音楽を聴きながら4人で楽しくドライブ。渋滞はないに等しく、順調に関越道を進む。
群馬の山々の奇景(面白い形)に歓声をあげたり、真赤に花粉をつけたスギ林に悲鳴を上げたりしているうちに浅間山が大きく迫ってきた。が・・・・、雪少なっ! 山頂近くにまで真黒な模様がクッキリと浮かび上がっている。いつもならば全山真っ白に見えるのに。
林道に入っても両脇には雪のカケラもない。林床もすごく乾いた感じ。アサマ2000スキー場手前でやっと、汚れた雪が少し残っている程度。
これでホントに「雪の写真塾」ができるの~? と少々不安になる。
12時少し過ぎにスキー場に到着。予定よりも1時間も早い。外に出ると、さすがに雪の上を渡ってくる風は冷たく。
今シーズン初めての雪景色。なんだかんだ言っても嬉しくて、デジカメ写真撮ってみました。
この辺はカラマツが多い。姿のよい植林されたものと、ワイルドな天然木とが交じり合っている。これが全部芽吹いたら、あるいは黄葉したら・・・・! 想像するだけでワクワクする。
雪の上には、カラマツの落し物。
どんな気象条件でも、自然の中では、いつもいつも、その時だけの出会いが待っている。
今日、明日、果たして、どんな相手に会えるのかな?
スキー場のレストランでのんびりと昼食をとり、(に)さんや他の参加者を待つ。ゲレンデはハイシーズンの週末だというのに、驚くほど空いている。
「“わたしをスキーに連れてって”の頃とは大違いダネ」なんて話ながら、滑り降りてくる人を眺めていると、少々「滑り心」がウズウズする。
さて、15時過ぎに、スキー場の駐車場に参加者全員合流。
ここから宿から迎えの“雪上車”で、高峰温泉に向かうのだ!
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今日は「いづみ荘」の食事について書くつもりだったのだけど、昨日お風呂について書き忘れたことをいくつか思い出したので、まずはそれから。
大浴場の洗い場は、湯船があるスペースとはガラス戸で仕切られている(男性風呂もたぶん)。
といっても通常は開け放ってあるので、なんら不便はない。というよりも、「そろそろ出るか」となったときに、他の人が洗っている側を通らなくちゃならなくて、せっかくお風呂から上がったのに、足が石けんの泡だらけになっちゃうことって、結構あるんだけど、ここではそんな気遣いは無用。
置いてある石けん・シャンプー類も、まぁよくある温泉モノではあるけれど、炭石けんシリーズとそうでないシリーズの2種類が置いてあって、選べるところもポイントが高い。シャンプーもリンスインではなくて、コンディショナーもあるしね。
シャワーの数は8つ、プラス湯船のそばにひとつ(上がり湯用?)。部屋数が50なので、休日で混んでいると少なく感じるかもしれないが、今回はそんなことはまったくなかった。
肝心のお湯は、無色透明無臭&無味?の単純泉なので「濃い~っ」って感じはないけど、“湯のあたり”が柔らかくて、入っていてなんとも気分がよい。温度はさほど高くなく、ゆっくり入っていられるせいか、上がったあとのポカポカがじんわ~り続いて、部屋に戻っても、浴衣に袖無しのチャンチャンコで一晩中過ごせた。(建物自体も木造ではないので、暖房をつけなくても十分すぎるほど暖かい)
1泊の基本・・・・夕食前、寝る前、朝食前の3回入ったけれど、手放せなかったハンドクリームをつけ忘れても手がしっとりすべすべ。しかもピカピカしてる感じ。顔のお肌も心なしか潤っているような・・・・気のせい? うーん、検証するには、もうちょっと長く滞在したいなぁ♪
さて、やっとお食事。
夕食、朝食共に部屋でいただく。足があまりよくない母を気遣って、お部屋係りの方が低めのイスを持ってきてくださる(結局、食事中は使わなかったケド ^^;)。
お品書きを見ただけでは「?」、ちょっと想像がつきにくいメニューが並んでいる。聞けば1泊目はこの「星野グループから指示されたお献立」(お部屋係りの方の言葉)が供され、3ヶ月ごとに変わるらしい。「2泊目からは、いかにも和風旅館っていうお料理が出ます」とのこと。
写真がヘタくそで、誠に申し訳ないのですが・・・・
(↑)食前酒は、まるめろ酒♪
先付け・・・蕪の二色寄せ赤玉味噌添え 二十日大根 柚子
前菜・・・とこぶし旨煮、ズワイ蟹と大根の膾、とろろ昆布摺り流し 生雲丹(わたしの分はカニ。雲丹食べられないから)、公魚南蛮漬け、干し柿フォアグラ
(←)御造りはこんな感じ。予め、苦手なものを伝えておいたので、当然食べられないものは入っていない。
甘エビが大きくてトロトロでおいしかったぁ~。薬味のシソも香が高く。
(↑)御椀・・・鶉の真署 それと温菜・・・牡蛎の総滋味蒸 翡翠餡 牡蛎おかき揚げ →これ、何だかわからないでしょー?
解説すると、牡蛎の肝が入った茶碗蒸しに青海苔が入った餡(翡翠餡)がかかっていて、それに牡蛎のから揚げが載せられている。牡蛎はフライしか食べたことなかったけど、から揚げも美味! 味がしっかりついていて、茶碗蒸しとの組合せが絶妙♪
焼き物・・・真鱈馬鈴薯包み 黒酢甘辛たれ(写真なし)
焼き物といいつつ、軽い揚げ物で、中華風な一品。鱈の周りをマッシュポテトの衣で包み、一番外側にはジャガイモを針みたく細く切ったのがまぶしてあり、それがカラリと揚げられている。それを中華風な味付けのタレでいただく。
(←)揚げ物・・・百合根饅頭 東波肉鋳込み
東波肉=トンポウロウ。角切り豚を柔らかく煮たもの。これもお肉の周りを百合根の衣でくるんで揚げてある中華風な一品で、焼き物と同じような料理法だけど、こちらは生姜味のあんかけがかかっている。百合根の甘みがなんとも美味。
(←)台物・・・「伊豆茶芳料理」 金目鯛玉露蒸
この「伊豆茶芳料理」というのが、この宿の名物。素焼きの大鍋に玉露を入れ、その中に熱々に焼いた石をいれ、お茶の蒸気で食材を蒸して、ポン酢でいただく。蒸し焼きなので余計な脂は抜けているハズなのに、金目鯛の脂が乗っていておいしいこと!
あとはご飯と赤だし、香の物。これに「ご飯のおとも」と称して、水菜と大根の細切り、それに油揚げをサッと湯がいて薄味の出汁で味付けした一品が付く。京都のぶぶ漬けみたい。
(←ボケてる!)デザートは・・・生八橋と林檎のミルフィユ仕立て、バニラアイス、果物(イチゴ&パパイヤ)
どれも上品な味付けで、量はわたし基準で「少し食べ過ぎたかな?」ってくらい。いつも旅館のお料理は残してしまうか、無理して食べ過ぎて具合が悪くなる母も、今日は全部食べられたから、一般的な旅館の食事よりは少な目なのだろう。男性にはちょっと物足りないかもしれないけど、別注文の料理もあるようだし。
一方的に食べきれない量を出されるよりも、「おいしいものを食べられるだけ」の方が、ずっと満足感があるというもの。それに肉の割合が少ないのも、女性としては嬉しい。
それにしても、係りの方が次の一皿を運んでくるタイミングには脱帽。どこかで見てるんじゃないの? って思うくらい。長年の経験を積んでらっしゃるのですね~。
いやぁ~、お腹いっぱいです。「ごちそうさまでした!」
翌日の朝食も部屋食なので、「おふとんは次の間に敷いて、朝ご飯の時もそのままにもできますが・・・?」と言われたのだけど、せっかくだから広い部屋に寝たいではないか。ということで、本間に敷いてもらう。部屋にはエアコンの他に換気扇がついているので、食事の後の空気の入れ替えもバッチリ。
敷き布団は固めで寝心地がよく、掛け布団は羽毛一枚で十分。たいていの宿泊施設の枕が合わないわたし、今回も枕だけは高すぎて使えなかった。ので、外して寝る(これには慣れている)。これで枕も選べれば、カンペキだと思うけど、望みすぎかな。ついつい高望みしたくなる宿ではある。
朝食前にお風呂から帰ってくると、“おめざ”の緑茶と梅干が運ばれていた。心憎いサービス。
(←)そしてこれが、朝ご飯のラインナップ。
煮物、イカそうめん、かまぼこ&わさび漬け、温泉卵。あと、写真でははみ出して写ってないけど、右上の鍋には豆腐&豆乳、その隣はアジの一夜干しが並んでいて、アジは鉄板で自分で焼く。
嬉しかったのはお味噌汁。白味噌仕立てだが、中身がフノリ。これ、だーい好きなんですよねー。季節ならでは~、って感じ♪
チェックアウトは10時半。部屋で支度をしていたら、会計書を届けるついでに、「ごゆっくりどーぞ」とダメ押しの?玄米茶がやってきた。昨日から何種類のお茶をいただいたかな?
10時頃部屋を出て、土産物を買う。昨日、部屋で出されたオリジナルのお菓子「壷中」がとてもおいしかったので、ボスへのお土産に。
帰りも駅まで車で送ってもらい、「踊り子号」で帰路に着く。
本当に気に入る宿にはなかなか巡り逢えるものではないが、ここは間違いなく「何度でも来たい」リストにランクイン。家から近いのも魅力だなぁ。
母も大変満足してくれて、よい親孝行ができました。
と言いつつ、自分が来たかった宿が期待どおりで大満足なのはわたしなのでした。
PS:今回利用したのは、「いづみ荘」ウェブサイトにある“続!平日限定プランpartIII”
税、サービス料、入湯料込みで、2名の場合、一人25,000円。とてもお得感アリです!
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ハ・ト・ヤ♪(古っ)・・・・じゃなくて。
先月末に誕生日を迎えた母へのプレゼントとして、温泉にご招待。
あまり遠くなくて駅からも近い場所ということで、今回の行く先は伊東温泉に決めた。旅行会社のパンフレットを眺めつつ選んだ宿は「湯の宿いづみ荘」。パンフのツアーには申し込まず、旅館のウェブサイトを確認して、そこからネット予約。サイトを見て初めて気づいたのだが、この宿、経営再生で有名な星野リゾート系列。これは期待が持てる!
大船から伊東まで「リゾート踊り子号」を利用して旅気分を盛り上げる。この列車、一部の車両は進行方向左側=海が見える側は、窓に向かって座り景色が楽しめるようになっている。車窓からはウメだけでなく、どう見てもサクラ・・・の花が、こぼれるように咲いているのが目に飛び込んでくる。河津桜? にしては紅色が薄いかな?? 例年より温かい冬の影響は、こんなところにも現れているようだ。3年前の同じ時期に中伊豆を訪れたときは、ウメでさえ2分咲きだったのに。
1時間10分ほど乗って、14時15分過ぎに伊東着。どこにも寄らず迎えの車で宿へ。
玄関先に着くと、車から降りないうちに母が「まぁステキなお宿ね」とひと言。駅から車で3-4分というロケーションなのだが、ひとたび門をくぐれば街中にいることを忘れさせるような、非日常の雰囲気に浸れる空間がアプローチから広がっている。
チェックインは14時なので、おそらくわたしたちが今日初めての客なのだろう、従業員の方が揃って出迎えてくれた。ラウンジで頂いたウェルカムドリンクは冷たいココア。3月中旬並のポカポカ陽気に、ちょうどよいおいしさだ
った。
ラウンジから見下ろせる庭にもサクラの木が1本あって、満開! 電車から見えたのと同じ種類だ。聞けば寒緋桜とのこと。その横には紅梅も花盛り。思いがけないお花見ができて、ラッキー♪
館内にはお香がたかれ、そこはかとない香が気分を落ち着かせてくれる。また至るところ
に大胆に、あるいはさりげなく花が生けられているのも好ましい。エレベータの中にもイスが置いてあって、足腰が弱いお年寄りへの気遣いだろう。
建物は1階がお風呂とテラス&屋外プール(温水で1年中入れる)、2階がフロントとラウンジ、客室は3~7階で、今日泊まるのは4階の「山吹414号室」。4階のお部屋にはすべて「山吹」という名前がついている。どの階もワンフロアに10室以下という贅沢な造り。
一人旅用?に、6畳一間の部屋も2つあるようだが、その他は全て次の間付きで、それぞれ違う趣があるとか(ウェブサイトより)。そうそうこの宿、靴をはいたまま部屋まで来られる。
「414号室」は、12畳(写真右)に6畳の次の間、どちらの部屋にもテレビがある。二つの部 屋の間に廊下と、それに続く縁側、桧の内風呂も付いていて部屋のお風呂も温泉だ(1泊なので、入らなかったけど)。
家具や建具のセンスも華美ではないが品がよく。畳が少々傷んでいたのが玉に瑕・・・だけど、それもさほど気にはならない。
縁側からは、ラウンジから眺めた庭とプールが見下ろせる(写真左)。海とは反対側の部屋なので、眺望は望めないが(遠くの山並みは美しいのだが、手前の街並みはあまりウツクシクナイ)、このお庭があるおかげで、目にも嬉しく過ごすことができる。サクラが咲いていてホントによかった! 日が暮れてからはプールの中に照明が灯り、サクラの木もライトアップされて、ちょっぴり妖しげな、ステキな雰囲気になった。
ちなみに、写真のプールサイドにある建物が大浴場&露天風呂。プールと本館の間には足湯もある。
お部屋に備え付けの物はというと・・・・。
浴衣が柄違いで2枚、チャンチャンコ、足袋(の形をしたソックス)。それにボディタオル。(バスタオルは大浴場入り口にあり、毎回新しいのを使うシステム)
冷蔵庫にはビールが2種類(キリンとアサヒ)、烏龍茶が2本、ミネラルウォーターが1本入っていて、これはサービス。追加で頼むと初めて料金がかかる。お酒のメニューもすかさずチェックしたところ(今回は呑まないケド)、静岡の銘酒「喜久酔(きくよい)」の特別純米、長野の小さな酒造の「佐久の花」の吟醸など、なかなかのラインナッ
プ。
女性なら気になるアメニティは、クレンジング+化粧水+乳液のセット、パフ+綿棒+ヘアゴムのセット、歯みがきセット、ブラシとくしが揃っている(写真右)。ドライヤーはもちろん。次の間には鏡台もあり。
部屋でしばらく休んで、さっそくお風呂へ。大浴場は男女とも内風呂が桧造り、露天風呂が岩風呂で、男女の入れ替えはない。他に貸切(50分、無料)の家族風呂があって、こちらは伊豆石のお風呂。
大浴場の洗面台にも化粧水、美容液、ブラシ、くし、シャワーキャップ、ドライヤーが備えてあり、メガネ洗浄機まであるからオドロキだ。
泉質は、神経痛、筋肉痛、関節痛などに効果があるとされる、アルカリ性単純泉。源泉の温度は49℃で、加温、加水は一切なしの源泉かけ流し。かけ流しではあるけれど、毎日10時から14時の間は清掃が入り、清潔に保たれていて気持ちがよい。温度も熱すぎず、ぬる過ぎず・・・・いつまでも入っていられそうな感じ。
露天風呂は内風呂よりも温度が高め。街中なので、自然の景色を楽しみながら、というワケにはいかないが、夜は月が煌々と照らしているのが見え、冷えた空気も肌に嬉しく、露天風呂のよさは適度に味わえる。
大浴場は道路に面しているので、たまに車の音が聞こえるけれど、気に障るほどではない。でも! 露天風呂で気持ちよ~く歌を歌ったら・・・・道行く人に聞こえることでしょう。
大浴場の外にはテラスがあって、この季節は庭へ出るガラス窓は閉められているが、暖かくなれば開放して半野外になる空間。新聞がスポーツ新聞も含めて各種揃っており、マッサージチェアなども使えるようになっている。
そしてここでは、午後3時~6時半までは甘味、朝7時~8時にはお味噌汁がサービスされている。この日のおやつはみかんゼリー。お茶とお漬物もご自由に。
さて、お風呂の後はお楽しみの夕食・・・・なのですが、この続きはまた明日♪
そうそう、施設などは宿のサイトを見たほうがダンゼンよい写真なので(今回お風呂の写 真は撮ってないしね)、以下をご参照ください。
写真と実際が全然違うー! ってことは、まったくありませんでしたから、安心してどーぞ。
(写真右は、お庭から本館をサクラ越しに眺めたところ)
「湯の宿いづみ荘」のサイトはこちら→ http://www.idumisou.co.jp/
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東海道線を一路西へ。
久しぶりの箱根路だ。
箱根湯本駅で木もれびメンバー7名と待ち合わせて、これから1泊2日の打ち上げ小旅行。
今回の持ち物は、いつものカメラ&三脚の代わりに、各自「これは!」という銘酒をザックに詰め込んでいる。わたしは写真展中にいただいたボジョレー・ヌーボーとシードルを(→重たいよ~、持って帰るのイヤだから、みんな呑んでねー)。
今日明日と和食三昧になるので、まずは湯本の洋食屋さんでランチ。
「歩くるるぶ」と異名をとる(大)さんが連れていってくれたのは、駅から少し歩いたところにある「グリル・ハイツ」。通り一遍の観光客はまずここまでは来ない。
ビーフシチューにハンバーグ、オムライス・・・・どれもおいしそうだけど、わたしは牡蠣フライ(写真)をオーダー。大ぶりのカキが5つにたっぷりのタルタルソースがとても美味。隣の(千)ちゃんのタラバガニのクリームコロッケ(こちらはアメリケーヌソース)と一つずつ取替えっこして2度おいしい♪
オムライスを頼んだ(フ)さんは「銀座の洋食屋で食べたのより美味い!」とご満悦。
撮影旅行でもなく、車の運転もしなくてよい・・・・いつもは我慢を強いられている?方々も、昼間からグラスワインを召し上がり・・・・飲み&食い倒れの旅の幕開け~。
本格的に雨が降ってきたのでロープウェイ&ハイキングは諦めて、店を出て一路タクシーで姥子へ。
今夜お世話になるのは、(フ)さんのツテで泊まれることになった某社の保養所。M菱とS
友という財閥系の会社だけあって、なんともゼイタクな施設。大涌谷から引いている掛け流しのお湯はもちろん最高で。
15時にチェックイン、一風呂浴びて、後から駆けつけた(ゆ)さんも合流し、16時半くらいから早速の前哨戦。まずはシードル&ボジョレーから栓を開ける。
ボジョレー・ヌーボーというヤツ、世間では毎年騒いでいるけど、正直言っておいしいものという認識がなかった。解禁日に数時間でも早く飲みたいからと、海外からわざわざ日本にやってくる人もいると聞いて「それほどのものか??」なんて思っていた。
でもこれは、ダタ者ではない(幸)さんからいただいたモノだ、タダのボジョレーじゃないに決まってる・・・・と思ったら、やはりvillages(ビラージュ)、つまり正真正銘のボジョレーだった(写真右)。(ゆ)さんも職場のワイン通からいただいたというvillagesを持ってきてくれて、どちらも非常においしゅうございました。今までちゃんとした物を飲みもせずに判断を下していたなんて、ボジョレーに謝んなくちゃならないかな。
さて、夕食時には一転、日本酒の飲み比べ。 
酒米の田植えから酒造り活動?に参加している(ば)さんは、昨年取れた雄町で作った「ハレルヤ」というお酒と、同じ酒造の山廃純米吟醸「いづみ橋」を、(フ)さんは純米吟醸「吟の舞」を、(大)さんは秋田の刈穂のこれまた純米大吟醸「銀千樹」を持参。
「大人数で来るといろいろな物が頼めていいね」などと言いながら、しゃぶしゃぶ、すき焼き、うどんすきの鍋物3種と船盛とともに、いやぁ、よく食べ、よく飲みました!
ワインと他のお酒をちゃんぽんすると必ず悪酔いするわたし、旅の前は「ワインとぽん酒、どちらを取るか真剣に悩んでる」なんて言ったものの、さっきワインを飲んじゃった。
かといって、みなさんおススメのよきお酒を目の前にして飲まないなんてね~。第一、重い思いをして持って来てくれたのに悪いじゃん・・・・とかなんとか自分に言い訳しつつ、というか言い訳する間もなくグラスに「ハレルヤ」を注いでた。次いで、より辛口な「いづみ橋」をいただいたところで食事終了。
悪酔いというほどではなかったけど、食べすぎも手伝って、部屋でしばしダウン。1時間半くらい気持ちよく寝て、お風呂に入り、見事復活!
ラウンジに移動しての夜の部は「銀千樹」をいただきましたが、おいしかったとみんなに評判の「吟の舞」まで味わう余裕がなかったのが残念。お酒、好きなのに、弱いのよね~。
・・・・食い倒れは明日も続きます。
PS:ワインや日本酒、飲み比べ・・・と言いつつ、味の解説ができずにスミマセン。おまけに(ゆ)さんが持ってきてくれたボジョレーは、今となっては銘柄もわからない・・・・。
感覚、とくに味を言葉にするのって、とてもムズカシくて、苦手です。
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かめりあ丸、東京竹芝港に入港。まもなく着岸です。
今年の御蔵島ネイチャースクールも、充実の二日間でした。(よ)ちゃんとの晴れ女コンビのパワー健在です。プチ・夏休み、満喫♪
・・・・・・・
今日も朝からよく晴れ、海はベタ凪。水面に映る白い雲。
夏雲の下には山頂もハッキリ見える!(写真下中)
8時半の便で今スクール3本目のドルフィンスイムに出発。
船からも三宅島(写真上右)や神津島がよく見える。そういえば昨晩も、三宅島に灯りがたくさん見え、人が帰ってきているんだなぁー、というのが実感できた。去年の今頃はまだ帰島が始まってなかったから。
午前中はやはり、イルカたちはあまり活発な姿を見せてくれず、昨日の午後のようなコーフン状態には陥らずにすんだ。
でも水中だけでなく、船の上からも彼らの泳ぐ姿が見え、ときには船の引き波に乗っているのが見えたり! ちょーカッコイイ♪
遊んでいる姿も大好きだけど、ハイスピードで泳いでいく姿に、わたしはイルカの最大の魅力を感じる。彼らの体はそのために創られている。
そういえば映画“Deep Blue”を観たときも、冒頭のシーン、大海原を自由に楽しげに泳ぐイルカたちに涙してしまったんだっけ・・・・。
御蔵島はお椀をふせたような形と言われ、周囲は断崖絶壁、入り江はない。だから三宅や八丈には着いても、天候によっては御蔵には着岸できないことが多いのもそのためた。それで、巨大な波消しブロックが次々と造られ、投入されている。(上の写真、人や自動車と大きさを比べてみてください)
さて、かめりあ丸は予定どおり13時過ぎに入港。お世話になったお母さんや宿のスタッフの人に手を振り、再訪を心に誓う。
御蔵島と、そこに住む人たち、イルカたち、生き物たち、バイバイ&ありがとう。
また会う日まで。
本日のおまけ:お土産のTシャツ。御蔵島には、島の形とイルカをデザインしたかわいいTシャツが何種類かある。去年の色違いを今年も買おう・・・と思っていたら、新しいデザインを発見。ついついそちらを選んでしまいました。これは色はネイビーのみです。
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三宅島~御蔵島~八丈島行きの大型客船「かめりあ丸」、予定通り22時30分に東京竹芝
桟橋より出航しました。今日も夕方まで運行状況に△がついていたので、ちょっと気をもみましたが、夜には○に変わり、銅鑼の音高く、いざいざ~。
(席に荷物を置いて甲板に出てみると・・・夜景が見送ってくれます→)
わたしたち一行の行く先は御蔵島。OF主催の“ドルフィンスイム&ネイチャースクール”です。
新潟から来た(よ)ちゃんとわたしは、去年の佐渡のサマースクールで「イルカと泳ぎに行こう!」と約束して9月2週目にふたりで参加。これがこの上ないお天気と海況と生き物との遭遇と星空と・・・に恵まれ、ガイドの(せ)をして「こんなに好条件だったのは記憶にない」と言わしめた程のスクールで。
味を占めたわたしたちは「また来年も9月に申し込もう!」とその場で決め、約束どおり今年も竹芝で再会した。
今回の参加者は6名全員が女性。(久)ちゃんと(じゅ)ちゃんは同じ職場のお友達どおしで、ドルフィンスイムには去年6月にも参加していて今回が2回目。葉山でもよく会うリーダー仲間の(ま)さんと(あ)ちゃんは、かなりのベテラン。そして黒一点?のガイドの(せ)と、全部で7名のパーティーに、どんな海が待ち受けているのでしょうか。
本当の?夏休みをサマースクールのお手伝いに使ってしまったわたしにとって、この御蔵島行きはたった2日間だけだけど、100%お楽しみ♪ の、ささやかな夏休み、って感じ。
どうか、今年も運に恵まれますように!
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スノーケリングの練習をしたプールは、羽茂(はもち)という場所にある。
佐渡には歴史を感じさせるような、味のある地名が多い。
宿根木(しゅくねぎ)、新穂(にいぼ)、赤泊(あかどまり)、素浜(そばま)、椿尾(つばきお)、片野尾(かたのお)、静平(しずだいら)、両津湊(りょうつみなと)・・・・サマースクール中に訪れるだけでもざっとこんな感じ。
また、佐渡を初めて訪れたときからずっと、毎年目にする度に「いいなぁ~」と感心するのが瓦屋根。町中であるなしにかかわらず、圧倒的に瓦屋根の建物が多い。家や蔵はもちろんのこと、納屋や海辺の掘っ立て小屋?と思われる建物にまで瓦が乗っているのだ。
それもほとんどすべて能登瓦と呼ばれる黒い瓦なので、重厚な雰囲気というか、とにかく美しい。屋根ひとつとってみても豊かな島であることがうかがわれる。北国の割には雪が少ないのも、瓦屋根が発達した理由のひとつのようだ。
佐渡は金山のおかげで江戸時代は天領であったため、他国よりも人々の暮らしは裕福であったという。天然の良港が多いために北前船の中継地点としても発展し、人や物品が交流し、民謡などの芸能も伝わった。有名な「佐渡おけさ」も九州地方がルーツだ。
それに加えて、さらに昔は都から政治犯的な貴族たちが流された場所でもあるので、雅な文化が伝えられ、能などの伝統芸能が盛んであった。今でも島内各地の神社の境内などに能舞台が30ほど残っている。多いときは300もあったというから、驚きだ。
佐渡在住の篠笛奏者の狩野さんの話によると、そこらで畑仕事をしているフツーのおじいちゃんが、素晴しい舞の名手だったり、笛の奏者だったりするとか。
5年前、行くまではイメージがはっきりしなかった佐渡。行けば行くほど奥深い、魅力的な島です。
本日のおまけ:佐渡はトキが最後までいた場所としても有名。今、保護センターには98羽まで増えたトキがいるという。再びトキが自由に舞う空を目指して、農業に携わる人々が環境を第一に考えた取り組みをしている。農薬の使用を極力避けた田んぼには、タニシやドジョウ、アマガエルが棲み、クモがあちこちに巣を張り・・・・子どもたちの興味はつきない。
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サマースクール東京組、参加者の保護者の方と、今日は都内でお仕事の(せ)に見送ってもらって、先ほど出発いたしました。
今新幹線で一路新潟へ向っています。なんとこの新幹線、maxとき313号は東京→新潟間ノンストップ! びっくり。こんな新幹線もあるんですね~。
5年目を迎える佐渡島海洋自然体験学校、今年は東京からは7人が参加。佐渡で総勢17
人になります。
新潟港からはフェリー「おけさ丸」に乗船。
空は青く、海は穏やかに輝き・・・・期待が大きく膨らむ出航です。
後ろの甲板ベンチに席を定め、2時間20分の航海。原油価格が高騰している昨今、フェリーの航海時間を2時間30分に延ばしてコスト削減(10分 遅くするだけで、なんと数億円!の節約になるらしい)をしているのだが、お盆のこの時季は通常の2時間20分で航行。
2時間弱の新幹線には飽きてしまった小学生も、船の旅は面白いこと、珍しいことがたくさんで、船内を探検したり、カモメにかっぱえびせんをあげたり。
そうこうしているうちに船は佐渡に近づき・・・いよいよ(う)パパや、現地集合のお友達とご対面です。
これからの4日間、今年はどんな海が待っているのでしょうか。
そしてどんなスクールになるのでしょうか。楽しみです♪
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志賀高原に来るとほぼ例外なく泊るのが、石の湯ホテル。
平床バス停で降り、ルピナスやキスゲが咲く中を通るのどかな道を10分く
らい歩いた一番奥にある。
ロッジ風の建物の小さなホテルで、館内には野の花が飾られていたり、木のぬくもりが感じられたり、とても居心地のよい宿。
でもなんといってもこの宿の売りは、おいしい食事♪
前菜、スープから始まるフルコースだが、地元の料理がさりげなくオードブルに取り入れられていたりする。ジャガイモのおなます、おいしかった~♪
全部食べたら「食べ過ぎた~×××」とゼッタイに後悔するとわかっていても、どの一皿もおいしくて、結局今日も完食してしまいました。作り手の顔が見える手料理、残せませんもんね。
(お料理の一例)
写真はお一人様分です。前菜の後にスープ(かぼちゃやポテトのポタージュなど)、お肉料理の後はご飯とおみそ汁をお出しいたします。お食事の後にはデザート(夏季はゼリーやアイスクリームなど)がついています。またカウンターにはコーヒーをご用意してありますので、ご自由にお楽しみください。
・・・なーんてね。あ、ワインはお一人様分ぢゃないですよ。念のため。
さて、夕食の後は大事なミーティングなのだが、その前に腹ごなし&酔い覚ましを兼ねて
ホタル見物へ。
石の湯ホテルの横の坂道(けっこうキツイ!)を下っていくと石の湯ロッジがあり、その先の沢沿いに日本一標高の高い場所に生息するゲンジボタルがいる。どうやら温泉のおかげで 標高のわりに沢の水温が高いのが、ホタルが棲める理由のようだ。
昼間から降ったり止んだりだった雨が夕方から本格的になり、時に激しくなる天気。こんな夜にもホタルは飛ぶのかしらん? と思ったが、同じくらい降っていた昨夜に見物に行った人が「たくさんいた!」と言っていたのを思い出し、出発。
雨降りにホタル見物なんてするのはわたしたちだけかと思いきや、人もたくさん。毎年この時季は志賀中のお客さんが集まるのではないか、と思うくらいの人ごみ。遠くプリンスホテルあたりからも送迎バスでやってくる。それに比べれば、今日はまだ少ないかな。
で、肝心のホタルはというと・・・・いましたいました!
雨で羽が濡れてしまうだろうに、短い命では長雨を待っていられないのだろう。そう思うと、はかない光がより一層せつなく感じられて。
暗闇で隣に人を感じつつ、でもなんとなく1人の世界に浸ってしまう、幻想的な夏の夜でした。
本日のおまけ:翌日の朝食。
夜にあれだけ食べて「ぐるじぃ~、たすけてぇ~」・・・と、起きた姿勢でいるのも辛くてゴロゴロしてたのに、その翌朝にもこんなに山盛りおいしい朝食が出るんです。
もちろん、完食です! 体重計に乗るのがオソロシイ。
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